『楽園(パラダイス)』へようこそ!優しく易しい世界

  • 2022.06.08
  • 2022.06.08

サラリーマンとして生き残り続けること。年収を高め続ことは難しい。ただ漠然と生き残り続けたいと思っているだけでもダメ。淀みや海練が発生し続ける人間関係の中で。自分のポジションとも言える存在・使命・役割を長期間に渡り確保し続けなければならない。そのためには、往々にして、自分のポジションを脅かすような、上司、先輩、同僚、部下、後輩を排除しなければならないこともある。しかし、直接攻撃をして強制排除しようとしたら、失敗した場合、逆に排除されてしまう恐れがあるし。成功しても、一生恨まれることになる。

また、今日「あいつを排除したい!」と思い立ったとしても、明日すぐに排除できるわけでもなく。自分以外の第三者を盾にして、じっくりと長い年月をかけて、追い出すための策を、計画的に練った後に、水面下でじっくりと遂行しなければならない。どちらが先に音を上げてしまうのか?過酷我慢比べが求められてしまうこともある。近年では、年功序列というわけにはいかないし。自分よりも、年齢も社歴も若いルーキーが、自分を追い越し昇った場合。

自分は年下の上司にとっては生物的に目障りな、年上の部下・・・ということにもなる。この場合、生存難易度は一気に上昇してしまう。全ては、生き残り続けること基準一択に、必要以上に、深く頭を垂れて、道化を演じたり、空気に溶け込んだり、従属を誓う振る舞いを怠ること無く。なおかつ、年下の上司のお役に立ち続けなければならなくなる。これができない場合、自分が真っ先に排除の対象になってしまう。「本当の自分」なんてどうでも良くなる。プライド、人としての尊厳、そんなものはとうの昔に丸めてゴミ箱に捨ててしまった。家族のために、生き残り続けるためには、なりふりかまっている暇など無いのである。

「職位」を高めた背後に沢山の屍が横たわる

サラリーマンとして年収を高める手段は、出世昇進によって、「職位」を高めること。世界展開をしている大企業であれば、かつての僕のように、「海外駐在員になって、年収を高める・・・」という手段もあるのかもしれないが。海外支社など無いという場合、年収を高められる主な手段は、出世・昇進によって、職位が上がること一択となる。しかし問題は、職位が上がる程に、自分が鎮座可能な席の数がドンドンと少なくなってしまうこと。平社員なら沢山ある席も。主任、係長・・・と職位を上げていく毎に、途端に席の数が激減。

課長も一つの部の中に、3、4席しか無いし。部長ともなれば、50人〜100人の社員の中で、たったの1席分しか存在しない。上場企業などの大企業に入社すること自体、凄まじいまでの高学歴同士のガチンコ椅子取りゲームに勝ち上がり、ようやく社員になれたのに。こうして選びぬかれた精鋭同士の中での、過酷な出世競争。僅かな数の席を大人たちが真剣に奪い合う。社内で盟友を見つけて共に昇る者もいる。学閥のつながりを武器にレールの上を歩く者もいる。

力のある上司を見極め軍門に下り、確かな後ろ盾を武器に、着実に歩みを進める者もいる。沢山の後輩・部下の人心掌握して、フォローワーシップを武器にする者もいる。考えられる全てを総動員して、覇者のように駆け上がる者もいる。それぞれが、内に秘めた設計図を武器に、僅かな数しか存在しない、上級職位の席の獲得を、目指していく。そして、自分が一つ職位を上げた背後には、出世競争に破れた多くの屍が転がることになることだけは確か。しかし、明日は我が身。いつ自分が、無造作に横たわる側になるのか?気が抜ける日はただの一日も無い。

そうした熾烈なゼロサムゲームを経て、ようやくサミット近くに到達できたとしても。その時には、20年、30年は過ぎてしまった後。すぐ目の前にあるのは、役職定年、定年退職・・・サラリーマンとしての終焉の日が間近になる。そうしてサラリーマンを引退した後、果たして自分の手元には何が残っているのだろうか?自分が歩み続けた苦悩の年月と比べれば割りに合わないほど僅かな退職金と。過去の英雄譚、想い出だけとなる。自分のいなくなった会社は今日も何事もなかったかのように、営み続けている。

インターネットビジネス界の『楽園』

本来、サラリーマンとして、生き残り続けたり、出世競争に勝ち続けたり。過酷な生存競争を思えば、これほど難易度の低い競争はない。時間や場所に囚われることもなく、自分のペースで、じっくりと取り組めて。なおかつ、正しく解釈した上で、積み上げができるのなら。そう容易に崩れることも無い。確かに、メーカーや卸売問屋と交渉したりなどの、手間暇はかかる。販売する商品の在庫を持ち続けることになる。

はじめの内は、既存の小売店の販売シェアを分けてもらう必要がある。けれども、「大人の談合ゲーム」として、争わずに、共存することが賢明だと、誰しもが言わずもがな解釈してくださる。こんなに優しい世界が、他にあるのだろうか?それが、「ロイ式」の世界。サラリーマンとして生存し続けるよりも易しく生き残り続けられる。サラリーマンとして出世昇進によって職位を高めるよりも易しく年収を高めることができる。世知辛い、会社の中で疲れた心を、優しく癒やしてくれる自分だけの箱庭。会社法人を活用して、銀行融資で資金が作れれば。さらに、保有している在庫そのものが自分を守る城壁となり得る。

そこに収入が発生し続ける限り、生存競争は発生しているものの。極めて緩やかであり、急速な高まりも難しいが、逆に急落もしない。じっくりと年月をかけて取り組むには、適した優しい闘い方である。お陰様で、3年前から取組を開始した、重度のリウマチを患った専業主夫の孔明弟でも、安心・安定の売上・利益を長期間に渡り獲得続けられる。講師のミスタロイに至っては、10年継続しても、様子は変わらず。子どもの敎育活動にタップリと時間と労力を費やし続ける余裕もある。

そんな優しく易しいビジネスモデル「ロイ式」第四期生向けの第二回目講義が、東京某所の会議室が約9時間かけて行われた。プロバイヤーとしての活動どころか、EC物販ビジネス自体はじめての方も多く。現役サラリーマンの参加も多かった。パソコン画面に向かってはじめてのEC店舗立ち上げ。「はじめまして!」実際の商談を想定したシミュレーション。皆さん共通して社会人経験はあるものの。何もかもが初体験でありリアルタイムで行われるOJT形式の講義に戸惑いを見せていた。

けれども、彼らは共通して知ることになるであろう。この一見すると面倒くさそうな、実務部分が。自分を外敵から守り、生存させ続け、収入を高め続けるための強力な城壁となることを。簡単に積み上げられるものは、第三者からの侵攻によって、簡単に崩れやすい。簡単に入りづらいからこそ積み上げたものが崩れづらいということを。大変な面があるとは言え、所詮はたったの数回のOJTで習得出来る類の難度。

サラリーマンとして、生き残り続けたり、年収を高めたりすることと比べてしまえば。全てが優しく、易しい。ちなみに、インターネットビジネス約20年歴の僕からすれば。これほどまでに、外敵から守られた、優しく、易しいビジネスを他にただの一つも知らない。他はどれも、サラリーマンに勝るとも劣らない。熾烈な生存競争に勝ち残り続けることが宿命的に求められる、安らかな休息の許されない。熾烈な戦争ゲームばかりである。そこで僕は「ロイ式」をこう名付けることにした。インターネットビジネス界における『オアシス』と。「第四期生の皆さん ようこそ『楽園(パラダイス)』へ!」