子どもたちの「STEAM」対策できていますか?
- 2022.12.29
- 2022.12.29
文部科学省が掲げている「STEAM教育」はご存知でしょうか?教育委員会の学習指導要領※を通して、今まさに、小学校、中学校、高校に対して教育過程を編成する際の基準として広げている最中の新しい日本の教育基準ですが。※学習指導要領全国のどの地域で教育を受けても一定の水準の教育を受けられるようにするため文部科学省では学校教育法等に基づき各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めている
「Society5.0」に基づくAIやIoTなどの急速な技術の進展によって、社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日。文系・理系と言った枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながら、それを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結びつけていく資質・能力の育成が求められていますが。
そんな中、文部科学省では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加えて、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義。各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に育成して行くための教育等横断的な学習を推進している最中です。
これによって、今後、学校の授業内容並びに、受験科目や内容なども大きく変化することが想定されるために。0歳〜18歳の英才教育コミュニティ『ワンチーム』に参加されている教育熱心なお父さん、お母さん方と一緒に。
「STEAM教育」の深堀り勉強会を毎週月曜日夜にZOOM開催されている「大人の父母会」の中で行いました。しかし、文部科学省の向かいたい方向性は分かりますが。やはり、では具体的にどうすればその完成形に至るのか?手段のところが大きく欠如している様子が見受けられます。
目次
「STEAM教育」対策の研究
まず大前提として、「STEAM教育」で、文部科学省や教育委員会、学校側がどのような生徒の完成形を望んでいるのか?それは良く分かりました。しかし、結論として、子どもの育児・教育においてもメンターである、マスターヒロさんが僕たちに伝授下さった「育児・教育論」に基づき教育をしていけば、その完成に至るということも、皆様納得されていました。
ただ、今後改めて気をつけなければならないこととしては。今後は、学校のパンフレットでも、塾や習い事の類でも、「うちに通うとSTEAM教育が身につきますよ!」というウリ文句が急増してしまうだろうということ。そのセールストークを鵜呑みにして、学費や月謝を支払い子どもたちを預け入れても、本質的な意味での「STEAM教育」で目指す、子どもたちの状態には、絶対にならないことも、根拠と共に良く見えてくる部分です。
おそらく、近い将来的に、偏差値の高い人気の高校・大学の受験などでも、パンフレットや説明会を通して、「我が校ではSTEAM教育を・・・」と掲げてくると思いますが。結局は、入試の選考の時に、はじめから「STEAM教育」の必要パーツが揃っている子どもたちを、見極めて選抜して行くだけで。入学したから「STEAM教育」で教育されて次世代に活躍でき得る状態に進化成長するなどということは、絶対に起こり得ないことが改めて見えてきます。
けれども、そうした僕たち『ワンチーム』のコミュニティメンバーにとっては当たり前のことも。世の中の大多数の方々にとっては、当たり前ではなく。今なお、塾や習い事、学校に預け入れれば、その能力やスキルが習得できると思い込んでしまっている両親ばかりだと思うので。
そういう周りの思い違いに僕たちも流されてしまうように、しっかりと、自分たちの目標・基準をブラさず子どもたちの育児・教育に取り組んでいきましょう!と、改めて念を押し合いました。
結局は、塾や習い事、学校では、「STEAM教育」ができなくても、僕たちそれぞれの過程で、その必要パーツを揃えることができてしまえば。ミライの受験などにおいて、「選抜」される結果だけは、勝ち取れるわけなのですから。
学校の先生は「教育」ができない
塾や習い事、学校などでは、それぞれが「教育方針」とやらを掲げていますが。結局、本当の「教育」を、子どもたちに促すことができる先生や講師は、日本全国広しと言えどもほとんどいないでしょう。
なぜなら、仮にそんなことが、複数の生徒に対して同時にできたとしたら。その方は、安月給の教師や講師などに収まるわけがなく。経営者的な立場で、ものすごいお金持ちになれているはずだからです。
優秀な講師や教員は、既に能力やスキルがある子を選抜する形で、見極めることはできますが。その場合も、結局は、テストをバンバンやらせて、結果の良い子をピックアップということしかできません。僕の同志の中にも、お父さんが東大理三卒、本人が東大工学部卒の神童的に勉強ができた方がいますが。かの有名な筑駒出身で、東大に絶対合格できる塾と言われる「鉄◯会」も出て、東大工学部に進学されています。
ところが、「「筑駒」も「鉄◯会」も、何かを教えてくれるわけではありませんよ。入学の時に、厳しい選抜をして、入学後もテストをバンバンやらせて、ふるいにかけているだけです。だから、入れて生き残れるだけで、東大には必ず入れるんです。」と証言していました。
そう、世の中には預けるだけで、我が子が勝手に頭が良くなり受験などの競争で、素晴らしい結果を勝ち取れる・・・などという両親にとって都合の良い魔法的な要素あふれる塾や習い事、学校などは存在しないのです。選抜で見極めることはできるけど、本質的な育児・教育はできない。これが、日本社会が抱える根本的な問題なのです。
だから、そういうリアリティを、僕たち両親が腑に落ちる形で理解した上で。子どもたちの「育児・教育」に望まなければ。子どもたちが素晴らしい状態になれるわけがない。それは、日本の教育方針に「STEAM教育」が導入されたとしても、全く同じことなのです。
現に文部科学省の「STEAM教育」における教育方針を確認したところで。やはり、何をどう考えても、「各学校ともに、STEAM教育の方針を元に選抜方法を変えるだけだな・・・」としか見えてこないのです。
「STEAM教育」の学校教育の現実
「STEAM教育」という日本の教育の方針転換によって。受験による選抜段階だけでなく、日常的な授業内容も変わっていくことは確かです。ところが、先生方は「学習指導要領」に基づき、教科書どおりに授業を進めていくだけです。これは、小学校の先生一筋だった母親を持つ僕が何十年も見てきたので確かです(笑)。
働くのが大好きだった僕の母親は、定年退職後も70歳まで現役で先生やっていたので、実はつい最近まで先生でしたから・・・。そもそも、うちの母親を始め、学校の先生方は、自分の子どもの育児・教育の仕方を教わっているわけではないし。他人の子どもたちならなおさらです。
「あの子優秀なのよね・・・」「あの子残念なのよ・・・」やはり、判別はできますが、学校の先生だからといって自分が育児・教育ができるわけではありません。そもそも、そんな「教育方法」は、文部科学省の元資料にも、教育委員会を通して各学校に配布される「学習指導要領」にも。一ミリたりとも、書かれていないのですから。
結果的に、枝葉的なことや、こういうゴールを目指したい!「それでは、皆さん頑張って、自由に教育しましょう!」と言った感じなのです。目指すところと、各教科のカリキュラムは書かれていますが。
じゃあ、具体的にどうすれば、子どもたちを「教育」できるのか?一番大事なところが、完全に欠如しています。マメテストに、中間・期末テスト、統一テストなど、様々な形のテストを通して。クラスで1人、2人いる、優秀な子をピックアップして、クローズアップすることが精一杯な現状があります。
まあ、子どもの育児・教育の本質を理解できれば、先生1に対して、同時に20人、30人の生徒たちを「教育」するなんてそもそも正しい教育方法を知っていても無理だと分かります。結局は、「STEAM教育」と言ってもテストされる項目が増えるだけで、塾や習い事、学校に預けて根本的、本質的な部分が育まれるわけではない。
できる子と、できない子が、分別されて行くだけ・・・。今も昔も変わりません。子どもの育児・教育は、両親しかできません。両親がその要を分からずに、子どもたちが勝手に、素晴らしい状態になれるわけがありません。
「STEAM教育」への方向転換に合わせて、改めて両親が、「要」となる部分をしっかりと学び。可愛い我が子の育児・教育活動に励むこと。結局は、それ以外に道は無いのですね。
追伸
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