「会社法人」の活用方法を理解して使いこなせることができますか?

  • 2021.11.17
  • 2021.11.17

新型コロナウィルス禍後の新たな商機を捉えようと、日本で「起業熱」が高まっているようです。2021年4月〜9月の新設法人数は6万6530社と、前年同期比34.6%増加。法人数、増加率共に、半期で見て過去最多。

各県も、地域活性化のために、こうした起業家たちを取り込もうと、様々な制度や企画を打ち出しています。地方自治体の起業支援充実も追い風になっているようです。

いろいろな起業家が、各々のご自慢の企画でビジネスを立ち上げていることと思いますが。個人的にはとても心配です。果たしてその中の一体どれだけの起業家たちが、「会社法人」の本質的な活用方法を理解しているのでしょうか?という部分です。

「10年生存率が1%」の過酷な世界なので、この内10年後にも存在しているのは、600社位ということでしょうか?その大多数は、ビジネスのことだけを考えて、「会社法人」の活用方法を知らない・・・という部分が大きな穴になっていると思います。

しかし、僕たちの仲間には、ビジネスを営む際には必ず、「会社法人」の本質も併せて理解頂くことで。一度立ち上げた「会社法人」が、永続的に生き残り続け、お金を生み続けられるようになって欲しいと強く思います。

ただの一人も欠落することなく。そこで今回開催される「地下ソサエティ」「5ポケッツ年間プログラム」の第11回目として、「会社法人の立ち上げ方法」と共に、「会社法人の活用方法の基礎」についてのセミナーを開催します。

まだ「会社法人」についてあやふやな状態になっている場合は必ず出席して学んでくださいね。

「文官」のいない「軍」は戦争で勝てません

個別面談を通して、サラリーマンが「起業・独立」をしようとするお話を耳にする度に。大多数の方々は、「ビジネスのことだけ」しか考えることができていない状態に驚かされてしまいます。

まあ、それでも、「将来、いつか僕も 独立するのが夢なんです・・・」などと、妄想にふけっているだけの状態の方々と比べれば。具体的に営むビジネスが明確になっている状態は素晴らしいことですが。

「ビジネスだけ」というのはこれは本当にもったいないことだし、何よりもとても危険です。例えば、僕たちの身近にある真剣に取り組めば誰しもが稼げるようになれる具体的なビジネススキームとして「ロイ式・ケイタ式」がありますが。

「ロイ式・ケイタ式」などのビジネススキームを学んで稼げるようになれたとしても。「会社法人」の活用方法を知らなければ、文官のいない軍の如く、現代の戦争とも言えるビジネスウォーの中で、勝ち続けたり、生き残り続けたりすることは非常に困難になって来ます。

これは、物販ビジネスだけでなく、サービスでも、情報販売でもいかなるビジネスにおいても同じことです。どんなビジネスにも必ず、調子も良いときもあれば調子も悪いときもある。

そんな中で、いかなる時も、必ず生き残り続け、自分と家族の生活ための、欲しいモノ、願いを叶えるための「糧」を生み出し続けられるためには。「会社法人」を中心とした「内政」とも言える部分を深く理解しておくことが求められます。

「内政」の理解乏しい「会社法人」では、武器を手に、我武者羅に突撃を繰り返すだけの短絡的な闘い方しかできません。調子の良い時はそれでも生き残り続けることができるかもしれませんが。

ほんのちょっと社会的・業界的環境変化などが発生した時に。もろくも崩れ去る危険性が高まります。いかなる時にも、絶対に倒れない「会社法人」を構築して、生き残り続けることが、周囲からの信用・信頼の蓄積にもつながり、「会社法人」がより強固な状態になるという好循環に突入できるのです。

ビジネスを営む目的・基準は何ですか?

僕たち自営業にとって、ビジネスを営むそもそもの目的は何でしょうか?売上高を上げることでしょうか?利益を上げることでしょうか?銀行融資で資金を積み上げることでしょうか?このどれも違います。

ビジネスを営む目的は、「僕たちが使えるお金を残すこと」です。これから新たにビジネスを始める方々は当然のこと。既に自営業者として長年経験のある方々であっても。この目的基準がメチャクチャになっている方々が沢山いらっしゃいます。

だから、ビジネスの売上だけを追い求めて、人を沢山雇ったり、経費を沢山使ったり、とにかく大きくすることに躍起になっていたり。ビジネスで出た利益を、そのまま何も考えずに再投資に回してしまったり、税理士任せの節税をしたり。銀行融資の額をただふくらませることしかしなかったり。

「あなたは一体何のために ビジネスを営んでいるんですか?」素直に疑問に思う状態に陥っていしまっている自営業者ばかりなのです。

そう思われてしまう時点で、大富豪ファーザー、マスターヒロさんの背中に。年を追うごとに近づけるどころか、距離を離されてしまう状態に陥るのは必然です。

僕たちの仲間たちには、そのような本末転倒的なことばかりを繰り返す、欠陥ばかりが目立つポンコツ自営業者にはなって欲しくありません。

人生が1,000年あったりするのなら、そのうち数百年間は趣味としてビジネスを営んでいても余興として捉えることもできるのでしょうが。残念ながら僕たちがまともに労働できる年月もそれほど沢山の年数残されているわけではありません。

お金を価値ある状態で使えるのも、全てに期限があります。限られた年月の中で、欲しいモノを手に入れたり願いを叶えたり。そのための「お金」をどう残せるのか?という部分に特化して真剣に取り組むことができないと。結果として、何も取ることができません。

「ボクはビジネスをするのが 楽しいのであり、 別に何も欲しいものはありません・・・」という、意味がありそうで無い適当な回答しかできなくなります。

しかし、「お金を残す」という目的基準になった時には、ビジネスの知識、スキル、経験だけではなくて。「会社法人」そのものの、活用方法ということも、必要不可欠なパーツとなるわけです。

むしろ、極論的に言ってしまえば、ビジネスを何も営まなくとも、「会社法人」の活用だけで「会社経営」ができるだけの知識を持った上で。真剣にビジネスを営むことができると、ビジネスの持つ力を最大限に活かせるようになれます。

大多数の自営業者が軽視してしまいがちな、「会社法人」の活用方法をジックリと学んで取り組む時間を持つことも、とてもとても重要なことなのです。

「船長」としてのお仕事ができてますか?

上場企業でも、「ロイ式」と同じように、国内仕入・国内販売を行っている企業もあります。「ケイタ式」と同じ用に、国内仕入・海外販売を行っている企業もあります。

しかし、それらの企業の社長や役員が、実際に現場に降りてきて、「物販ビジネス」そのものを労働を伴った実作業として行っているところはありません。社長や役員は、「物販ビジネス」を行っているわけではなく。「会社経営」を行っているのです。

これは会社の規模が小さくなっても同じです。本来は自営業者として「物販ビジネス」を営む時も。「物販ビジネス」そのものは、社員やアルバイトを雇用して任せることができますが。「会社法人」の経営そのものは、「船長」である社長が行う最も重要なお仕事になります。

つまり、「ロイ式・ケイタ式」などの「物販ビジネス」であろうが、サービス、情報販売ビジネスだろうが、「会社法人」の船長である社長にとって最も重要なお仕事は、ビジネスにおける労働を伴った作業ではなく。「会社法人」の活用そのものなのです。

「会社法人」の活用方法を理解した上で、「ロイ式・ケイタ式」などのビジネスに取り組む。ゼロイチの段階では、自分が労働を伴った作業を行うことになるかもしれないけれど。

売上・利益の規模拡大と共に、ビジネスにまつわる実働部分のお仕事は、ドンドンとスタッフに渡していく。軌道に乗ったら、自分は「会社法人」の活用方法に集中する。

ここまでできるようになってはじめて、自営業者の「登竜門」をクリアしたことになります。その先に目指すのは、「会社法人」の「船長」そのものを、自分以外の誰かに継承することができるかどうか?本質的な意味での「経営者」の道を歩み始めることになります。

こうした絵を描いて実行できるようになれないと。いつまで経っても、船のオールを自分で漕ぎ続ける状態。スコップを持って穴を掘り続ける状態。労働経営者から脱出することもできません。本当の意味での「不労所得」などは、夢のまた夢なのです。

「会社法人」のどんなことを学べば、「会社法人」を「船長」として使いこなせるようになれるのか?学ぶべきことは明確です。

来る11月20日(土)、「地下ソサエティ」「5ポケッツ年間プログラム」の第11回目として、「会社法人の立ち上げ方法」と共に、「会社法人の活用方法の基礎」についてのセミナーを開催しますので、基礎からしっかり学ぶことで、「会社法人」を活用できるようになってくださいね。