あなたのその「学習塾任せ」の教育で大丈夫ですか?

  • 2021.12.22
  • 2021.12.22

子どもたちの教育において、「学習塾」任せは危険です。「学習塾任せ」の状態で、目標の学校の受験に、合格できなかったとすればそれも当たり前ですが。もっとヤバいのは、仮にその状態で目標の学校に合格できてしまった場合です。

なぜなら、「学習塾任せ」での成功体験を積んでしまうと。それから先の人生、例えば社会に出た後も任せられる学習塾がなくなれば、何もできなくなる・・・。よくある、一流大学卒の高学歴なのに社会では使えない大人へと成長してしまうからです。

「学習塾任せ」で上手く行かないのは必然

「学習塾任せ」にしてるのに、中々子どもの成績が上がらない・・・。よくあるお話です。しかしこれはある意味当然のことです。「学習塾」は、勉強は教えてくれるかもしれませんが。やる気の無い子を、やる気に満ちた状態にさせる方法を教えてくれる施設では無いのです。

もしも「学習塾」の講師陣がYouTube視ながら寝転んでいる子たちを、目標に向かって真剣に勉強に取り組んでくれるように激変させる方法を知っていたら。その講師陣は、学習塾で雇われの身で安月給をもらいながら働き続ける・・・なんてことをしないで。ビジネスで大成功できて「修羅」になれてしまっているとも言えます。

だから、そもそも「やる気」が無い子たちが、いくら「学習塾」に通っても、講師陣は子どもたちに「やる気」を植え付けてくれません。成績が上がっていくどころか、受験の期日が近づけば近づくほど、周りのやる気のあるライバル同級生たちに置きざりにされて、順位はどんどん下がります。これはある意味、最初から分かりきったことなのです。

だから、「やる気」が無い子どもたちを、「やる気を持ってもらいたいから・・・」という願いを込めて、「学習塾任せ」に預けるとしたら。その願い事は残念ながら、100%叶いません。両親にとってのお金のムダ。子どもたちにとっての時間と労力のムダです。

また、「子どもたちに既にやる気があるのなら、学習塾に預ければ大丈夫だろう・・・」という考え方も出てくるかもしれませんが。ここにも大きな落とし穴があります。それは、学習塾は、誰か一人の状態に合わせて授業を進めているわけではないことです。

教科によっては、既に分かっていることを授業として進めるかもしれませんし。教科によっては、まだそのレベルに達してないことを授業として進めるかもしれません。本来、目標の学校に合格するために、どの教科の勉強を、どれだけ行えば良いのか?なんてことは、生徒が100人いたら100人とも全然違うのです。

読み書きの速さや記憶力なども子どもたちによって全員違うのですから。英語、国語、算数、理科、社会・・・どの教科においても、ただ「学習塾任せ」にしているだけだと。99%近くは、目標達成に全く関係の無い、ムダな時間と労力を浪費し続けていることになります。こんなことに、両親がお金を費やすなど、それこそムダです。

その時間があったら、本来子どもたちそれぞれがやるべきことを、自宅や図書館などでやっていた方が、100倍以上効率が良いです。

「学習塾」任せの成功体験が危険な理由

しかし、中には最初から「やる気」もあって、学習塾の内容的に、ドンピシャにハマった・・・という形で、成績をグングン上げて、志望校の合格を勝ち取れる方々も、塾の中に数名はいることでしょう。トップクラスの上位陣ですね。

どちらかと言うとほとんどの学習塾は。毎年2、3人は出現する、彼らトップクラスのエースのために環境を整えている部分もありますので。それ以外の生徒さんたちは、前年度の合格実績に引き寄せられて集まってくる、単なる「お客さま」としか認識されていないわけです。だから、トップオブトップまで来れると。もしかしたら、塾の環境はかなり活用できるものになるのかもしれませんね。

塾側も合格実績を出したいので、こういうトップオブトップの子どもたちには。東京・大阪の旅費交通費や受験費用まで全部出してあげて。沢山の学校の合格実績を創りまくるようなことも特別待遇でコッソリしているようです。実際に大学受験の時に、旅費交通費・受験費用・お小遣いで無理やり10高以上を受けさせられて、全部合格をした・・・生徒側で体験をされた方とも直接お話をお伺いしましたが。やはりこれは、本当なようですね。

でも、学校の受験を通して、そういう体験をしたからと言って、社会で活躍・・・年収基準で修羅になれるかというと全く別物のお話になります。「学習塾任せ」でいたれりつくせり。。。そんな環境は通常、就職活動の時にも全く無いですし。サラリーマンの出世・昇進の世界にも全く無いですし。起業・独立・経営・投資の世界にも一ミリ足りとも存在しません。

つまり、仮に「学習塾任せ」で成績が高まり目標学校の受験に合格をした・・・ということが「成功体験」として染み付いてしまうと。明確に書籍化できるような答えの乏しい会社の就職活動から先の「社会」では、全く活躍できない大人に成長してしまう可能性が高まってしまうのです。

「学習塾任せ」作戦の場合、塾代は通常の月謝に加えて、季節講習費(夏期講習や冬期講習)志望校別の特別指導講座などを合計すると。地域差もあると思いますが、年間150万以上は軽くかかってしまいます。子どもたちが将来社会で活躍することから逆算した場合。これだけ高い金額を支払って。子どもたちが、「学習塾作戦」が上手く行っても行かなくとも、全部ムダになってしまう・・・ということは。本来、「子どもの教育」の目的基準からすると、かなり目的に半目を打った選択肢になってしまうこと。子どもを持つ全ての両親は、知らなければなりませんね。

もしも「学習塾任せ」で子どもたちが成長できるなら。「課金」という意味で、圧倒的に有利な。お金持ちの家に生まれた子どもたちが、みんな素晴らしい状態になっているはずですが。大多数のお金持ちの2代目、3代目がヤバヤバな現状であることを見ると。「そうではない」ことが分かると思います。「お金」によって選択肢は増えますが。「お金」だけでは、「子どもの教育」は成功しないのです。

合格の勝ち取り方が大事

勘違いしてはならないことは「受験勉強」がダメだと言っているわけではありません。むしろ逆で、「考え方」を変えると、子どもたちにとっても、両親にとっても、小学受験、中学受験、高校受験、大学受験というのは。その年令にあった「成功体験」を積む上で、絶好の機会でもあります。この際、早期スタートの方が、沢山の「成功体験」を積むことができる機会が増えます。

正しい方法で「成功体験」を早期の内から積むことができると。それだけ、他の同級生のライバルたちと比べて圧倒的に有利にもなりますし。22歳を迎えて社会に出てすぐに、適当に生きてきた20代、30代、40代、50代・・・の大人たちを、一瞬にしてごぼう抜き。30代を迎えて本格的に給料に差が出る頃には、狙って年収基準で「修羅」の領域に到達することも可能になります。

両親は社会で高い年収を取れる「修羅」なのに、子どもたちはメチャクチャ・・・というのとは真逆で、両親よりも早い年齢で両親を超えることも、夢や希望ではなく達成できる目標になります。これぞ本当の意味での「子孫繁栄」ですね。本来、子どもを持つ全ての両親が望む「教育の姿」ではないでしょうか?

この理想を叶えてくれるのは、「学習塾」ではありません。100%「両親の考え方」です。「子どもの教育」を成功させるためには、「両親の考え方」そのものを正しい形に変える必要があります。正しい「考え方」とは?ここに、僕たちのメンターであられる、マスターヒロさんが完全体系化させた「0歳〜18歳の英才教育論」の「要」が存在します。

この「要」を押さえた上で、「両親の考え方」を変えられると、たったのそれだけで、子どもたちは、本来願う姿に激変を遂げてくれます。子どもは本来、みんな真っ白な画用紙のように素直なので。それを汚して、邪魔をしているのは、100%両親なのですね。この事実にも向き合う必要があります。

「学習塾任せ」は、両親として楽だし、子どものためにしてあげてる感が持てるという「メリット」はあるかもしれませんが。その「メリット」は、実は「メリット」ではなく。子どもたちに、間違った「考え方」を植え付けてしまうという、果てしなく大きな「デメリット」が潜んでいます。

「考え方」は各々に「習慣」として染み付いてしまうので。子どもたちが大きくなればなるほど、軌道修正が大変になります。なるべく早期の段階で、

「両親の考え方が変わる」

「子どもたちの考え方が変わる」

「子どもたちの行動が変わる」

正しい方向性に軌道修正をした上で、「親子ワンチーム」で活動した方が良いわけです。子どもたちのミライを真剣に願うのであれば。一刻も早く、行動に移しかありませんね・・・。