「海外留学」を検討される家族が必ず抑えておくべき大切なこと

  • 2022.08.15
  • 2022.08.15

子どもの「海外留学」を検討されてますか?

子どもの育児・教育に取り組む計画の中で、「海外留学」を検討されてますでしょうか?大富豪一族マスターヒロさん直伝の「子どもの育児・教育方法」の中で、「選択肢」の一つとして、「海外留学」の計画を立てて、遂行することも可能です。必ず「海外留学」をしなければならない・・・というわけではありませんが。子どもたちに「武器」を身に着けてもらうための取り組みを、「海外留学」先で行うと言ったものです。

巷で流行っている「海外留学」の大多数は、「単に日本の教育からの逃避」になっている場合が多く。この場合は、「海外留学」の持つ、本当の力を引き出すことはできませんが。「海外留学」中に、具体的にどんな活動を親子で取り組むのか?「根拠」のある「海外留学」は、お金と時間と労力を費やす意味と価値があります。

僕自身も「海外留学」という意識があったわけではありませんが。結果として、海外のアメリカンスクールに通学していたことになりますので。「海外留学組」ということになっていたわけですが。今「子どもの育児・教育方法」を理解した上で、「海外留学」に取り組むのであれば、もっとこんな国と地域で、こんな取り組みができていたのに・・・。と、後悔してしまうことが沢山あります。

「海外留学」は、どんな「根拠」で、どんな国と地域のどんな学校に、どのくらいの期間通う計画を立てるのか?家族で一緒に行くのか?子どもたち一人で行くのか?せっかく「海外留学」をするのでしたら。子どもたちが22歳を迎えて社会に出た時、武器として活用できるような「海外留学」にするべく、確かな「根拠」を固めて置く必要があると思います。

どういうことを「根拠」として抑えておく必要があるのか?分からない場合は、勢いだけで、「海外留学」を実行してしまう前に、一度コミュニティの「大人の父母会」を通して、直接相談頂ければと思います。

「海外留学」我が家の場合・・・

我が家の場合は、子どもたちが幼い頃は、僕が勤務していた会社で海外駐在員になっていたため。香港と、中国本土の広東省に、住んでいました。その後、会社を退職して「独立」したのをキッカケに。家族で南国マレーシアジョホールバルに移住。初めの内は、日本人小学校に通っていましたが。途中から、当時開校したばかりの、マレーシアにあるのに先生方が100%全員アメリカ人という、アメリカンスクールに転校しました。

長女は、ある程度英語で会話できる状態でしたが。次女に関しては、全く英語が喋れない状態でイキナリ通学することになりました。平日は自然あふれるマレーシア。週末は隣町のシンガポールに移動して、都会ライフを謳歌する。夏休みや春休みなど、長期休みの時には、日本に一時帰国して。日本の小学校に期間限定で通うと言った「海外留学」生活を送っていました。

そこから約6年間、アメリカンスクールに通学した後で。長女中3、次女中1のタイミングで家族だけ日本に戻ってきて、日本の公立中学校に通い初めたことになります。今当時を振り返って見ると、もしも最初から、マスターヒロさん直伝の「育児・教育の方法」を知っていた状態で、「海外留学」に取り組めていれば。「あんなことをしておけば良かった・・・」「こんなことをしておけば良かった・・・」というのが、正直沢山あります。

枝葉的に見れば、「たまたまやっていた事」もいくつもありますが。根幹的に見た時に、「育児・教育方法」の要の部分が欠如した状態で、「海外留学」生活を送っていたことになるので。本当にもったいないことをしてしまった・・・。絶望的に後悔していることも沢山あるわけです。そうした顛末が、日本に戻って来た後、YouTube視ながらやる気のない状態で寝っ転がって・・・。という状態に陥ってしまったわけなのです。

幸運なことに、その直後にマスターヒロさんに「育児・教育方法」を教わり、何とか立て直すことができたのですが。これから「海外留学」を検討されている家族には、我が家と同じような失敗は絶対にして欲しくないと強く思うわけなのです。

20年後の社会から逆算された「海外留学」

今から10年後、20年後・・・子どもたちが22歳を迎えて社会に出る時代には、世の中がどうなっているでしょうか?1989年には、世界の時価総額ランキングトップ50の内、大多数が日本の東証一部上場企業で占拠されていました。その当時の、日本の全上場企業の時価総額合計は約604兆円。「経済大国日本」として、世界中に名を轟かせました。

けれども、その33年後・・・。2022年時点の、世界の時価総額ランキングトップ50の内、日本の東証一部上場は、トヨタが一社ランクインされているだけ。米国を中心とした企業が、トップ50の大多数を占拠しています。日本の時価総額合計は約660兆円。日本が、33年間で54兆円分しか伸びていないのに対して。米国企業の時価総額合計6,000兆、「GAFA」4社だけで700兆円と、日本の全ての企業の時価総額の合計よりも、大きくなってしまっています。

もはや「経済大国日本」と呼べる面影は微塵たりとも残っていないことになります。そして、子どもたちが社会人として活躍する時代は、今から10年後、20年後・・・ということになりますが。これから世界はどういう時代を迎えるのか?そんな中で、日本はどういう時代を迎えるのか?完全に読みきった上で、子どもにどんな能力を武器として育んでもらえば良いのか?

そのために、「海外留学」をどう活用するのか?この部分を予め、想定して準備整えることが、本来の「海外留学」の目的を果たすことに直結すると思います。このように、本来「子どもの育児・教育」というものは。子どもたちが活躍するであろう、ミライの社会から、完全に逆算されたものであるはずなのです。そのための、「選択肢」の一つとして、「海外留学」があるわけなのですね。これが無い状態で、単に「日本の教育環境から逃げる」と言った考え方で、「海外留学」に赴いたところで。「海外留学」の意味と価値は無くなってしまうのです。

意味と価値のある「海外留学」へ

子どもたちの「海外留学」を検討される理由、目的にはどんなことがあるでしょうか?単に「英語」がペラペラになることだけを、「海外留学」の目的としてしまうと、本当にもったいないことになります。なぜなら、「英語」がペラペラになるだけであれば、わざわざ「海外留学」などしなくても、日本国内にいたままでも、全然「英語ペラペラ」になることは可能なのです。

また、昨今、東証一部上場企業が、英語の社内共用語化を推進したり、新卒入社の方々に、「英語ペラペラ」を必須事項として求めて来ている流れからも想像できるように。子どもたちが活躍する10年後、20年後・・・の世の中では。「英語ペラペラ」そのものは、「武器」とはならずに、「当たり前の基準」になっていることが容易に想定できてしまいます。

というか、今日時点でも既に、MARCH以上の大学の学歴を獲得しようとした時に。「英語ペラペラ」は、大した武器にはなり得ません。だから、「海外留学」を遂行する目的も、「英語ペラペラ」だけを求めてしまうと。意味と価値の無い、「海外留学だった・・・」ということにも成りかねません。重要なのは「英語ペラペラ」になることではなくて、むしろもっと別のところにあるのです。

マスターヒロさん直伝の「育児・教育方法」において。「海外留学」において、「英語ペラペラ」は、「根幹」ではなくて「枝葉」なのです。「根幹」を抑えることなく、「枝葉」の「英語ペラペラ」部分だけを考えて「海外留学」を遂行してしまうと。東南アジアだけでなく、米国に行こうが、欧州に行こうが、世界中どこの国に「海外留学」に行こうが、全て「自己満足」に浸る結果しか得られません。

費やした、膨大なお金、時間、労力その全てが無駄になるのですから。それだったら、日本国内で「育児・教育活動」に励んでいた方がマシだった・・・という結果にも成りかねません。「海外留学」として浪費した費用面だけでなく、何よりも、子どもたちの貴重な年月はもう二度と戻って来ないのですから。クリティカルに判断すると、取り返しのつかない「失敗」へと判断せざるをえないことにつながってしまうことだけは。なんとしても避けなければならないことだと思います。

せっかく「海外留学」に赴くのですから、確実に目的を果たせるように事前に準備を整えたいものですね。ですから、「海外留学」の「要」を学んだ上で、子どもたちのミライにとって、意味と価値のある、「海外留学」が実現頂きたいなと思うわけなのです。