「ピカピカの一年生」VS「20年生」という現実を直視できてますか?

  • 2022.02.12
  • 2022.02.12

今日時点で現在サラリーマンだけをされている方々と、個別面談する中で、単純に、疑問に思うことがあります。まだ、人生の中で、ただの一度も、まともに「起業」して、「成功」と言える成果を出せていないの状態の方々・・・。

「一体いつから「起業」して成功するつもりですか?」ということです。人生が永遠にあるものなのか?60代、70代、80代・・・何歳になっても、心身の健康を保ち続けられるのか?色々な意味で、順番を理解していない、勘違いしてそうな方々が多いのです。新たに「起業する」ということは、「自営業者」としては「ピカピカの1年生」スタートである現実を本当に理解できているのでしょうか?

ピーナッツな孔明でさえ「20年生」

僕は、メンターであるマスターヒロさんと比べると。まだまだピーナッツな状態です。マスターヒロさんのメンタリングを通して、自分がまだまだであるということを、嫌というほど思い知らされるわけです。それでも、僕の「自営業者」歴は、サラリーマン時代に副業として「起業」したビジネスを20年以上経過しています。この年数のカウントは、単に「起業した・・・」ではなく、いつでもサラリーマンを辞められる「年収」を稼げている状態であり続けている・・・を条件に入れています。

マスターヒロさんと比較すれば、雑魚キャラにしかならないような僕ですが。それでも、年収基準で見ると「就労人口」の0.1%未満の領域には常に入り続けているわけで。そんな僕から見ても、やはり歴が浅かったり、ちゃんとした師匠から学んでなかったりする「自営業者」は、ぶっちゃけ言ってしまうと、欠落しているところだらけの超雑魚キャラにしか見えません。

そんな中で、これから新たに「自営業者」をスタートしたばかりの方々は。本当に、「ピッカピカの一年生」にしか見えないのです。そもそも、言動を見ただけでも、「自営業者」としては明らかにヨチヨチ歩きであることが分かるので。子どもレベルというか、赤ちゃんレベルの状態と言えます。よくぞ、そんなベービーちゃんな状態で、「起業・独立」について、いい加減に考えられるものだな・・・。と、かなり心配になってしまうわけです。

当然この場合、相手から見れば、僕との実力差は全く見えないでしょうが。僕から見ると、明らかすぎる程に分かってしまうわけです。勘違いしてもらいたくないのは、別にこれは「僕が凄い!」と言っているわけではありません。現に、マスターヒロさんから見れば、僕も所詮は、「少年」のような感じなのですから。それでも、サラリーマンと自営業者は明らかに違います。

例えば、スポーツのサッカーや野球に例えると。10数年も、体育会の部活で優勝目指して真剣に取り組んで来られた方が。サッカー歴1年目の方々を見るような感じだと思います。これは本来、「自営業者」の世界だけでなく、学生時代の部活も、習い事や芸術系も全部同じだと思います。歴が浅い人たちや、真剣に勝つこと基準でやって来てないド素人を見れば。その世界の誰が見ても、よちよち歩きの赤ちゃんレベルであることはすぐに分かると思うのです。

「自営業者」の世界も、全く同じですよ!と言っているだけなのです。僕も、まだまだできないことは多いですが。それでも、0.1%未満の領域で生き残り続けて来ているのですから。「ピカピカの一年生」は、誰がどう見ても「ピカピカの一年生」でしか無いのです。

サラリーマンとしての社会人歴

勘違いしている方々の大多数は。サラリーマンとしての社会人歴があれば。「自営業者」としても、そのままできるんじゃないかと思っているところではないでしょうか?サラリーマンの場合。40代であれば、社会人歴は18年以上。50代であれば、社会人歴は28年以上。60代であれば、社会人歴は38年以上。・・・ということになるので。

人によっては、「オレは勤務している会社の中では、部長として部下が何十人もいるんだぜ!」的な雰囲気を醸し出した言動をされるのですが。正直申し上げて、「社会人歴」は長いのかもしれませんし。サラリーマンとしての職位はあるのかもしれませんが。それと、「自営業者」としての力量は、イコールになりません。

  • 会社からお給料をもらってサラリーマンとして働くこと
  • 自分が他人にお給料を払って自営業者として働くこと

・・・これは、種目が全く違うのです。だから、どれだけサラリーマン経験が長くても。「自営業者」としての成功経験がなければ。また、一から取り組みを開始することになるわけです。サッカーで例えると、サッカーのプレイヤーとして、トップレベルで20年続けていたからといって。自分がゼロイチで、サッカー部を新たに立ち上げて、トップレベルを目指せるチームを構築できるのか?・・・と言ったら、全く別のモノが求められることになるのと同じです。

また、多少手を抜いても、お金をもらい続けられるサラリーマンが長い方々と。自分が手を抜いたら、すぐに「ゲームオーバー」につながってしまう「自営業者」とでは。根本的な真剣さが異なる場合も多いです。サラリーマンを長く取り組んで来られた方々は、「自営業者」の世界を、甘くみたり、なめていたりする場合が多く見られます。

「はあ?そんな甘い考えで、独立後の世界で、生き残り続けられるわけないじゃん!」ツッコみたくなってしまうシーンが多々あります。サラリーマン「物販って辛いんですよね?私物販とか向いていないと思うんですけど。辛いことしたくないんです。もっと楽して稼げる方法ありますか?」・・・的なことを、真面目な顔して仰る方も多いのです。

孔明「・・・。」ただでさえ、かなり遅れたスタートなのに。あれをやりたくない、これもやりたくない。。真剣さのかけらもない・・・。これで、「自営業者」として活躍できるのなら、世の中誰も苦労しませんよ!多少サボっていても、お給料をもらい続けられるサラリーマンの世界。。ニワトリに例えると、「ブロイラー」状態になってしまっているのではないでしょうか?

仮にこの状態で、退職金を何千万もらえて、「自営業者」としての活動をスタートできたとしても。あっという間に、ハゲタカやら、ハイエナやらが群がりまくって。「退職金」は、瞬時に強奪されて、無一文になってしまうでしょう。または、適当な根拠で、安易なビジネスや投資案件に手を出して、たちまち「飛んでイスタンブール」です。

甘い気持ちでいたら、何千万位の金など、失うのは一瞬です。何千万、何億あっても、あっという間に、ドン底貧乏になれますよ。だから、サラリーマンとして活動している自分が。いかに守られた安全な世界で、ぬくぬくと生きているのか?この現状を、クリティカルな視点で、理解するところから、スタートすることが求められると思います。

中々、そういう状態になれるサラリーマンは多くありません。なんとなく・・・根拠も無く・・・サラリーマンとして、やれてきたのだから、「自営業者」としても、やっていけるのでは?・・・安易に考えている場合が多いのです。ただでさえ、「ピカピカの一年生」なのに、こんな甘い「考え方」では、一体どうやって、「自営業者」の世界で、生き残り続けることができるのでしょうか?

どれだけ遅れているのか認識できてますか?

「いつかは私も自営業者として・・・」夢見続けているだけのサラリーマンも多いです。「40代〜僕も・・・」「50代〜私も・・・」「60代〜オレも・・・」いつか自分も、「起業」して成功して、「独立」しよう!・・・と夢見ているだけの方々です。残念ながら、これは先延ばしにすればするほど圧倒的に不利になります。どれだけサラリーマンとしての社会人経験が長かろうとも。所詮は、「起業・独立」後の「自営業者」の世界では、「ピッカピカの一年生」です。

体育会の一年生よろしく、まずは真剣に走り込み的に、脳に汗をかき続けることが求められるわけです。それが、40代よりも50代、50代よりも60代、60代より・・・。と、後回しにすればするほど、単純に心身の健康状態は衰えてしまうわけなので。どこから考えても、圧倒的に不利な状態から、「ピカピカの一年生」をスタートしなくてはならない。

後回しにすればするほど、バイタリティや、モチベーションも薄れてきて。その状態から果たして、「自営業者」という新しいステージの「一年生」として、真剣に取り組みを開始できるのでしょうか?とうの昔に、「自営業者」としての「必要なパーツ」はクリアできていて。本質的な意味での「不労所得」のステージに挑戦しようとしている人たちもいる。

彼らと比べて自分が、どれだけ遅れを取っているのか?全く分かっていないのでは?・・・と思う言動をされているサラリーマンの方々も多いです。これは、「酷いことを言うな!」と僕に文句を言っても意味もないことです。事実を言語化しているだけです。

「マラソン大会」に例えれば分かると思います。かたや42.19kmのゴール地点に、走っている方々がいる中。自分は同年代でも、スタートすらできていない状態なのですから。「人生が1,000年」とか、沢山あるのならば。どうせ人生長いのだから、最初の100年は、ゆっくり・・・という発想もあるのかもしれませんが。実際は、僕たちが22歳を迎えて社会に出た後。60歳までに、たったの38年間しかないのです。

それまでに、「不労所得」から逆算して、どれだけ早期に取り組みを開始して、実際に「成功」という状態を構築できるのか?「不労所得」という一つのゴールに到達できるのか?そういう「競争ゲーム」でもあるのです。だから、過去を振り返って、「もっと早くやっておけばヨカッタ・・・」と後悔しても、まったく意味のないことではありますが。せめて、これから訪れるミライに対しては。もう、二度と同じ後悔をしないように、できる限り早いタイミングで、「ピカピカの一年生」状態を経て、真剣に取り組むことが求められるのではないでしょうか?

「不労所得」から完全に逆算された、「起業・独立」の方法とは?本質的な意味での「不労所得」の状態を構築ための具体的な方法を、説明会を兼ねたセミナーで公開します。次回は、2月13日(日)午前9時(朝です!)〜ZOOMにてLIVEセミナー「不労所得の教科書」開催参加申請フォーム→ https://kitasociety.com/furou-syotoku/