米国ハワイへ!もはや日本人のための南国リゾートでは無くなった

  • 2022.09.28
  • 2022.09.28

今晩、僕は独り羽田空港へ向かう。再び、米国ハワイへ赴くのだ。2022年、今年は海外滞在の約半分をハワイで過ごすことになってしまったが。今回は、約1ドル144円という前回よりもさらに「円安・ドル高」が急加速した後の状態。高いドルの、異常な物価高の「ダブルで高い」な環境下。今までとは異なり、見えない壁のような重圧を感じてしまう。ゴゴゴ

果たして僕は、ハワイで独り、生き延びることができるのだろうか?前回は、肉そば一杯3,600円、トンカツ定食4,400円、共に、サイドオーダーゼロでこの価格であったが、果たして今回はいかに?ピーナッツハートな僕は、ハワイでサバイバーになるために、日本のスーパーで、お蕎麦を買い込む。最悪なケースを想定して、毎日かけ蕎麦をすすり食べる生き延びる準備を怠らない。

さらに、無駄に高いハワイに赴くのだから、確実にかけた費用以上のリターンを目論まなくてはならない。普通に海外で過ごすのならば、安くて過ごしやすい拠点マレーシアに籠れば良いのだが。あえてこのようなご時世で、ハワイを選択しているのだ。「転んでもただでは起きない」これは無敗の投資家を目指す者としては当然の心構えである。

ハワイでの目標

  • 購入した瞬間に資産性が高まる某高級時計の購入!?
  • 購入した瞬間に資産性が高まるブランドHとCのレアモノ購入!?
  • ハワイの法人関係の調査
  • バトンタッチ大作戦のための10年後のミライの想定
  • 株式投資のための某米国企業の某商品が米国でどのように売られているのかの研究
  • 「ワンチーム」メンバーのための、ハワイで推奨される留学先学校の現場確認

ここら辺は、今回のハワイ滞在中に抑えていきたいところである。南国リゾートハワイにて、ダラダラ無駄に過ごしてしまうよりは、しっかりと目的意識を持った独り旅にしたい。なぜなら、今年46を迎えた僕にとって、とにかく残された年月は乏しいのだから。

2022年9月時点のハワイ渡航安全情報

米国ハワイの2022年9月時点の渡航安全情報としては。ハワイへの入国に際して、18歳以上の僕たち非米国市民は、ワクチン証明書の定時が求められる。この部分に関しては、僕は既に「ファイザーワクチン」を三回も接種しているので問題なし。ちなみに、ハワイの「コロナ」感染症危険情報は、

レベル3(渡航中止勧告)
    ↓
レベル2(不要不急の渡航は辞めてください):前回
    ↓ 
レベル1(十分に注意してください):今回

に引き下げられている。日本からハワイへの飛行機に乗る前の事前のPCR陰性検査などは一切不要になっているので。「ワクチン接種証明書」を手に、そのまま飛行機に乗り込むだけである。なお、ハワイでは屋内でのマスク着用義務が解除されている状態。

つまり・・・「コロナ禍」前のような、いつでも気軽に行ける僕たちの楽園・米国ハワイに戻っている状態である。日本に一時帰国すると、引き続き外も中もマスク着用が必須的な雰囲気になっていることからすれば、開放感は半端ないはずだ。僕もハワイでは、堂々とマスク無しで深センな空気を肺いっぱいに吸い込みながら闊歩しようと考えている。

「もう日本人いらねーよ!」byハワイの方々

けれども、今のハワイは、「コロナ禍」前のかつての僕たちの知るハワイとは様子が異なっている。「コロナ禍」前までは日本人観光客が年間150万人訪れていた、「日本人のための米国」的な雰囲気だったハワイであるが。「コロナ禍」後には、日本人のハワイへの渡航が約100分の1の年間1万5,000人まで激減したこともあり。従来ハワイで日本人相手に商売していたお店は、その数多くが閉店してしまった。

その後、2021年の夏頃を境に、米国本土から観光客がどっと押し寄せ、その数は「コロナ禍」前を軽く超えて米国本土からの観光客だけで、ハワイ中のホテルがほぼ満室、レンタカーは不足状態になってしまったのだ。この背景には、コロナ禍の影響で、好景気で金はたらふくあるのに海外旅行に行けない米国人たちの間で、「国内旅行」としてのハワイが人気になった。そして、この1年間で、ハワイは「日本人観光客」の要らない観光地へと変貌を遂げてしまったのだ。

まず、日本人観光客がほとんど来なくなったハワイの各レストランは、どっと押し寄せた米国本土の方々の胃袋と舌を満たすべく。味付けを米国本土の方々向けに変えたところが多かったとのこと。そうして、実際に米国本土からの観光客を迎え入れたところ・・・。蓋を開けてみれば、米国本土の方々の金遣いは、日本人の比ではなかったことを、ハワイ現地の方々は知ることになってしまった。

一番大きいのは「チップ」。日本人の場合、観光ガイドブックやインターネットの情報を調べながら。「最低いくらチップを払えばよいか?」という基準で確認しながら、「ちっ、チップかよ!舌打ちしながら渋々チップを払っていた。ところが、今物価高だけれども、好景気で収入水準の高まりも激しかった米国本土の方々は気前が良かった。

例えば、観光ツアーの場合でも、ツアー代金と同額のチップをバサッと置いていく方々も少なくない。「素晴らしい体験をありがとう!」感謝の気持ちを、チップの札の厚さに変換するのが米国本土流。レストランのチップも、以前は15%〜20%が相場で、日本人は渋々置いていく感じだったが。最近ではチップ相場が18%〜22%へと上昇。ところが、米国本土の方々は、ツアー同様に、レストランでも22%のK点超えの男気のあるチップを、バサって置いていく方々も多い。

さらに、日本人であれば、観光ガイドブックに掲載されている、オススメのメニューを、みんなでシェアね!大皿を数枚申し訳無さそうに注文。チビチビと取り分けながら食べていた。ところが、「コロナ禍」の米国本土の方々にとって、「シェア」などはタブー。「元々「シェア」などしたくない!オレの皿はオレの皿!」全員が、メインを必ず1皿ずつ注文する。加えてデザートも全員が1皿ずつ。

すると、レストランの客数あたりの注文単価がググンと上昇。お会計の合計金額が倍増して、チップも跳ね上がる。なんと、人気のレストランのボーイともなれば、年収2,000万〜3,000万も稼ぐ方々も少なくない状態。「アメリカンドリーム!!」ゴゴゴゴゴゴゴ

これに味をしめてしまったハワイの現地の方々からすれば。「あれ、 今まで日本人に 愛想笑いしていたオレらって 一体なんだったの?」「もう貧乏日本人 ハワイに来なくていーよ! マハロ!」的な状態になってしまったツアーやレストランなどの観光系ビジネスを営む方々が爆増してしまったようだ。

今回は、独りぼっちのハワイということもあり。羽振りの良い米国本土からの観光客と、その観光客相手に、ボロ儲け商売をされているハワイ現地の方々のお邪魔にならないように。外食は極力控え・・・。主食は、日本から持っていくお蕎麦の乾麺でも茹でて、独りかけ蕎麦をすすり食べようと考えている。

46歳を迎えた僕としては、米国本土向けの大皿メインディッシュを独りでたらい上げることもできないし。米国本土の方々のように、定価の2倍をチップでバサって置いていくことなどもできない。せめて、時計の針が夕方18時を指すと同時にダッシュ、50%割引ステッカーが貼られた「スパムおにぎり」を速いものがちの掴み取り(奪取)。隅っこの方で、米粒一つまでをも堪能しようと考えている。

こうして節約したお金を、メンターであるマスターヒロさん直伝の「設計図」を用いて、購入した瞬間に資産性が倍増する「モノ」を獲得したり。スマホを起ち上げ、「バトンタッチ大作戦」将来5倍〜10倍に膨らむであろう、米国株をチビチビ買い進めようと考えている。

これが、各国内の上場企業時価総額格差約10倍の米国と日本。もはや貧乏日本人となった、経済敗戦国の人間としての、慎ましいハワイでの過ごし方では無いだろうか?ということで、スパムおにぎりの米粒一つ足りとも無駄にしない意気込みで。歴史的な「円安・ドル高」下のハワイ旅行を満喫しようと考えている。