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「替え玉」と「代打」が許されない「道」許される「道」
- 2020.05.31
- 2020.05.31
目次
◯大学入試時の「替え玉受験」問題を考察
大学入試で「替え玉受験」が行うとどうなるのか?バレるとどうなるのか?あなたは考えたことがあるだろうか?ここ最近は聴かなくなったが、まれに発覚してニュースになることがある。
「替え玉受験」とは、受験者以外の方が、受験者本人になりすまして試験を受けること。仮にこれが発覚すると受験者になりすました人が本来の受験者の名で著名し、答案を作成して提出することになるため、「有印私文書偽造・行使」などの刑事責任が問われることもある。学生側の方が、逮捕された事例は無いが、それでも、本人と替え玉役が学生だった場合、該当科目だけでなく、受験科目すべての得点がゼロになる。
事実上、以降の国公立大や、私大センター試験利用入試への出願ができなくなる。・・・にも関わらず、「大学卒業資格」があるかないで、将来の就職・年収にも大きく影響する社会構造から。実際に、「替え玉受験」をやってしまう方々がチラホラといるようだ。
◯娘の父親が女装して「替え玉」受験に驚愕
一番驚くべき発覚事件は、1975年の津田塾大学の入学試験で、受験生である娘の父親が、女装して替え玉受験して発覚した事件だろうか?おっさんが、女子高校生になりすませて、バレないと発想したところ自体から、僕にとっては衝撃的である。僕も長女の大学受験に「替え玉」として登板することを想像しただけで・・・。しかも、初日はバレずにスルーしていたということで、更に驚きだ。
また、一時期テレビで話題になっていたのが、1991年のなべやかんの明治大学替え玉受験。この事件では、なべやかん含む20人の替え玉受験が発覚。替え玉受験を主導した、野球部監督、相撲部監督、職員と、3人が逮捕された。
さらに、僕も株の売買をしたことがある日本の有名大企業の「ニトリ」創業者が、「たとえば私が高校に入学できたのは、裏口入学したからです。受けた高校を全部落ちてしまったので、ヤミ米屋をやっていた母が、最後に落ちた高校の校長先生に米俵を1俵送って、補欠合格ということで入れてもらったのです。(中略)大学は、四年制大学は全部落ちたので、短大に行ったのですが、実はそれも替え玉受験でした。それぐらい、出来が悪かったのです。」『ニトリ 思考の5原則』の中で、高校は裏口入学、大学は替え玉受験、だったことを、堂々と告白している。
ある意味、世の中目的を達成するために、本当に手段を選ばない人たちがいるものだな・・・。人生の中で、受験というものを、ただの一度もしたことがない僕としては、少し他人事のように見ながらも、考えさせられるものがある。大学入試・受験というものは、あくまでも本人が自分の力で突破することを求められる。
◯「代打」を駆使した最年少役員Oさん
大多数のサラリーマンは、「替え玉受験=不正」の常識の流れを受けているのだろうか?本人が本人の力で勉強も仕事もやらなければならないという、一般常識のようなものが蔓延していることもあるのか?
大多数のサラリーマンは、自分の力で仕事をこなそうとしている。僕がサラリーマン時代、自分自身が、与えられた職務を全うする形で、仕事を行わなければならないことを信じて疑わなかった。「んんん?」何か感じることがあった、エピソードが2つあった。
1つ目は、
僕の直属の上司(赴任当時・主任)だったOさん。実はこの方、後に最年少役員へと飛び級出世を繰り返すのだが、上司Oさんの働き方で驚いたことは、自分の個人的な業務代行を行う、独立起業した元後輩の外注さんがいたところ。。
会社からは外注という形になるので、会社の経費としての支払いになるのだが、元後輩さんは、会社の近くに後に奥さんとなる彼女と2人で事務所を構えていて、Oさんの事務的な仕事を全て代行していた。そして、当時独身だったOさん自身も、そこの事務所を寝床代わりに使っていた。
当時の僕は入社2、3年目で「使いっぱしり」だったので、よくその事務所に「急ぎの会議資料」などを走って取りに行ったものだ。Oさんは別に、副業で元後輩の外注さんを使っていたわけではなく、全て会社の業務のために使っていたので、不正的なことは一切ない。これはとても賢い仕事の仕方だな?と僕は思った。「仕事とは、自分でやらなくても結果が良ければよいのだ・・・」僕の中で、目覚めのようなものがあったキッカケである。
◯「代打」を駆使した外資系社長
僕の営業の後輩として赴任したSさんの両親のエピソードも興味深かった。その方のお父様は、某外資系企業で日本法人の社長をされてるということだが、なんと実は、「お仕事」をしているのは、社長お父様の方ではなく、自宅で主婦をしていることになっている、お母様の方だということだった。
会社で必要な資料とか、会議で何を話せば良いのかなど、優秀なお母様が、自宅で全部揃えて、社長のお父様の方は、その資料を元に、会議で発表したり、部下に指示をだしたりしているだけだと言うのだ。つまり、お母様が、ご自宅にいながら、「外資系企業」の経営をしていたことになる。ゴゴゴゴゴゴ
Sさん本人も、女性でありながら、僕が営業のことを教えると、すぐに吸収して、できるようになり、トップセールスへと成長するほど、かなり優秀な方だったので、「なるほど、Sさんのお母様なら、あり得るな・・・」と感心しながらお話を聴いていた。
僕はサラリーマン時代に、Oさんの後輩=外注を活用したお仕事の仕方、Sさんのお父様&お母様コンビのお話、を聞けたことがキッカケで。「お仕事って、自分でやらなくても良いのか・・・結果さえ出れば!」20代後半というかなり早いタイミングで、自分でお仕事をするのではなく、「できないことは人に任せてやろう!」という発想が芽生えはじめた。その2つのエピソードによって、完全構築したのが、中国支社勤務時代に、構築した「お仕事」の仕組み。
◯仕事しないでどう会社の売上・利益達成するか?
中国広州に異動になった僕、「全員自分で社員を雇える立場」になれた。そこで僕が考えたことは、僕自身が社内で楽をしながら結果だけを出し続けるために・・・。徹底的に部下後輩の育成に力を入れたことによって、3年目位までには、僕の机の上に、「カレンダー」を置いておくだけで、商談・飛行機・ホテルの予約、が勝手に埋められて行く状態。
僕は部下たちが、「この商品作れますか?」と言ったものの、上司への確認と、日本側と香港側の確認、業務だけに集中。・・・と言っても、日本側にもグローバル部の社員さんたちにお願いするだけ。香港側のキーマンにお願いするだけ。
僕は、部下に決められた日時に、部下についていって、中国や香港のお客さんと
昼間っからタバコを吸いながらお酒を飲んだり、歌を歌いに行ったり、することだけが、僕の仕事になっていた。実際の商談は、僕ではなく部下が行っていたのだ。笑
そう、僕は途中から、会社の中でまともに作業的なお仕事は一切してなかった。これが、「副業ビジネス」で稼げる余力にもつながった。上司と話したり、部下と話したり、お客さんと話したり、話したり、飲んだり、歌ったりだけが仕事になっていた。
にも関わらず、支社の売上・利益の歴代レコードを大幅に更新。当時の僕は、僕はお仕事それほどしていないのに、売上・利益が上がり続ける状態に、どこか「罪悪感」さえ覚えていた。ただし、ここでも最後まで僕にまとわりついていたことが、毎日必ず定時に会社に出勤しなければならないこと。
出張先でも、なんとなく定時前には、上司をCC入れたメールを送りはじめていないと、気が気ではない状態。どこまで周りの同僚たちにお仕事を任せられるようになっても、「代打不可」の部分だけは、どうしても外すことができなかった(笑)。
◯やりたくないことは全部他人にやってもらう道
2010年に「副業バレ」事件発覚後、約12年間勤務していた会社を「円満退社」して離れることになってしまったが。最後の方の「副業ビジネス」では、「人に任せる=外注さんに任せる」が身に染み始めていた。「ネットビジネス」をやっていると言っても、未だにWEBサイト・ブログはまともに作れないどころか、難しい決済システムうんちゃらも厳しい。笑
ということで、僕の場合は、「独立起業」して「経営者」になった直後に、正社員的に毎月のお給料を支払い続ける方を3人雇用させて頂いた。
- 国大卒:1人
- 有名私大卒:1人
- 高卒:1人
その後も、2020年の今日まで、会社の外の世界で「経営者」としてのお仕事を続けているが。高卒の彼は、途中でどこかに行方不明になってしまったが、他の2人は未だにお手伝い頂いている。僕が今こうして、南国マレーシア・ジョホールバルでのうのうと過ごしていられるのも、各国の国交が正常化すれば、再び毎月3カ国位フラフラ旅に出られるのも、自分が全ての仕事を自力でしているのでは無いという部分。
外注さん含めると、多くの方々が僕の代わりに、お仕事をしてくれている状態。むしろ、あなたが今読んで下さっている、この文章そのものが、真田孔明本人が執筆した保証なども何も無い。笑(※この文章はかろうじて自分で書いてます!)
「替え玉」は、大学入試では犯罪行為になるし、サラリーマンでも、誰か「影武者」が、タイムカードを押しに行ったり、経営会議・部会・営業会議などに出席代行してくれたりなどは絶対に許されないが。「経営者」の世界では、A~Zまで100%、自分の「替え玉」や「影武者」が、お仕事を代わりに行ってくれようとも、その方々に「お給料」や「外注費」さえ安定的に支払い続ける力さえあれば、オールオッケー。人間の代わりに、「ツール」をぶん回す形で、「お仕事」を代行してもらっても、オールオッケー。
いくら自分の代わりを立てようとも、犯罪行為ではないし、処罰の対象にもならない、本当に自由自在に、お仕事全てを「設計」できる世界。一度、この素晴らしい世界を知ってしまった後、今更、自分で受験したり、毎日会社に出勤したりが、この僕にどうしてできようか?
◯「強要」ではなく「選択」のための「情報開示」
ただし、人の「成功=シアワセ」の形は人それぞれであり、自分で毎日出勤するサラリーマンの生き方を否定しているわけではないし。「経営者」だけが、素晴らしいと言っているわけではない。それぞれに、良いところ、悪いところがちゃんと存在する。
多くの職人さんたちのように、自分で全てをやらないと、気がすまないという人はそれをやれば良いし。僕のように、一部だけ自分でやって、他は全部他人に任せるのが良いという人はそうすれば良い。
大富豪ファーザーやマスターヒロさんのように、一切パソコンの類に触れることもなく、100%全て他の社長にお仕事を任せるスタイルに憧れるなら、それを目指せば良いし。「成功=シアワセ」に基づく理想の「お仕事」のあり方は、人それぞれだ。
僕は、「こうすべきですよ!」と押し付けているわけではなく、あなたが自分なりの「成功=シアワセ」を発見頂くべく。「選択肢」として考える材料にしてもらうための、「情報開示」を行っているだけなのだ。
・サラリーマンとしての「成功=シアワセ」
・経営者としての「成功=シアワセ」
知ってしまえば、色々と「選択肢」があることが分かるので、一度全てフラットに並べて見比べながら、「目標年収1,000万」を達成する際、自分はどういう「プロセス(過程)」を経由したいのか?どういう「プロセス」が、最短・最速の「目標年収1,000万」の達成になるのか?両方の側面から考えて見ると、面白いと思う。
追伸
サラリーマンの「道」を歩む。サラリーマンで副業の「二足のわらじ」の「道」を歩む。経営者の「道」を歩む。どの「道」を歩む場合も、
アプリを動かす「考え方=脳のOS」は同じ。「考え方=脳のOS」含めて、それぞれの「設計図」を学ぶ場合は、