月商800万が100万に堕ちました(涙)どうしたら良いですか?

  • 2023.11.17
  • 2023.11.17

「一時は、月商700万、800万の水準まで到達したのですが、もっと利益を出そうとテコ入れした途端、逆に売上・利益共に下がってきてしまい、月商100万ちょっとになってしまいました(涙)どうしたら良いでしょうか?」

「ケイタ式」に取り組む、S.I.さんから相談を受けました。この手のお話は、よくあるお話です。「ケイタ式」に限らず、「ロイ式」などでも起こり得ること。逆に、この問題を解決させるためのアドバイスもとても単純明快です。

一度、月商500万オーバーに行ったことのある方々なら、ビジネスそのものの本質的な部分を理解して、丁寧に取り組んでいけば。数カ月間はかかってしまうでしょうが、再び月商500万オーバーの領域に到達することは、それほど難しいことではありません。

どんな部分を改善すれば良いのでしょうか?その答えは、ビジネスの本質に立ち返り、「貢献活動」を中心とした、取り組みをすれば良いだけなのです。「貢献活動」と言えば、一見すると無償奉仕のボランティア活動的な、お金とは無縁の行為に思われるかもしれませんが。実はそうではありません。

ビジネスを営む目的そのものは、売上・利益を上げて、収入を上げることなのかもしれませんが。ビジネス活動の本質そのものは、「貢献活動」なのです。ビジネスを起ち上げ取り組み始めた後で、利益が上がり始めたからといって。目先の利益に目がくらんでしまうと、たちまち、売上・利益が堕ちてしまい、自ずと自分の収入も堕ちてしまう。

これは、「ケイタ式・ロイ式」などの「物販ビジネス」に限ったことではなく。実は、サービス提供、情報提供にまつわるビジネス含めて、ありとあらゆるビジネス活動に共通していることなのです。売上・利益・収入を上げるために大事なことは、どう儲けるか?ではなく。どういう「貢献活動」をしていくか?という部分に集約されて来るのです。

「ビジネス」の本質は「貢献活動」

「お金を稼ぎたい!」「年収を上げたい!」「金融資産を増やしたい!」誰しもが共通して考えることです。けれども、実は「お金」には、「お金」を目の前に置いて前のめりに追いかけると、逆にお金が逃げて行くという性質があります。お金を増やしたいと思うのなら、直線的・直接的に、お金を求めてはいけないのです。

人間は誰しも、その感情や本能のまま行動をしてしまうと、短期的・短絡的に自分の成果だけを欲しがります。目の前にぶるさがった果実を求め、心が奪われてしまうのです。お金を直線的に求め、短期的に成果を欲しがる。この2つは、人間が元々持つ性質とも言えるものですが。本能むき出しの状態でビジネスに取り組むと、間違った判断をしてしまうようになります。

実は、ビジネス活動とは、この本能とは対局にある理知的な活動なのです。なぜなら、「お金」は組織や顧客の抱えている問題を解決させたり、喜ばせたりする対価としてもらえるもの。「本当にありがとう!」「Thank you very much!」「非常感謝!」感謝の気持ちと言葉の裏側に「お金」が存在するのです。自分はどんな貢献ができる人なのか?どんな問題を解決できる人なのか?どんなふうに喜ばせられる人なのか?これを組織や顧客に対して示す。その対価としてもらえるのが「お金」。

勤務している会社組織の中で、貢献活動が認められれば年収が上がるし。自営で取り組んでいるビジネス活動で貢献活動が認められれば売上・利益が上がる。それが、ビジネスである限り、サラリーマンでも、自営業者でも、本業でも、副業でも、何も変わりは無いのです。「貢献活動」によって、感謝された総量を、お金で評価するのが、資本主義の本質である・・・と、言い換えることもできるわけです。

これは、リアルビジネスでもそうなのですが。「ケイタ式・ロイ式」などの、「プラットフォーム」を活用したインターネットビジネスでは、なおさら合理的に、アルゴリズムとして貢献活動が判定されてしまうので、誤魔化しが一切効かない部分でもあります。日本のプラットフォームでも、米国のプラットフォームでも、共通している部分です。

利益が出ない商品をリストラした末路

例えば冒頭にお話した、月商700万、800万の水準から、月商100万にまで堕ちてしまったS.I.さんにはどんなことが起きてしまったのでしょうか?「ビジネスの本質は貢献活動」という視点から見ると、問題がすぐに分かります。

S.I.さんは、「ケイタ式」でゼロイチになる過程においては「利益が出なかったとしてもどんな商品でも売ってとにかく実績を出そう!」という気持ちで、スタートアップをしたはずです。月商100万を超えた頃から、露骨に利益が出始めて、「やればやるほど利益が出る!」と無我夢中になって、取り組み続けたのです。

ところが、月商500万オーバーになり、月商700万、800万水準に到達した時に、フト思ったのです。「利益の出ない商品をリストラして、利益の出る商品だけ売ろう!」そして、利益が出てない商品を、店舗からバンバン削って行ったのです。すると、途端に上位表示されなくなり、今まで利益が出ていた商品も全く売れなくなってしまう。売上が下がる、利益が下がる。「貧すりゃ鈍する」状態に陥ってしまったのです。

S.I.さん「はい。おっしゃる通りです!」とのことですが、これは「プラットフォーム」側の気持ちになれば、すぐに理由がわかると思います。eBayやAmazonなどの「プラットフォーム」も、他の「プラットフォーム」との競争におかえれている状態です。顧客を自分の「プラットフォーム」に呼び込むために、「優良な商品を、よりお得な価格で購入してもらいたい!」と考え続けているのです。

そんな中で、「とにかく売上実績を作るためにバンバン商品を売ろう!」と考えていた頃のS.I.さんのアカウントは、「良い商品をお得な価格で販売してくれる優良な出品者」と「プラットフォーム」のA.I.先生のアルゴリズムに判断されて、優先的に上位表示されるようになったのです。だからこそ、月商500万、700万、800万と、一気に売上が上がり。それに伴い、「利益の出る=本来お得ではない商品」も、売れるようになっていた状態だったのです。

「世のため、人のため、自分のため」

ところが、S.I.さんは、利益の効率を高めようと、利益の出ない商品を軒並みリストラしてしまいました。すると・・・「プラットフォーム」に競争力をもたらす、「優良でお得な商品」を売ってくれないダメな出品者として、A.I.先生によって判断されるようになってしまったのです。

当然、優先的な上位表示などされるわけがありません。S.I.さん以外にも沢山の出品者がいますので、A.I.先生は、S.I.さんをリストラして、「プラットフォーム」に競争力をもたらす貢献をしてくれる他の出品者を優先するようになった・・・というわけなのです。

だから、S.I.さんが、再び月商500万、700万、800万と戻すためにの施策は簡単です。既に、利益が出る、売れる商品を知っているのですから。そこから完全に逆算する形で、売れる商品と類似のカテゴリーの同一価格帯の商品を、利益が行って来いになるくらいのお得な価格で、「プラットフォーム」に対して貢献しまくれば良いだけです。

・「プラットフォーム」も喜ぶ=WIN
・「プラットフォーム」で商品購入したお客様も喜ぶ=WIN
・利益が出る商品も売れて喜ぶ=WIN

「WIN-WIN-WIN」の関係が成立することで、再びS.I.さんは復活できるというわけなのです。ただし、「プラットフォーム」のA.I.先生に、「彼は心を入れ替えて 改心しようね!でも、本当に大丈夫かしら・・・?」一度、A.I.先生から失った、信用・信頼を回復するのに、数カ月間はかかってしまう。

ボランティア精神溢れた、「貢献活動」を徹底的に継続することで、A.I.先生に認められなければなりませんね。でも、「プラットフォーム」が求めていることは、簡単に分かりますので。この要をシッカリ抑えることで、確実に回復できます。・・・ということで、「ビジネスの本質は貢献活動」です。

組織や顧客の抱えている問題を解決させたり。組織やお客様を喜ばせたり。その感謝の気持ちの対価として、お金をもらえるのです。この部分を理解した上で、「設計図」がシッカリとしている「ケイタ式・ロイ式」に取り組むと、「プラットフォーム」の攻略はとてもとても単純明快。「世のため、人のため、自分のため」「貢献活動」の結果として、確実に稼げるようになれますね。