「現場・実物・本人」から「成功」を学び、「成功者」を投影させる
- 2023.12.08
- 2023.12.08
自分が「成功者」になるために、必要なことの一つに、「本物に触れて 自分に投影させる」という方法があります。「現場、実物、本人」を通して、本物の成功者に直接触れることで。成功者というものがどういう人物像なのか?自分は成功者になるために、どうあるべきなのか?自分の脳裏に具体的にイメージさせることができ、現実の自分に投影できるようになれるのです。
僕たち人間の想像力には限界があります。見たことも、触れたことも無いものは、考えられないし、イメージもできません。完全なる無からは、有を産み出すことはできない。だから、一刻も早くうだつの上がらない人生にサヨナラを告げて、「成功者」へと生まれ変わりたいのであれば。
まずは、自分がなりたいと思う、本物の「成功者」に、直接オフの世界で、会って、対話すること。その人生観や、考え方など、文字情報だけでは得難いできる限り多くの情報を、五感を通して直接インストールして行くことが最も有効的です。
例えば・・・サラリーマンから独立して、自営業者として活躍したければ、実際にサラリーマンから独立して自営業者として活動できている方と直接お会いする。「不労所得」を得られる状態を手に入れたければ、実際に「不労所得」の状態を手に入れ続けている方と直接お会いする。
ビジネス、株、不動産、華美な自宅に高級車、資産性の高まるモノ、素晴らしい家族、全てを手に入れる人になりたければ。全てを手に入れ続けている方と直接お会いする。インターネット上の文字や動画からの情報だけではなく。「現場、実物、本人」と直接お会いして対話をすることで、五感を通して得られる情報をインプットして行く。
この情報が蓄積して行くことで、今度は自分が「成功者」となるべく、自分自身に投影させて行くことができるのです。インターネットの情報だけではなく、リアルを重視した活動も重要であり、「成功者への近道となります。
目次
「天才クリエイター」たちの正体とは?
話は少し変わります。僕はサラリーマン時代、アニメーションやゲームといったクリエイティブな世界に密接に関わって来ました。その中で、「クリエイター」と呼ばれる方々とやり取りをする機会が多々ありました。有名漫画家さんだったり、有名プロデューサーだったり、などにも直接お会いしたことが多々あります。
「ポ◯モン」の生みの親と言われる名プロデューサーとも直接お会いして、プロジェクトに関わったこともあります。海外駐在員としての8年間、会社で取り扱っている全てのコンテンツと直接関わる立場にいたこともあり。某少年週刊誌の編集長&編集者のキーマンたちとも飲みに行ったことや、海外出張の旅先でエンタメのアテンドをしたことも多々あります。
日本には、アニメーションやゲームといった領域に世界中で大ヒットする作品を産み出す「天才クリエイター」が多数いらっしゃいますが。一体何をどうすれば、あのような異彩を放つ素晴らしい作品やキャラクターを産み出すことができるのか?「クリエイター」を密かに目指していた僕は、色々な「天才クリエイター」にその秘訣を直接尋ねたことが多々あります。
その結果、見えてきた共通項としては、すごい天才クリエイター程、無から有を産み出しているわけでは無いということ。何も無いところから、パッとアイディアが浮かんで来るわけではなく、浮かびやすい状況を創り出すことが上手であるということです。
いかなる素晴らしいコンテンツにおいても、必ずその大本となったモデルケースがあるという事実が見えてきたわけなのです。沢山の本や百科事典を読んで、知識をつけまくれば、創造性の高いコンテンツを生み出せるのでしょうか?これは、的を外しているということも分かりました。
創造性を追求するほど現実世界に近づく
創造性を育みたいのであれば、文字を沢山読むよりも、「現場・実物・本人」リアル世界の五感を通した、自分の経験が大切であるということ。自分の実体験があるからこそ、仮想的だったり、幻想的だったり、異世界的だったり、現実とは全く異なる背景設定のコンテンツを産み出したとしても。
あたかもその世界に自分が没入したかのような、絶妙にシンクロできてしまう感を覚えます。世界中の人々が魅了されてしまう素晴らしいクリエイティブが発揮されたコンテンツ程。そこにリアルが見えてしまうのはそのためです。
例えば、現実とは全く異なる世界での電車とホームのシーンを描くにしても。現実に全くあり得ないような突拍子もない描写をするよりも。まるで現実世界のように、電車に乗る時のホーム上に流れている音、アナウンス並んで乗り込む人達の様子、それを、独特な角度から切り取って、異世界設定にコピペしているだけという方が視聴者のシンクロ率は高いのです。
生きた人間としての自分の実体験に基づく、五感を通した生きた経験を、作品の中にコピー&ペーストしながら投影して行くというわけなのです。なるほど・・・。「クリエイターになりたい!」と就職活動の頃から密かに思っていた僕は。海外でその野望を成し遂げる機会を得ました。
メーカーとして商品を創って売るために・・・上海テレビ局、北京テレビ局、広東テレビ局、湖南テレビ局・・・中国のテレビ局と一緒にオリジナルアニメーションを5つ制作に携わり、そのうちひとつは大ヒットしました。テンセント出身の若手メンバーと共に、オリジナルオンラインゲームもプロデュースしましたが、こちらも2億ユーザーを超えてその会社はニューヨークに上場しました。
どちらも、作品自体は大ヒットしましたが、残念ながら本来の目的だった関連商品が大ヒット・・・とはなりませんでしたが・・・。赤字は一切作ってないので、会社のためにお金を稼ぎながら、やりたいことをやり通したことになります。日本で上手くいっている天才プロデューサーたちから教わった方法を元に、競争水準の低い投資後進だった中国本土で行った結果です。
僕自身は、無から有を産むようなクリエイティブをしたわけではないのに、クリエイターとして活躍できたのです。(日本ではなく中国本土ですが。笑)そして実は、一見関係なさそうな、「成功者になること」「ヒットコンテンツを産み出すこと」実はそのプロセスは酷似しています。
「クリエイター」と「お金持ち」の共通点
共通項は、「無から有を生み出せる人はいない」ということです。世界中でヒットするコンテンツを生み出せる天才クリエイターと呼ばれる人たちも。何かしら、参考にしているものがあります。しかもその重要な要素は、現実世界の実体験を通して得た経験を投影しているという部分にあります。
そして、本格的に「お金持ちを目指す」世界に突入した後。「お金持ち」と呼ばれる方々が、どうして「お金持ち」になれたのか?この探求へとシフトしましたが。その秘訣も共通して、現実世界の生きた人間の中に、具体的にモデリングできる方が現実世界にいて。その方々と、オフの世界を通して、直接何度もお会いして、対話を重ねる中で。考え方や言動を五感を通してインストール。
「成功の要」を分解して再構築した上で。コピペする形で、自分の脳内に具体的な「ありたい自分」のイメージを創り、現実世界の自分へと投影して行っているというプロセスを経ていることが判明しました。本当の意味で無から有を生み出せる人など、この世にどれだけいるのでしょうか?もしいたとしたら、それは「神」と呼ばれる人なのかもしれません。
けれども、僕たちの目的は、あくまでも「お金持ち」になり、「お金持ち」であり続けること。別に無から有を創り出せる「神」にならないと成功できない!というわけではないのですから。それが例え、A〜Z、全てがモノマネであったとしても。
「成功するためには成功するためのことだけをする」
「お金持ちになるためにはお金持ちになるためのことだけをする」
結果的に、「お金持ちになる」という目的を達成できれば良いことなのです。ただし、その際忘れてはならないことは本当の学びは「現場・実物・本人」にあるということ。「成功者」たちが「現場・実物・本人」オフの世界を通した対話を通して五感を通したインストールして。自分の中で具体的なイメージを抱ける状態になった上で、「成功者」になる自分を自分に投影させて行く。
これは「天才クリエイター」と呼ばれる方々も、「お金持ち」になった方々も、全く同じなのです。インターネットを通した学びにとどまる事なく、オフの活動を通して体得して行くことを、特に来年2024年からは、心がけてみてはいかがでしょうか?