「ハワイサバイバル術2022」毎日のランチとディナー編

  • 2022.10.02
  • 2022.10.02

火曜日は焼き肉カレーの日

ハワイに到着したのは、ハワイ時間で火曜日だった。アラモアナセンター目の前のコンドミニアムに到着してすぐに。レクサスに乗り込み、ワイキキビーチ通りのロイヤルハワイアンセンターの駐車場へ。この駐車場では、ロイヤルハワイアンセンター内で10ドル以上の大買い物をすると、最初の1時間が駐車料金無料になり、2時間目からは、1時間毎に2ドルが課金される。

つまり、2時間で所用をすませて、再び駐車場から出発できれば。合計2時間も、たったの2ドルで、ハワイの一等地に車を駐車できることになる。これは今の物価高のハワイでは、かなりお得な駐車料金。そこで、3階にある日本人経営のフードコートに赴く。

火曜日といえば、焼きたての焼き肉がこんもり乗った、焼き肉カレーを、チップ込みで、たったの10ドルで堪能できる。ハワイ中探しても、10ドル(約1,500円)でこのクオリティの肉と米の組み合わせを食せるところなどは現在皆無。レストランでは、ヨーグルトも注文できない価格。

店員さん「あら、久しぶり!」毎度、継続的に通い続けているので、店員さんたちは顔見知りである。肉のひとかけら、米一粒まで余すこと無くカレーに絡ませながら堪能。胃持ちの良い組み合わせなので、最悪夕飯を食べれなくても生き延びることができる。到着したばかりということもあり、ABCマートで10ドル以上水や珈琲の元を購入する算段が立つ。一度レクサスを駐車場から出庫、ぐるりと回って再び駐車場へ戻る。

こうすることで、1時間無料が、さらにリスタートされるので。次の予定を考えても2ドルも節約できることになる。と、セコセコしながらも、徒歩で近くにある某高級ブランド店の担当者に挨拶。次に、また徒歩で別の高級ブランド店へ。入り口にいる店員さんにでも、別の日のアポをお願いしようと訪れたのだが。すぐさま、店長並びに担当に見つかり、話し込むことになった。

しかし、このブランド店の場合は、じっくりと商品を深堀りしたいので、改めて訪れるべく、次の日のアポを取って店を後に。再び徒歩でロイヤルハワイアンセンターの駐車場へ戻り。速やかにレクサスに乗り込み出庫。ロイヤルハワイアンセンターを後にした。

僕もハワイでは、常夏服的軽装ながらも、上から下まで高級時計からアクセサリーに至るまで、歩く身代金的な全身ブランド品で身を固めているので。高級ブランド店の店員さんたちも来店直前に僕がよもやこのような格安ランチで「つるセコ」なことをしているなどとは思わないだろう。

意外とお得な「ロイヤルハワイアンセンター」

ちなみに、ロイヤルハワイアンセンターでは、先に訪れた、日系フードコードの中で、HONOLULUバーガーで

  • 月曜日:11時〜20時
  • 火曜日:16時〜18時

チーズバーガーがたったの約1,000円ポッキリ(チップ込み約7.5ドル)

Meataly Boysで・火曜日:11時半〜20時までポークチョップカレーと、今回僕が食した焼き肉カレーが共に、たったの約1,450円ポッキリ(チップ込み約10ドル)

Pork tamago originalで・水曜日:11時30分〜20時までスパムおにぎりに似たおにぎらず全種5ドルが、2つ購入すると1個無料つまり約1,750円で(チップ込12ドル)トッピングが豪華なオニギラズが3つ。・木曜日:11時〜20時までガーリックシュリンプが約1,560円(チップ込10.8ドル)

と、ハワイの一等地でありながら、ハワイ最安値水準で、それぞれ日本人の口にあったハワイ特産料理が食べれてしまうので。月曜日〜木曜日の来店がオススメ。ちなみに「ハワイと言えばロコモコは?」。同じ階にある、なんとあの高級ステーキレストラン、「ウルフギャング」にて・・・

月曜日〜金曜日まで、15時〜18時半の間限定で、「ハッピーアワーメニュー」というものがあり。そのメニューの中で、「PUPUS」と記載された部分に、小さな文字で、ミニロコモコ:8ドル約1,400円(チップ込9.6ドル)という軌跡のメニューが存在している。

ただし、こちらは先程のフードコートとは異なり、高級感溢れるのお店の佇まいと店員さんの営業スマイルの中で。飲み物も、サイドメニューも一切注文せず。たった「8ドル」とだけ記載された、「ミニロコモコ」だけを注文。店員さんに見下されようとも、堂々と食する胆力は必須。そういう意味では、上級編である。

ちなみにABCマートでも、当然普通のレストランよりも安い価格、日本のコンビニ的な食事は売っているが。それでも、サンドイッチで6.99ドル(約1,000円)チキンラップで9.39ドル(約1,360円)サラダ系は10ドル以上(約1,450円以上)・・・と、出来たてでもなく、冷蔵・持ち帰りの割には高い。

ABCマートの価格を見れば、上記したお店の曜日・時間限定出来たてホカホカなメニューが、いかにハワイの一等地としてはお得なのか?よく分かると思う。本来であればハワイではもはや一食3,000円以下で、まともに出来たて料理などは食べれないのだ。

18時は

そうこうしている内に、ハワイ時間で時計の針が18時を指そうとしている。コンドミニアムを出て、神妙な面持ちで、アラモアナセンターへと向かう。勝負前の男の顔である。なぜなら、アラモアナセンターの、アラモアナホテル側にあるフードコートでは。な、なんと18時ちょうどになると、50%オフセールが始まるからだ。

入り口にあるスパムおにぎりが売られているお店と。その隣りにある、お弁当などを売っている韓国料理のお店。定価だと高いが、流石に2分の1の価格になると、手が出せるお値打ち価格になる。18時と同時に、お店に入ると、早速行列ができはじめている。スーハー、スーハー、焦る気持ちを落ち着かせながら、ゆっくり早く歩き、列の後ろへ。速やかにお目当ての

  • 玄米昆布おにぎり:定価2.38ドル
  • ベーコンたまごスパム:定価2.98ドル

を手中に収める。レジで会計を済ませると、本来5.36ドルのものが、たったの2.81ドルポッキリ。2つでたったの406円。ゴゴゴ

おにぎりの量・質と比べても、納得の価格になる。このおにぎり2つだけでディナーを過ごすのであれば、物価高なハワイにいながらも、1食500円未満でディナーを完遂できる。現地の方々が並ぶはずである。ちなみに、隣の韓国料理のお弁当も、韓国MIX弁当が通常定価9.95ドルが、18時になると、50%オフになる。たったの720円で、韓国料理を堪能できることになるので。同じく18時以降は人気。18時ジャストの入店が求められる。

毎日18時にロケットスタートで並び、おにぎり406円→韓国720円→おにぎり406円・・・と毎日のディナーを交互に繰り返していけば。ハワイ滞在中のディナーは、一週間でたったの3,784円。毎日のディナー1日あたりの平均が、たったの540円になるので。これなら、ハワイの物価高はそれほど感じない。「ハワイでサバイバル」生活「孔明印」オススメのディナールーティンである。

しかし、ここで悩みが出てきてしまう。こうした工夫を駆使することで肉と米はなんとかなるのだが。「あれ、野菜は?」そう、ハワイでは、野菜が異常に高い。どれだけ高いのか?例えば、日本で近所のスーパーに行って、並んでいる野菜が、全品1,000円以上だったらどう思うだろうか?しかし、ハワイのスーパーでは、野菜果物がそんなイメージなのだ。

日本のセレブ御用達「成城石井」でも、ここまでではいかないはず。自ずと、市販のサラダ類も高い。レストランなんかでサラダを単品で注文すると、軽く3,000円〜4,000円コースになるが、スーパーであっても、サラダ類は軒並み10ドル(約1,450円)以上。

しかし、そんな時には、アラモアナセンター1階にある「フードランド・ファーマーズ」。手前の方には10ドル超えのサラダばかりなのだが。そこを素通りして、さらに右の奥の方に行くと、ずらりとサラダが並ぶコーナーがある。ここではなんと、サラダがたったの5.99ドルのものが数多く陳列されている。

なぜ、同じフロアに、ほぼ同様の内容で、高いサラダと安いサラダが存在するのか?理由は不明だが。。ただし、会員限定価格。けれども、会員登録はレジで、電話番号を伝えるだけ。僕の場合、マレーシアの携帯番号であり、一桁多くなってしまったが、下一桁カットするだけでOKだった。

「会員登録の意味ないじゃん」と思うのだが、ハワイのロコの方々は、そんな細かいことは気にしない。これで晴れて、サラダ5.99ドル日本円で約865円ハワイ最安値水準の価格で、質の高いサラダの供給源を確保できる。50%引きの2個で406円のおにぎりを購入した日に。格安サラダ865円を組み合わせれば。約1,271円で、野菜と米と肉。そして、日本から持参したインスタント味噌汁を組み合わせれば、最強ディナーメニューと化す。

レストランで食せば、軽く6,000円は超えてしまう物量になるので。これはハワイではお得であると判断できよう。以上、歴史的な米国の円安・ドル高・物価高、その中でも一際物価高が加速中のハワイにおける。「サバイバル術・ランチとディナー編」初めてハワイに訪れた大学4年生、貧乏学生の頃を思い出し、あの頃の懐事情で、今の日本の何倍もの重力を感じる物価高のハワイの中で。どのように、「つるセコ」活動で生き延びられるのか?

こうして僕は、頭と足をつかいながら、日々ハワイで挑戦しているのである。そして節約したお金は。購入した瞬間に資産性が高まるモノや。将来5倍〜10倍になるような米国株を見極めて「バトンタッチ大作戦」投資へ。