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「米富裕層の資産コロナ禍の3カ月で62兆円増える」の背景
- 2020.06.07
- 2020.06.07
「CNN」のニュースによると、「コロナ問題」スタート後の、3月18日以降のおよそ三ヶ月間で、米国の富裕層の資産が、5,650億ドル(約62兆円)増えていたことが判明したとのこと。新型コロナウィルスの感染拡大で、多くの米国人が経済的な打撃を受ける中、富裕層との格差がなお一層広がったことになる。なんと、富裕層らの現在の総資産額は、3兆5,000億ドルで、感染拡大初期と比べると19%も増加したとのこと。
一方で、3月18日以降、新規の失業手当を申請した米国人の数は4,300万人近くに上る。低所得の労働者の中でも、旅行やサービス業に従事する人たちがとりわけ大きな痛手を被っているようだ。「持つもの」と、「持たざるもの」との分断がいかに深まっているかを如実に示すものだとニュース記事では語っている。
こうした状況は、米国全体での社会の不安定化に拍車をかけている。専門家の指摘に基づくと、富の不平等は現在の危機的状況によってさらに悪化する公算が大きいとのこと。このニュースを読んで、あなたはどう考えるだろうか?
なぜ、「コロナウィルス問題」以降、持つものと、持たざるものとの格差が広がっているのか?果たして。僕たちの生まれ育った日本ではどうなのか?
目次
◯米ミネソタ州抗議デモが暴徒の略奪行為へ
「米国富の不平等の悪化」このお話に前後して、現在日本の貧困層の荒れ具合が半端ない状態に陥ってしまってる。米ミネソタ州市内で25日に起きた事件。白人警官の不当な暴力で黒人男性が死亡した事件が、この事件に対する抗議デモからスタートしたものが。黒人を中心する方々の怒りは収まらず。
連日、市内で抗議デモが繰り広げられ、一部は暴徒と化し、放火や商店街での服飾店、宝飾店を中心とした略奪行為へと発展している。この「略奪行為」の様子なども、丁度現在ネット上で拡散され続けている。デモはまだしも、「略奪行為」というところを見ると、暴動が発生したキッカケは、白人警官に不当な暴力による死亡事件だったが、本質的な問題は、やはり「貧困問題」であると分析されている。
実際に、「FOXニュース」が、米国で急拡大した今回のデモを次のように表現している。白人警官の暴行による黒人の死亡は過去にも繰り返されてきた「米国の日常」だが、
今回は「コロナ問題」で、何カ月も閉じ込められた人々がついに自宅を飛び出し、黒人男性死亡事件への怒りを解き放った。と。米メディアや世論調査によると、感染拡大に伴う営業規制で解雇された労働者は「白人の11%」に対して、「黒人は16%」。実際コロナウィルスの感染者も、黒人やヒスパニック系などマイノリティ貧困層が多かったという。
黒人だけが貧困層というわけではないが、かなり多くの黒人が貧困層に属しているということもあり。貧困層はもともと安月給のお仕事自体が無くなって困っている状態なのに、富裕層は短期間でさらにお金持ちになって行く。
今回の「暴動」はキッカケに過ぎず、背景にあるこの経済格差が開き続ける限り、問題の根本部分、火種は収まることは無いと分析できる。
◯日本の実質失業率は「12.6%?」
この米国のニュースを聴いて、「海の向こう側で起こっている他人事」と思えるだろうか?実は今、日本でも同じ様な現象が発生している。日本人の場合は、同一民族の割合が全人口の大多数(約95%)を占める「単一民族国家」に分類されているので、米国ほどの人種による格差というものは目に見えない状態であるが、日本人同士の中で、表沙汰にはならない、「静かなる格差」が存在している。
例えば、今回の「コロナ問題」でも、日本の失業率自体は2%台と表側では報じられているが。クリティカルな視点で見ると、日本の統計上の「失業者」には「休業者」は含まれていない。一方で、米国では日本で言う「休業者」も、「失業者」に分類されている。ここを見ていくと、日本の就労人口6,628万人の中で、実際には働いていない「休業者」が、2020年4月時点単月だけでも、前年同月費で420万にも増加した。
また、4月に80万人減少した就労者のうち7割は失業に含まれない非労働人口としてカウントされて、労働市場から一時退出してる状態。「休業者」と「非労働力化人工」の療法を加えると、2020年4月の不完全雇用率は12.6%にも達する事実を知らなければならない。
※参照記事
『日本の低失業率背後に大量の「隠れ失業者」、コロナで休業者数急増』
https://www.bloomberg.co.jp/…/art…/2020-06-05/QBE24VDWX2QD01
また、実際に「在宅ワーク」を余儀なくされた方々も、「リストラ」には至らなくても、「手当含む給料が減らされた・・・」という報告は僕のところにも沢山入ってくる。賃金の減少は、もともと低所得の方ほど、さらに低くなる傾向にあり。「金融資本主義のピラミッド」の台形部分が膨らんでいる状態になっていると思われる。
しかし論点は、全員がそうなっているわけではないこと。日本でも、「富めるものは、さらに富める」状況が発生している状況なのだ。
◯日本で「富める者」側の仲間入りをした者たち
大富豪ファーザー
「お金の使いみちが無い毎日畑仕事しかできない。」先日の「プラチナZOOM謁見」にてファーザーがぐちをこぼされていた。「コロナご時世」以降、法人名義の銀行口座のお金だけはドンドン膨らんでいく状態だが、「使い道」が全く無いのだという。
もともと、これまでありとあらゆる大恐慌、不況を「大勝ち」で乗り越えて来たファーザー。行っているビジネス。行っている投資。さらには、「北のセオリー」に基づく、銀行からのゼロ金利の融資も。全ての風が、ファーザーに対して、一点集中的に向いている状態。
毎日「畑仕事」をしているだけのはずなのに、この短期間で、一体どれくらいの資産が増えたのか?その凄さを、実感できてしまう御言葉である。また、ファーザーも元に集い「北のセオリー」を学び続けて来た仲間たちところにも、
当然ながら、その恩恵が舞い込み続けてしまっている。ビジネスの面では、過去最高益を叩きだしている仲間たちが多く。投資の部分でも、株式相場が下がれば上がる銘柄で稼いだり。「コロナ関連銘柄」で稼いだり。
また、今回の下がって上がるタイミングでは、米国を中心とした、「恩恵株」で大きな利益をだしてしまったり。(僕も今日時点で+45%超え。。)とどめに、「銀行融資でお金を創る」」では、「要らない」と言ってるのに、1人当たり数千万~1億レベルのお金が、僕たちの仲間内の中で積み上がってしまっている。
これは、ファーザーのもとで、しっかりと学んだ方ほど、この傾向が強く出てしまっている。「なるほど、これがこういうご時世で、「富裕層がさらに富裕層になる仕組みか・・・」」冒頭のお話に戻るが、『米富裕層の資産、コロナ禍の3カ月で62兆円増える』このお話を、貧困層側で羨んで聴くのではなく、「増えた側の方」で聴くことができて、ますます「なるほど・・・。」と、納得せざるを得ないのだ。
なぜなら、今回の「コロナ問題」で、
・より貧困の方に向かってしまった世の中の大多数の方々
・富裕の方に向かったファーザーの元に集う仲間
「考え方」も「設計図」も、共に全く違うものなのだから。今日お話したことは、日本の多くの方々が知るべきことではないが。少なくとも、日々僕のメッセージを読んでくださるあなただけは、クリティカルな現状を知っておくべきだと思う。
そして、ファーザーの元に集う仲間たちが一斉に、「こういうご時世」に、貧困に苦しむ側ではなく、「資産が増える側」の方に、仲間入りすることができた。僕たちが、そのための具体的な方法を知っていて、実行しているという事実を、改めて直視した上で、日々の僕からのメッセージを、丁寧にご認識頂きたい。
追伸
「こういうご時世」に「増える側」の仲間入りをしたい場合、まずは「5ポケッツ@LINE」から。
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