「成功=シアワセ」になれない「最低ライン」をどこで引きますか?

  • 2021.11.24
  • 2021.11.24

「子どもの教育」における「最悪のケース」とはどのようなことなのか?考えてみました。両親としては、子どもたちのミライに対して、「最高の状態」を思い描きがちですが。自分たちでさえ成し遂げたこともない、夢や希望レベルのことを。子どもたちに一方的に課してしまうのはどうなのか?

それよりも、子どもたちが絶対にこういう状態に陥って欲しくない。。子どもたちが、どういう状態になってしまうと「成功=シアワセ」と言えなくなるのか?という、「最悪のケース」を回避するための線引をするほうが先決であると考えています。「成功=シアワセ」の基準、価値観というものは、家庭によっても違いますので。あくまもで、僕たち夫婦で決めた基準ということになりますが公開させて頂きます。

我が家の「最低ライン」

僕たちが両親として、子どもたちが大人になったとしても、ある程度の金銭的なサポートがしてあげられる状態ではあります。「贅沢」を選択肢に入れずに、「人間として生きられる・・・」という基準であれば。僕たちが生きている内は生活に困ることは無いかもしれません。

けれども、果たしてそれで本当に、子どもたちが、「成功=シアワセ」な人生を送ってくれていると言えるのでしょうか?何年も、何十年も、両親が与えた家に住み。食べれるものを食べ、着られる服を着て、公共交通機関で移動をして、ただただ、年齢を重ねるのを待つだけの人生。

世の中では、こういう日常を「安定」として。「シアワセ」だと思う人達もいるかもしれませんが。我が家の基準では、これは「成功=シアワセ」になれない「最悪の人生」であると定めました。

最も大きな問題は、両親である僕たちが子どもたちよりも年上なので。そのまま順当に行けば、僕たちの方が先にこの世からサヨナラを告げます。日本の現代社会では、老後の「老人ホーム問題」もあり。平均的な「老人ホーム」ではたったの10年で3,000万以上もかかってしまいます。

墓場に入る瞬間まで、お金がかかり続ける社会構造になっている中。仮に子どもたちに金銭的なものを与え続けられる僕たち夫婦が老化によって稼げなくなったり、他界した後の世界で。子どもたちが、十分なお金を自力で稼げない状態になってしまったとしたら・・・。

やはり、両親としては「最悪のケース」と言えます。まずは、子どもたちが選択する職業・職種などは問いませんが。最低限、自分たちがあの世に召されるまでの、必要資金は、100%自力で稼げるようになってもらいたい。

僕たちが子どもたちに、お金や資産を残せるかもしれませんが。自分たちの人生は自分たちだけで賄えられるようになった状態で。残したものを活用してもらいたい。「最低ライン」の基準を設定をしたのです。

上場企業のサラリーマンも選択できる状態

子どもたちに、どんな職業や職種のお仕事に就いてもらいたいのか?これに関しては、両親として強制的に設定したものはありませんが。仮に子どもたちがサラリーマンとして企業に就職したい場合。アルバイトよりも、パートタイムよりも、正社員として就職した方が、お給料という面も、お給料以外のサポート面も、有利になるわけです。

当然、いつ潰れるかも分からない中小企業にしか就職できない状態よりも。東証一部上場企業に就職できた方が圧倒的に有利。例えば僕も、東証一部上場企業に就職できたお陰で。入社2年目にも関わらず、大した審査もなしに、イキナリ「35年住宅ローン」で、東京の駅近新築マンションを購入できてしまいました。

また、入社時点では、何か手に職的なものがあったわけではありませんが。会社の経費で入社後の新人教育もかなり手厚く行ってくれたので。お仕事のイロハも身につけることができました。もっと言えば、お仕事を考える規模が、日本全体、世界全体的な視点のお話が多いので。地元密着型の中小企業に比べると、ワールドワイドな広い視点を持つことができます。

今僕がこうして、世界各国を旅しながら生きられるのも。その基礎は全て、サラリーマンとして働いている中で身につけたものです。子どもたちが、正社員のサラリーマンとして働くのか?起業・独立して自営業者になるのか?戦士を見つけて結婚して、専業主婦になるのか?

それは、子どもたちの選択の自由なので、両親である僕たちからの強制はありませんが。必要最低限のパーツとしては、子どもたちが上場企業に就職したい!と考えた場合に。就職でき得るパーツ。これは、僕たちが子どもたちの両親として立ち振る舞える内に。揃えておいてあげたいと考えているわけです。

すると、最低限上場企業に正社員採用で就職しようとしたら、内定を取れるだけの「必要パーツ」として、「高学歴」というものが出てきます。「一流」と呼ばれる大学には進学して、卒業してもらいたい。実際両親としては、大学は「東証一部上場企業」の正社員内定を勝ち取れるものであれば、どこでも構いません。

ただし、どこの大学がどういう業界に有利というものはありますので。その情報開示は行う必要があります。その上で大学の選択は、子どもたちの自由ということになるわけです。

「勉強だけ」全ブリではパーツが揃わない

もしも「大学受験合格だけ」がゴールであれば。一番簡単なのは、一般受験で合格を勝ち取ることです。私立大学に通学させるだけの経済的な余裕はありますので。私立=3教科に絞った「勉強だけ」の必要パーツを揃えてもらうのが、一番簡単でしょう。

極論言ってしまえば、学校の勉強は落第しないようだけ気をつけて。受験教科の勉強だけに全力で振ってしまっても良いのかもしれません。けれども、「東証一部上場内定」を考えた場合。仮に、「勉強だけ」で、大学合格を勝ち取れたとしても、パーツが全然揃いません。

今の時代、一流大学であれば、誰しもが東証一部上場企業の内定を勝ち取れるわけではありません。企業側も、「学歴は最低条件」として必ず見てきますが。それが「当たり前」にある状態で、それ以外の部分を真剣に見てきます。すると、「3教科の勉強だけ」という設計図ではダメなことになります。

勉強部分の「必要パーツ」は子どもたちに揃えてもらうことになりますが。予め高校生の内から勉強以外の「必要パーツ」も併せて揃えてもらうことになります。今の時代、「インターン制度」のせいで就職活動がドンドン早期化していますので。受験勉強に全ブリして、大学合格してから就職活動の準備・・・では間に合いません。

すると、「勉強だけ」にならないように。でも企業側から見て「採用対象」と言える最低限の大学はどこなのか?我が家の場合は、本格的に取り組みを開始したのは、長女高1〜次女中3〜と言った感じなので、時間が足りません。

この条件下にて、メリット、デメリット総合的に考えて、最良の選択はどこなのか?難易度設定をしてもらうわけなのです。この前提条件がある上で、

  • 勉強面ではどの水準まで成長して高めるのか?
  • 勉強以外の面ではどの水準まで成長して高めるのか?

具体的な「設計図」と、それに基づく行動計画のお話まで入っていくのですが。この部分は、今日時点ではまだ途中経過なので、対外的に申し上げることができない状態です。全てに関して到底、書ききれていませんが。子どもたちの教育に関する、我が家で設定した「最低ライン」と、そのための根拠の一部を公開させて頂きました。

まずは「最低ライン」固めから

実は、我が家の場合、最初から、このような形で、「子どもの教育」に目的や基準があったわけではありません。こういう基準で考えたり話し合いができるようになれたりできるようになれたのも。メンターであるマスターヒロさんの訓えのたわものです。

子どもたちが、何の目標を抱くこともなく学校から帰って寝っ転がっている状態から、どうやって脱却すればよいのか?というゼロイチの段階含めて。考えていく中で、取り組んで行く中で、自分たちでは全く分からない部分が沢山ありましたが。

「子どもの教育」に必要なパーツは何なのか?マスターヒロさんからひとつひとつ訓えてもらいながら取り組んでいった中で。我が家として描く「成功=シアワセ」の輪郭が明確になって来た経緯があります。「成功=シアワセ」の基準は人それぞれであります。住んでいる場所も、両親の年齢も、子どもたちの年齢も、生々しい話では経済状態も、家庭によって様々なので、全員が同じようにはなりません。

人生の中で、どうなってほしいのか?どうなりたいのか?子どもたちがどんな状態に陥ってしまったら「最悪のケース」と言えるのか?言い換えれば、「成功=シアワセ」になれない人生を送ることになってしまうのか?それぞれの家庭の価値観に基づく「最低ライン」があると思います。

そんな中で、あなたの家族ではどのような「最低ライン」を設定するのか?家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?「子どもの教育」は、学校や塾や習い事が解決してはくれません。子どもたちを塾や習い事に預けたとしても。両親以外の第三者が勝手に子どもたちを変えてくれることはありません。結果、子どもたちの人生は何も変わりません。

もっともっと本質的な「考え方」の部分を僕たち両親が変えなければ子どもたちは、どこまでも下に行ってしまいます。そんな中で、まずは最高値に夢や希望を抱き続けるのではなく。クリティカルに見た、「最悪のケース」の「最低ライン」をどこに引くか?まずはここから、夫婦で考えて見てはいかがでしょうか?

その中で、もしも分からないことが出てきてしまったり。壁にぶつかってしまったりした場合。0歳〜18歳の英才教育コミュニティ『ワンチーム』のコミュニティを通して、相談してみてくださいね。

追伸・・・
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