武器としての「プロバイヤー」自営業者の世界で生き残るために

  • 2022.05.02
  • 2022.05.02

サラリーマンから独立後の外。自営業者の世界では、「履歴書」をカバンの中にしまっていてもクソの役にも立ちません。これまで、会社の一員として長い年月かけて培ってきた、職歴も、職位も、肩書も全く使えないと思っておいた方が賢明でしょう。会社の看板が無くなり、自分が身一つになった時、手元にどんな「武器」を携えた状態で、立ち向かえるのか?会社に辞表を叩きつけるにしても、定年退職を迎えて終止符を打つにしても、どちらにしても、かなり早期の内から、想定と準備をしておかなければ、自営業者として生き残り続けることなど、夢のまた夢となるでしょう。

会社の看板も名刺も使えない世界

「私は会社員時代、こんなに凄かったんです。だから、私から商品を買って下さい!」学歴、職歴、職位、自己PR・・・etc.ミッチリ記載した、履歴書を見せながら、お客様に説明すれば、商品は売れるのでしょうか?商品を販売する活動、商売には、モノ、サービス、情報、大分して3種類ありますが、自分が自営業者として取組むビジネスで、サラリーマン時代、過去の職歴・職位を語った方法は、本当に通用するのでしょうか?

過去、サラリーマンとして、大活躍したことがある。有名企業で、重要な役職に就いていたことがある。それはそれで、素晴らしいことかもしれませんが。どれも自分が自営業者として新たに立ち上げたビジネスには全く関係ありません。会社の看板も、役職が掲載された名刺も、勤務している会社を退職した時点で全部、使えなくなってしまうのです。

例えば僕もサラリーマン時代、20代で中国本土に乗り込み、国家機関と各省のテレビ局を巻き込み、中国全土で商品を大量に販売させたなどの、実績もありましたが。あくまでも、会社の看板と名刺あってできたことであって。既に会社を辞めた僕が、単身乗り込んだところで、誰もまともに取り合ってもくれないでしょう。

会社員としての活動を12年続けた後、独立して自営業者になると。会社勤務のサラリーマンとしては、自分には、何も積上げたものはなかった・・・この現実を突きつけられてしまいます。しかしながらこれは、僕だけでなく、会社勤務のサラリーマン、全員に言えることなのです。会社員時代は、「武器」は会社が用意してくれましたが。独立して、自営業者としての活動を開始する際には、改めて自分で「武器」を用意しなくてはならないわけです。

もしも、何も「武器」が無い・・・としたら、どんなコト、モノを「武器」として、自営業者の世界で闘い続けるのか?生き残り続けるのか?まだ、サラリーマンとしてお給料をもらえている内に、この部分を真剣に考え、想定と準備をしなければ。イザ、外の世界に放り出されたとしたら、何もできなくなってしまいます。

「プロバイヤー」を「武器」にする

「プロバイヤーとしてのスキルを身につければ、自営業者の世界で武器になりますよ!見極めて仕入れた商品を、EC店舗に並べるだけで商売が成り立ちます!」
「プロバイヤーになるのには、何か特別な資格などは必要ですか?」
「資格は何も要りませんよ」
「株式会社を立ち上げ、新規創業融資として、資金を獲得しましたが会社の知名度的には皆無な状態です。それでもプロバイヤーとしての活動はできますか?」
「会社の知名度が無くても、会社法人と名刺一枚さえあれば、あとは身一つで大丈夫です!」

自営業として、物販ビジネスを営み続けているミスタロイ。プロバイヤーとして、通算20年以上活動していますが。一度仕入れた商品が、売れたら追加発注して行くだけで、平均5、6年は売れ続けるとのことです。しかも、店頭上代の50%〜60%で仕入れた商品を、メーカー希望小売価格のまま販売し続けられるので。安定的な、売上・利益が上がり続けるということで。年商1億8,000万水準の商売を続けながらも、1週間に2時間ほどしか時間を費やしていないとのことでした。

「それは激アツですね!うちの弟は、月収20万の酪農系ブルーワーカーを10年以上続けてきたのですが。自営業者の道で武器として活用できるものは何も持ち合わせていません。プロバイヤーどころか、 物販ビジネス自体初心者なのですが、是非ともご教示頂ければと思います!」こうしたやり取りを経て、孔明弟が「プロバイヤー」としてのスキルを武器として活用すべく、受講費用をお支払いして、「ロイ式・プロバイヤーになる方法」を伝授頂くことになったのが、最初のキッカケです。

僕も当初は、心配でした。孔明弟には、動植物のお世話をする経験しかなかったからです。しかも、就労してお給料をもらう形で行っていたので、酪農系ビジネスの立ち上げ方、営み方などは全く知りません。自営業者として活動し得る「武器」が、何もない状態だったので。本当に、「プロバイヤー」を「武器」として、習得が可能であるのなら、是非とも挑戦させて頂きたいと考えたわけです。その結果・・・ミスタロイのおっしゃっていたことは本当でした。

誰も名前の知らない立ち上げたばかりの会社法人と、その代表名刺しか無い状態スタートで。本当に、孔明弟が、自らの意思で能動的に、商品を見極め、仕入れて販売することができるようになってしまいました。学びはじめてたったの3ヶ月程度しか経っていない状態で、自分が「プロバイヤー」として仕入れてEC店舗に掲載した商品から月7万の売上が立ち。その翌月には、月商100万を超えました。

途中、一気に売上を上げすぎて、プラットフォーム側から口座凍結&調査が入ってしまいましたが。適切な処置をしたことにより、ホールド状態が解除され。その後も順当に売上を伸ばし。ゼロイチから2年3ヶ月後には月商1,000万を記録することになったわけです。「孔明弟は、自営業者として闘うための武器「プロバイヤー」を手に入れた」これを実感するに至ったわけです。

商売で利益獲得する「武器」はありますか?

モノ・サービス・情報・・・どんなビジネスを手掛けるにしても。商売によって、利益を獲得する方法は、本質的にはたったの2種類しかありません。

  • A:安価で仕入れて予め決まっている価値で販売するか?
  • B:仕入れ価格に付加価値をつけて価値を高めて販売するか?

安く仕入れるか?価値を高めるか?どちらかの方法しかありません。他は、「安く仕入れて さらに価値を高める」など、応用に過ぎません。こう言語化すると一見簡単なことのように思うかもしれませんが。そんなに簡単であれば、誰も自営業者の世界で苦労はしません。どちらの方法にしても、「武器」というものが必要になります。

例えば孔明弟が、ミスタロイから直伝受けた「プロバイヤー」の場合。「A:安価で仕入れて 予め決まっている価値で販売する」に該当しますが。ここに特化された「武器」ということになります。販売価格が崩れない商品(モノ)を、販売価格の50%〜60%で仕入れて販売できる。膨大なコストのかかるリアル店舗を立ち上げることなしに、100%EC店舗完結型の販売方法を採りますので。毎月の家賃も、電気ガス水道など光熱費も店頭販売スタッフも何も必要ない。

リアル店舗とは比較にならないほどの高い利益率を確保し続けられる。見極め、仕入れ、販売する・・・これを繰り返すことによって、売上・利益を着実に積上げて行くことになります。一見簡単そうでいて、本質的な「プロバイヤー」としての要を理解できなければ、なかなか真似しづらい深みがある。まさに周りに差をつけ競争に勝つための「武器」です。「プロバイヤー」を「武器」とすることで、孔明弟は、自営業者としての世界で、活躍できるようになれたのです。

このような「武器」を最低一つ以上は持っていないと、勤務していた会社の看板も名刺も使えない自営業者の世界では、闘い続けることも生き残り続けることもできません。さて、あなたは何を「武器」に自営業者の世界で、闘い、生き起こり続けるのでしょうか?何一つとして、勤務している会社の外でも使える「武器」が無いとしたら、「武器」を選択して、使いこなせるようになるまで鍛錬することに、もっと焦った方が良いです。

なぜなら、サラリーマンとして活躍する際の「武器」の大部分は、勤務している会社が用意したものであって。独立や退社した瞬間にそれらは全部、取り上げられてしまう。手元に何も「武器」がない状態スタートになってしまうからです。追伸1もしも、孔明弟や受講生の仲間たちと同じ、「プロバイヤー」としてのスキルを「武器」とする場合は。「武器」を習得して使いこなせるようになるための職業訓練校的OJTを中心とした「年間プログラム」が、「第四期」として5月〜スタートしますので。このタイミングで「武器」の習得に挑戦下さい。