大金を持っていれば「富豪」?- 富豪の定義と条件から、富豪への道筋を探る
- 2020.07.02
- 2020.07.02
多くの財産を持つ人々のことを「富豪」と呼びますが、彼らと私たちには一体どのような違いがあるのかと考えたことはないでしょうか。ひらめき、才能、運など、考えられる要素はいくつかあるかもしれませんが、それらは限られたごく一部の人にしかない能力なのでしょうか。
この記事では富豪とは何か、その条件と富豪になるための道筋を探る方法についてお伝えします。
目次
「富豪」とはそもそも何なのか – 大金を持っていれば「富豪」?
「富豪」とは、言葉通りの意味でいうなら「大金や多くの財産を持っている人」のことですが、私たちが考える富豪には少し異なる意味合いが含まれている場合があります。
多くの人は「富豪」といわれた時、財産を持っているだけではなく「有名で」「歴史に残るような業績を打ち立てた」人をイメージするのではないでしょうか。例えば、たまたま宝くじに高額当選した人は大金を持っているという意味では「富豪」と呼んでも本来差し支えないはずですが、少しイメージが異なるような違和感があります。
つまり、無意識のうちに私たちは「多くの人に誇れるような成功の結果として、多くの財産を持ち有名になった人」を富豪だと考えているのです。
世界の富豪はどんな成功をおさめているか?
それでは、一般的に大富豪だと考えられている人を具体的にみてみましょう。いずれもやはり、大きな成功や素晴らしい業績をおさめた人物ばかりです。
ジェフ・ベゾス
知らない人はいないと言っても過言ではない、Amazon.comの共同創設者兼CEOのジェフ・ベゾス。彼を富豪と言わずして一体誰が富豪なのかと思わされるほどの、紛れもない「大富豪」です。実際に世界の大富豪ランキングでは1位が定位置になりつつあるほどの資産を持っていますが、彼がそれだけの資産を築くことができたのはAmazonというサービスが世に受け入れられ、もはやインフラと呼べるほど社会に浸透したためです。
ビル・ゲイツ
米マイクロソフト社の共同設立者で、言わずと知れた大富豪であるビル・ゲイツが与えた社会への影響は計り知れないものがあります。今では当たり前となっている「Windows」や「Office」は、彼がいなければ世に生まれていなかったかもしれません。莫大な資産につい目が行きがちですが、その功績はまさに歴史に残るものといえるでしょう。
孫正義
ソフトバンクグループの代表取締役兼会長兼社長兼CEOである孫正義も、大富豪といって差し支えない人物です。「ソフトバンク」の設立などを通じて社会に与えた影響は大きく、彼もまた社会的な大成功の結果として財産を築いていま
富豪の条件 – 大富豪だけが富豪ではない
ここまでみてきたように、「富豪」とはただ単に財産を持っている人々だけを指すのではなく、社会に多大なる貢献をし偉大な業績を打ち立てた人々であることがほとんどです。上に挙げた大富豪のように、世界に轟く成功をおさめることができる人々はほんの一握りかもしれませんが、周囲を見渡してみれば「富豪」の条件に当てはまる人はそう珍しくないことに気づくことができます。
ある中小企業の社長が何不自由ない贅沢な暮らしをしていて、会社の業績もよく業界ではちょっと知られた存在であるような場合には、ジェフ・ベゾスと比べて規模は小さいかもしれませんが「富豪」の定義に当てはまるのではないでしょうか。
どういう基準で「財産がある」と考えるのか、「成功した」「有名になった」と考えるのかは人それぞれです。基準の持ち方次第では、「富豪とは、ごく一部の限られた人しかなることのできない雲の上の存在」ではなくなるのではないでしょうか。
「富豪になりたい」と思ったら何をすべきか
「自分も富豪になりたい」というと夢見がちな人、場合によっては世間知らずと思われるかもしれませんが、こういった夢や野望を抱いている人は実は少なくないのではないでしょうか。ここまでみてきた通り、「富豪」とはほんの一握りの選ばれし人々だけに与えられる呼称ではありません。
しかし、普通に日々を過ごしているだけではそのきっかけすら掴みづらいもの。ここでは、どのようなことが富豪への切符となりやすいのかをお伝えします。
自分に何ができるのか考える
成功し富豪になる道筋にも多くのパターンがあります。しかし、共通しているのは自分にできることを最大限活かし社会に貢献していることです。やりたいことやどういう成功をしたいのかがまだよくわかっていない人は、まずそこをじっくり掘り下げて考える必要があります。
自分にできそうなことや方向性が定まったら、必要以上に恐れずに思い切って挑戦しましょう。
思い切ったことをする
多くの人は会社に勤めているいわゆる「サラリーマン」ですが、漫然と会社勤めを続けているだけでは手に入る財産も、業績や成功も限定されてしまうものです。思い切って以下のようなことに挑戦してみてはどうでしょうか。
独立・起業する
独立や起業にはリスクももちろん伴いますが、成功の可能性は格段に広がります。何かやりたいことがある人、具体的な構想を持っている人は独立や起業が富豪への道筋となる可能性があります。
ただし向こう見ずなものにならないよう、熱意に加えて計画性を持つことが大切です。
投資をする
会社勤めと両立可能なものに「投資」があります。投資の分野で成功するにはセンスや才能が必要といわれていますが、思い切って挑戦してみないと才能があるかどうかもわかりません。
リスクを恐れて躊躇している人も多いものですが、一度真剣に取り組んでみてはどうでしょうか。もちろん、身の丈にあった投資額からまずは始めるようにしましょう。
副業をする
もう一つ、会社に勤めながら可能な挑戦に「副業」があります。会社によっては禁じられている場合もありますが、サラリーマンとしての安定性を確保しながら成功の可能性を拡げることのできる方法です。副業をする時間や余裕がない、と感じる人も多いかもしれませんが、まず何かを始めなければ変化は訪れません。
自分次第で「富豪」への道は開ける
富豪とは何か、富豪になるためのきっかけをどう作るかをみてきましたがいかがでしょうか。富豪になるには時の運もありますが、まず行動を起こさないことには道は開けません。自分なりの「富豪」を目指して、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。