まずは、最低限の、安心、お守り代わりの「不労所得」の構築

  • 2022.01.09
  • 2022.01.09

「老衰や病気で、 働けなくなったらどうしよう・・・」45オーバーの僕たちとしては、一番のリスクが”自分自身”になって来てしまいました。27歳で真田孔明としての活動を開始した僕も、年を重ねていき。いつの間にかフト気づけばこの年齢に・・・。

後、たったの14年ほどで、60の還暦を迎える中。真剣に危機感を覚えるわけです。自分が働かないと収入が止まる状態で労働をし続けること。自分が働かなくとも「不労所得」が入り続ける状態で、自分が働けなるギリギリまで労働をし続けること。似て非なるもの。天と地ほどの差があることですからね。

60オーバーで働ける可能性は極めて低い

日本は、60オーバーの方々の現役就労数が世界「第二位」とのことです。この数字だけ見ると、日本では60オーバーになっても、みんな働けるのだと、思ってしまいますが。実際に数値化してみると・・・

60歳以上・老後の就労状況(未就労)

  • 60代前半:35.8%(64.2%)
  • 60代後半:16.5%(83.5%)
  • 70代前半:9.5%(90.5%)
  • 70代後半:4.7%(95.3%)
  • 80代前半:1.6%(98.4%)
  • 80代後半:0%(100%)
  • 90歳以上:0%(100%)

実は大多数の60オーバーの方々は、働く必要が無いのか?働けないのか?分かりませんが、事実として働いていないことが分かります。これは、誰しもに言えることですが、60オーバーでも働き続けられる可能性は「極めて低い」わけです。

僕自身が、60オーバーになった後、働ける方、働けない方、どちらの方になれるのか?正直今の僕には分かりません。なぜなら、僕の父も。60歳を過ぎた時には、「オレは70歳まで働くぞ!」・・・と言っていたにも関わらず。63歳頃に、心臓付近の大動脈破裂で緊急入院。そこから、成功率10%と呼ばれた大手術を経て生き残ってくれましたが。その後、立て続けに癌が発症。以降、全く働けない状態になって70を迎え今に至ります。

そういうのを、間近で目の当たりにした僕。正直、今時点の僕の心境としては、当然ながら「生涯現役!」を高らかに掲げたいのですが。老衰・病気による、ドロップアウトの可能性が、つきまとい続けるわけです。そう考えると、今僕が働ける内に、頭と身体がまだまだ動く内に取り組むべきことは。自分が船長として営むビジネスに躍起になることではなく。本質的な意味での、「不労所得」部分の割合を、どれだけ増やせるか?そのために、

  • 経営者になる:第三者に任せられるビジネスをいくつ立ち上げられるか?
  • 投資家になる:複数の会社法人+銀行融資などで積み上げた資金を増やすため負けない投資の仕組みをいくつ持てるか?

ここの優先度が高いことが分かるわけです。僕が取り組んでいる、マスターヒロさん直伝の「0歳〜18歳の英才教育論」に基づく娘たちの教育も、後継者育成の一環であるわけです。藁にもすがる思い・・・可能性はとことん掴み続けないとなりませんので、穴が無いようにしたいわけです。

本質的な意味での「不労所得」が入り続ける状態で、自分が「労働経営者」として、働けるギリギリまで働く。。。そのために、盤石な体制を構築したいわけです。その際・・・早期に逆算して準備を整えたことで、若干36歳の時に、「労働経営者」から卒業されて、本質的な意味での「不労所得」を取り続けられる状態を、構築することに成功された御方。

無敗の経営者、無敗の投資家、マスターヒロさん直伝の叡智を学びながら、一つ一つ丁寧にパーツを集めているわけなのです。お陰様で最近では、これまで数年かけて取り組んできたものが、確かな実績と共にようやく形になって来ました。これは完全に、メンターであるマスターヒロさんのお陰なので、感謝してもしきれません。しかし、マスターヒロさんが36歳で到達した水準の、足元にも及ばないピーナッツ状態に過ぎないので、まだまだこれからが本番です。正直、課題も山積み状態です。

現実を知らされる日の到来が「早期化」

某サラリーマン「ミライから逆算して現実をクリティカルに直視したら、サラリーマンなんてやっていけませんよ!」と、ある種の「名言?」を残した方がいます。これには僕も、「なるほど・・・」ある意味納得してしまいました。

サラリーマンの場合、自分が時間と労力を費やさないと収入が入ってこない系の「究極版」なので。本来は、かなり真剣に、ミライから逆算して、想定と準備を整えて。目的地に、いつまでに、どうやって到達するか?具体的な目標に落とし込める位の勢いで、老後のための「不労所得計画」に真剣に取り組まないとならない状況なはずなのですが。確かに、大多数のサラリーマンは、ミライの自分の姿を、完全に見て見ぬ振り。

見なかったことにしながら、下だけを向いて黙々と、今日の足元にあるお仕事に毎日10時間以上の時間と、労力を費やし続けているのです。その位徹底的に、ミライ放棄しないと、サラリーマンの置かれる過酷な環境下で、生き残り続けることはできないのかもしれませんね。。僕も過去に、約12年間も、正社員のサラリーマン、企業戦士として闘い続けた経験がありますので。その気持ちは、良く分かります。

しかし、45オーバーにもなると、サラリーマンとしての勝敗も決定付けられますし。中々、身体が言うことを効かなくなって来る。リストラされて散りゆく先輩、同僚、後輩たち・・・。その後姿を何度も繰り返し見ている内に。見ないふりをしていた自分のミライが、チラっ、チラッと、横目&薄目で、ちょい見してしまうこともでてきてしまったのではないでしょうか?

さらに、時代が昭和から平成へ、そして令和に変わり。昭和の常識的なもの、平成の常識的なもの、これらは過去のものになってきました。最近の傾向では、60オーバーでも働ける・・・という流れと逆行する形で。「役職定年」は、55歳から・・・が大企業では常識になりました。

※55歳の役職定年

  • 部長級→一般:約40%
  • 課長級→一般:約45%

以降はたとえ、部長だった方でも、突然一般職的な扱いになり。就労負担はそれほど変わらないのに。年収は役職定年前を100とした場合、約50%未満になった。。という方々が統計上は圧倒的に多いようです。今の時代では、「60オーバーでも働くぞ!」どころか。その5年も前程から、会社の中では「老後」扱いされてしまう時代になっているのです。

・・・ということは、いくら「オレは今だけを見てサラリーマンにまっとうするぞ!」と強い意志で絶対にミライを見ないようにしたところで。意外と早く、外的要因によって、現実を見せられてしまう日が、到来してしまうわけなのです。

だから、やはりサラリーマンであっても、なるべく早いタイミングで、「不労所得計画」を導入した方が、良いのでは無いでしょうか?自分が働けなくなったら、窮地に陥る状態で、下を向いて黙々と労働をしているのと。「不労所得」がある状態で、懸命にサラリーマンとしてのに労働に励めるのとでは。天と地ほどの差がありますよね。

100%以上自己責任の「自営業者」

既にサラリーマンから独立をして、自営業者として活動している。だからといって、その活動の仕方次第では、置かれている現状はサラリーマンとあまり変わりません。むしろ、サラリーマンであれば。一つの会社に勤め上げれば。「退職金」などが期待できるかもしれませんし。就労期間中の、病気や怪我などには、手厚い支援を受けられる場合が多いです。

一方で、自営業者であれば、毎月のお給料も、ボーナスも、退職金も。すべて自分の力で稼いで、残して、取らなくてはならなくなるわけです。「お給料が少ない・・・」「ボーナスが無い・・・」「退職金が無い・・・」すべて、100%自分のせいですし。老衰や、ある日突然の病気や怪我などによって、一瞬にして詰んでしまう危険性もあるわけです。これによって、窮地に陥ったとしても、自分以外の誰のせいにもできません。

100%事前の準備をしていなかった自分だけのせいになります。だから、自営業者だとしても。その収入の中身が、自分が「労働経営者」として時間と労力を費やさないと入ってこないものだとしたら。できる限り早期のタイミングで、自分が労働をしなくても、「不労所得」が入り続ける仕組みが構築されていないと。一瞬にして、地に落ちれるわけです。

「労働経営者」の場合も、自分が働かないと収入が止まる状態で労働経営者としての活動を続けること。自分が働かなくとも「不労所得」が入り続ける状態で、自分が働けなるギリギリまで労働経営者としての活動を続けること。似て非なるもの。天と地ほどの差があることです。

特に、僕たち「45オーバー組」にとっては、実は、サラリーマンの場合も、労働経営者の場合も、どちらにしても、「不労所得計画」の遂行はかなり優先度の高いミッションであることが分かります。老衰や病気で働けなくなるまで、懸命に労働に励み続ける人生を送ることは、決して悪いことではないし、ご本人の自由でありますが。まずは、最低限の、安心、お守り代わりの、「不労所得」が取れる状態の構築。今年から新たに真剣に取り組む事項の一つに入れておくことが重要であると思うのです。