貧富の差は「情報格差」なんて生やさしいお話ではなかった

  • 2022.12.02
  • 2022.12.02

「情報格差」というものが、貧富の差を産んでいる根源である。というお話を聴いたことがあるでしょうか?収入や資産に差があるのは、あくまでも結果論に過ぎず。なぜそのような格差が生まれているのか?その原因は、富裕層は質の高い情報にアクセスしていて。その情報を手に入れられるかどうかが、貧富の差を生んでいるというものですね。しかし、事実はそんな生やさしいものではありませんでした。「情報」という枝葉の部分に目を向けても、この格差は永遠に縮まることはありません。本当の格差とは、「考え方」。「脳のOS」の格差にあったのです。

それぞれの年収を決めているのは自分自身

それぞれの、「年収を決めている」のは一体誰なのでしょうか?なぜ、持ち得る「資産」にこれほどまでに大きな格差があるのでしょうか?勤務している会社の上司でしょうか?実は、どこの誰でもありません。世の中全員、自分で自分の年収を決めています。サラリーマンでも、自分でその仕事を選び、自分で会社組織の中の使命・役割を決めていますし。自営業者でも、自分でどんな事業をどのように営むかを決めていますし。専業主婦の方々も、自分で家計の大黒柱である旦那を選んで結婚している。

世の中どこを見渡しても、自分以外に「年収」や「資産」を自分以外に決められる人はいないのです。「不公平だ!」と声を大にする方々もいらっしゃいますが。実は「年収」と「資産」ほど公平な指標はありません。年収と資産が低い人。年収と資産が高い人。年収が高いのに資産が乏しい人。年収が低くても沢山の資産を持てる人。

実際に面談などを通して、個別にヒアリングをしてみると。それまで歩んできた人生の中で、どのような考えで、どのような道を選んで、今の状態にいるのか?年収や資産が高い人はその通りの道を歩んで来ていますし。年収や資産が低い人はその通りの道を歩んで来ている。何一つとしておかしなことは起きていません。逆に、過去を振り返ってお話頂くだけでも。「あなたの今の年収は◯◯◯万円位でしょうか?」それほどの誤差無く的中させられる位です。

正直、たまに、「あなたはもらい過ぎですね・・・」という方はいますが。「あなたはそんなに素晴らしい人なのに年収や資産が低すぎですね・・・」という方はまずいません。すると、どちらかと言えば、誤差が生じているとすれば、むしろ「もらい過ぎ」の方に上振れしている方がいるくらいで。「年収が実力より低すぎる」という方はまずいません。そのくらい、かなり「適正年収」通りになっています。

「オレはもっと高い年収をもらってもいいはず。会社や上司が認めてくれないんです!」とおっしゃる方もいますが、明らかすぎるほどに、会社や上司の判断の方が適切であることが分かります。低い年収・資産の人たちは共通して、高い年収・資産の方々と比べて決定的に足りないパーツがあるのです。そんな中で、年収や資産を高めるにはどうすれば良いのか?その答えは「富裕層の情報」にあるのでしょうか?

富裕層にしかアクセスできない情報

この話題になった時に、よく書籍やインターネット上では。「年収格差=情報格差」として。低い年収や資産の人たちは、貧しい人たち特有の情報の中で生きているから、年月の経過とともに、ますます貧乏になっていく。富裕層など高い年収や資産の人たちは、富裕層たちしか手に入らない情報の中で生きているから、年月の経過とともに、ますますお金持ちになっていく。などと言われていますし、実際にかつては僕自身もそうなのだと思っていました。

富裕層には、富裕層の人たちにしかアクセスできない情報があり。富裕層の人たちは、一般人たちが知り得ない情報に接することができて。その情報を活用しているから、富裕層は富裕層であり続けられると。だから、一般人が、富裕層の持つ情報を手に入れることができれば、一般人から脱して、富裕層になれるというものです。

しかし、これは本当なのでしょうか?実際に僕が、約10年間、大富豪ファーザー、マスターヒロさんから学び続ける中で。まさにこの「情報格差」を目の当たりにし続けて来ました。例えば、会社法人の経営。世の中の大多数の経営者が、銀行融資を借金と考え、資金繰りなど、マイナス面からの脱却にしか使えていない中。銀行融資の本質を理解してものすごく速いスピードで富を積み上げ続けています。

実際、僕たちもこの情報を元に銀行融資に取り組んだところ。非常に短い年月で資金がドンドン積み上がるのを体感し続けています。例えば、株式投資。世の中の大多数の投資家と呼ばれる人たちが。チャートを読んだり、一か八かのギャンブル的な投資法をしている中。的確な情報収集をして、着実に勝利のみを積み上げていきます。2017年に教わったとある米国株の銘柄。。2021年までに、10倍になってしまいました。

例えば不動産投資。巷の投資家たちが、億単位の融資を組んで、年利わずか数%の利回りという危険な投資法をしている中。御方々の不動産投資法では、年利50%以上が当たり前。年利110%、120%のものまであり。そのどれもが、根本から異なります。この訓えに基づき不動産投資に取り組むと。ビジネスや会社法人とも連携する形で、さらに資金と資産が積み上がる仕組みを構築できることが立証されています。

どの情報も、僕たちがこれまで生きてきた人生の中で、全く見聞きしたことのないものばかり。そして実際に、その情報を元に取り組んでみると、巷の常識では考えられないほど短期間で。変化を遂げてしまうのです。しかし、そんな中でも、情報を使いこなせない人、情報を使いこなせる人、二通りに分かれてしまうのです。

「情報だけ」では勝ち続けられない

マスターヒロ「株式投資で「勝てる株の銘柄だけ教えて下さい」と言ったやつに勝ち続けたのを見たことが無い」「地下ソサエティ」の「プラチナ・メンターサロン」の中で、メンターであるマスターヒロさんがそうおっしゃりました。

そしてそれは事実だということを、僕も理解できるようになりました。全く同じ情報を耳にしても、勝てる人と、勝てない人がいる。すると、仮に一般の人たちが、富裕層が手に入れている質の高い情報にアクセスできたとしても。負け続ける人は負け続けてしまうのです。まれに、偶然のラッキーで、勝ったり、うまく行ったりすることもありますが。風前の灯火の如く、その状態を長く保ち続けることはできません。気がつけば、すぐに元の状態に戻ってしまいます。

確かに、ビジネスの世界でも、一過性のブームに乗って、一気に勝ち上がって成功者的な状態になれる人たちは五万と見てきましたが。5年後、10年後、彼らの大多数は普通の人に戻ってしまいます。勝ち続ける富裕層はずっと富裕層のまま。負け続ける貧困層はずっと貧困層のまま。この図式は、5年、10年、20年単位で見ていくとあまり変わりません。

「情報格差」なんて生やさしいものではなかった

本当の格差は何が原因で発生するのか?「情報は大切」だとは思いますが、「情報だけ」では、うまくいかないことが分かります。この事例として分かりやすいのが、誰しもが通った道、学生時代の授業ではないでしょうか?例えば、小中学校の義務教育期間の公立小・中学校のクラスの中。全員が、同じ時間、同じ先生から、同じ内容の授業を受けます。けれども、テストの結果は同じようにはなりません。

テストの結果が良い子もいれば、悪い子もいる。ずっと良い成績であり続ける子もいれば。ずっと悪い成績であり続ける子もいる。これが学校の授業だけではなく、習い事、部活・・・いかなる分野でも、同じ時間を過ごして、同じ内容のことを教わったりメニューをこなしたりしているはずなのに。結果の違いがドンドン広がってしまう。

数年経過すると、雲泥の差になってしまう。という現象が見られます。一体どうしてこのようなことになってしまうのか?学校の勉強で、塾に通えばできるようになれるのか?塾に通っても、同じことを同じ先生から習っても、できる子はできるしできない子はできないまま。この図式は結局は変わりません。これと同じようなことが、受験、就職、出世・昇進、独立・起業、経営・投資・・・ありとあらゆる部分で発生し続けているのです。

確かに、再現性が極めて高く、成功者が続出している「ロイ式」「ケイタ式」などの物販のビジネスモデルでも。全く同じ講師から、同じ期間、同じ内容を教わっているにも関わらず。各々の出せる結果は、それぞれ全く違いますし、年月の経過とともに雲泥の差になって来ます。

つまり、この根底にある問題解決をしない限り。「富裕層の情報だけ」取りに行っても、本当の意味で「情報」を使いこなすことはできないことが分かります。「情報」によって、一過性の結果を出すことができたとしても。「情報」の有効期限が過ぎた後は、結局は元に戻ってしまうのです。この問題を完全なまでに解き明かされ、説いてくださったのが、僕たちのメンターであるマスターヒロさんなのです。

本当に勝ち続けられる人は、どんな分野でも勝ち続けられる。本当の富裕層は、勝つことしかやり続けないから富裕層であり続けられる。その差は、「考え方=脳のOS」を書換えないと、永遠に縮まることはない。衝撃の事実を訓えてくださいました。「情報格差」・・・富裕層の情報を知れば貧困層から脱出できる・・・問題の根源は、そんな生やさしいお話ではなかったわけなのです。

なぜなら、「脳のOS」というものは、2、3の「情報」を知っただけでは、変わるものではないからです。仮に自分が本質的な意味での富裕層になり、富裕層であり続けたいのなら。「情報」という枝葉だけに目を向けるのではなく。富裕層であり続けられる人たち特有の「考え方=脳のOS」へと自分の「脳のOS」を書換えなければならないのです。