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「好きを仕事に」脱サラしたら大変なことになる
- 2020.05.11
- 2020.05.16
「大変そうだから私はやりたくない。」「私は苦手だから得意な人に
お願いしてもらえますか?」もしも今日時点で、これ好きだ、あれ嫌いだと口にすることが、習慣化している状態だとしたら。脱サラしてまで、「好きを仕事に」系の道には絶対に来ないほうが良い。
間違いなく「好きを仕事に」なんかで「目標年収1,000万」の領域になど来ることはできないし。それどころか、お金が底を尽きて、結果的に自分が一番嫌だと思う、重労働的なお仕事をずっとし続ける羽目になる可能性も高い。「目標年収1,000万」基準に置いた時、「好きを仕事に」ほど、好きで得意なことができないものは無い。
目次
◯「好きを仕事に」の世界は「楽」ではない
「好きを仕事に」というと具体的にはどんなお仕事をイメージするだろうか?
- YouTuber?
- プロスポーツ選手(サッカー、野球)?
- プロゲーマー?
- プロブロガー?
- ミュージシャン?
それとも?テレビ、新聞雑誌、インターネット世の中には「好きを仕事に系」のお仕事で、毎日好きなことだけやって、ストレス知らずの満面の笑みで、お金と、時間と、場所の自由。華麗に年収数千万とか億単位のお金を稼いでいる人たちが、取り挙げられたりしている。
そういう彼らを見て、「羨ましいな!私もこんな窮屈な毎日から脱出して「好きを仕事をに」できたら良いな!」誰がどんな職業やお仕事に憧れるのは勝手ではあるのだが。「そうだ、私は文章を書くのが好きだから、脱サラしてブロガーになろう!」・・・などと、勤務している会社から飛び出し、「脱サラ」しようとした場合、「ちょっと待った!!」僕は全力で静止するかもしれない。
なぜなら、「好きを仕事に」の世界は、世の中のみんなが持っている、楽しそうだな、楽そうだな、のイメージ程、楽しくも、楽でも無いから。特に、「好きを仕事に」を選ぶ理由が、「大変そうだから私はやりたくない。」「私は苦手だから別の得意な人にお願いしてもらえますか?」会社組織の中で雁字搦めになった状態で働くのが嫌だから。出世昇進を目指して、歩むのが大変そうだし辛そうだから。
「逃げるのが目的」で、「脱サラ」して「好きを仕事に」しようとしたらトンデモナイことになる。
◯「好きを仕事に」で日本トップ100位に入れるか?
確かに日本でも「好きを仕事に」系で「億」を稼ぐ人たちがいる。しかし、そんなのは、本当に各業界で日本でみんなが知っている頂点の方々だけで。実際に自分たちがゼロイチスタートで再現できるのか?というと、不可能レベルの、超人や天才が多い。超人や天才は、どこかに根拠を見いだせない部分が必ずあるから「再現」ができない。
そのため、どの業界の「好きを仕事に系」も、親から子へ、超人・天才的な能力を継承することはできない。その能力ベースが上で、みんなメチャクチャ努力家である。自分自身にメチャクチャ厳しく、1日一体どれだけ練習してるのか?と驚かされる位。
「好きを仕事に」の世界で、億を取れるような人たちは、誰も真似できないから「超人・天才」という言葉がよく似合うレベル。それなら、僕たちがオンライン上でこうして熱く語っている共通目標である「年収1,000万」基準ならどうなのか?
残念ながら。どの「好きを仕事に」の世界を探ってみても、何千人も、何万人も「年収1,000万」以上がいない。「好きを仕事に・年収1,000万以上の最低ライン」
・プロYouTuberで日本上位100以内
(入手率「250分の1」≒2万5,000人÷100人)
・プロサッカー選手で日本上位300位以内
(入手率「1万5,000分の1」≒450万人÷300人)
・プロゲーマーとしてフォートナイトで世界50位以内
(入手率「500万分の1」≒50÷2億5,000万人)
・歌手(日本40位で年収3,500万=100位前後で1,000万想定※)
※推定数値
「好きを仕事に」系のお仕事を「年収1,000万」基準で見てみると、どの業界でも、日本でベスト100人以内に入る勢いで臨まないと、「目標年収1,000万」さえ達成することはできない。絶対に。
◯なんでそこに自分の感情基準が出てくるの?
大企業勤務のサラリーマンなら、「部長」になれば「年収1,000万」。そして、その「部長」の席は日本に約41万もある。その「部長」と比べて、桁違いに「年収1,000万」の席が少ない「好きを仕事に」。異常な程の競争倍率。
そんな中で、「大変そうだから私はやりたくない。」「私は苦手だから得意な人にお願いしてもらえますか?」
・・・
・・・
・・・
「おいおい、あんた。「好きを仕事に」年収1,000万以上稼ぎたいんだよね?なんでそこに自分の感情基準が出てくるの?別にあんたがやりたくなくて、別の人に回し続けるなら、あんたに仕事が回ってこなくて貧乏するだけだよ??」と言われてしまうのがオチ。
そして実際に、「好きを仕事に」の世界で、好き嫌い、苦手得意の自分基準で考え行動してる方のところには、絶対にお仕事など回ってこないし、上位100以内を目指してる、ガチ勢たちに競争で勝てるわけがない。自ずと、年収1,000万どころから、年収100万を稼ぐのも、メチャクチャ大変。
脱サラ組みは、「こんなことなら、サラリーマン続けておけばよかった。。」と絶望的な後悔をすることになる。途中逃亡した場合、再びまともに正社員系の雇用機会はほぼ皆無になる。なぜなら「夢追い人系」は会社組織で社員として最も要らない人罪(じんざい)。アルバイトやパートのお仕事しか回ってこないのは、運が良い悪いとかではなく、あまりにも必然過ぎることなのだ。
ということで、テレビ、新聞、雑誌、インターネット上には、「好きを仕事に」をあたかも楽しくて、楽チンでみたいな表現で語る人たちが多いが。その言葉を鵜呑みにして、いきなり勤務してる会社に辞表を叩きつけて、そとの世界に飛び出したりしないように!飛び出した先は、楽園ではなくく「スラム街」だから。
「スラム街」では、上がるのは超・至難の技。どこまででも下に堕ちることができるのだから。絶対に甘く見ないほうが良い。「好きを仕事に」の世界を。
追伸
「目標年収1,000万」ご自身が今どんな状態におかれていようが、ようするに達成しちゃえば良い。しかし、就労人口の3.8という小さな領域のお話なので、適切な「考え方=脳のOS」と確かな「設計図」無しに、偶然ではなく、狙って獲得することは不可能。
5ポケッツ@LINE
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