正しい「子どもの育児・教育方法」を知ることに投資してますか?
- 2022.09.06
- 2022.09.06
目次
「子どもの育児・教育方法」に投資してますか?
子どもが通学する学校の学費、学習塾に習い事など、子どもを通わせることに関しては惜しげもなく費用を投じる両親は多いのですが。本来、子どもの教育に関して、最も要となる部分、「子どもの育児・教育方法」そのものを学ぶことに、時間とお金を費やす方は本当に少ないです。その結果、しっかりとした「教育方針」が定まっていないまま。その時々に目耳に飛び込んできた情報を頼りに、いきあたりばったり的に、通える学校や、学習塾や習い事に通わせているだけの、状態に陥っている場合が多いです。
具体的な目的地も無い経路も手段も分からない状態で、なんとなく、「子どもの教育」っぽいことを続けてしまうだけ。こうした教育方法では、子どもたちが22歳を迎えた時、素晴らしい状態で社会人になれるということにはなり得ないと思います。素晴らしい状態になるのも、ダメダメな状態になるのも、すべては運次第。子どもたちの将来が、偶然のラッキー的なものに左右されてしまうなんて。とても恐ろしいことだと思います。
さらには、本来「子どもの教育」にとって一番重要なことは。どこの学校に行けば良い。どこの学習塾や何の習い事をすれば良い。などという画一的なものがあるわけではなくて。住んでいる場所。両親の経済状況や、自由になる時間など、それぞれの家族チームを取り巻く環境によっても異なってきます。「素晴らしい状態」と言っても、家族チームによっては、思い描く子どもの状態も、全く同じにはなりません。
学校、学習塾、習い事などは、枝葉のお話になるわけですが。しかし、「子どもの育児・教育」に絶対に欠かすことのできない「根幹」部分には、「共通項」というものがあるわけです。「根幹」部分を習得するために、学校、学習塾、習い事がある。学校、学習塾、習い事を選択して行く「根拠」とも言える部分が、「根幹」にある。つまり、「子どもの育児・教育」における「根幹」部分を押さえた上で。「根幹」にあたる部分を、習得するための具体的な活動として「枝葉」の学校、学習塾、習い事を選択して行く。という相対関係が成り立つわけです。
中学受験に挑戦するも断念したケース
東京都に住むYさん(30代男性)の長男さん(小5)は、奥様のママ友に影響されて、中学校受験に挑戦することになったとのことです。学習塾は「友だちがN研に通っている」ということで、長男さんをN研に通わせることになりましたが。既にトップクラスに属している友達に対して。クラス分けでは下の方のクラス。そのまましばらく通わせていましたが。「なかなか、やる気のスイッチが入りません・・・」という状態が続きました。
「N研」を紹介してくれた同級生は、同じ小学生とは思えない位、ものすごい集中力があり。自宅に帰った後も、両親が言わなくても、自主的かつ真剣に予習・復習に取り組んでいるようです。一方でYさんの長男さんは勉強の内容にもついていけないということもあり。結局、中学受験挑戦を断念することになったようです。これまで、くもんに通っても中途半端。英会話教室に通わせてもイマイチ英語力が身につく様子が見られない。中学受験に挑戦してもダメ。当然ながら、学校でも特にこれと言って活躍することはありません。
・・・このように、中学受験を目的とした、学習塾に通わせても、ただ漠然とくもんや英会話教室に通わせても、そこに通わせたからと行って、突然子どもたちにやる気が宿り、集中力を持って、真剣に取り組みをしてくれる・・・などということにはならないケースが多発しています。およそ90%の家族チームでは、学校、学習塾、習い事・・・どこで何に取り組ませても、単なるお金と時間と労力の無駄・・・。という状態のまま、年月だけが経過して行き。できる子と、できない子の差が開く一方。という状態に陥ってしまう現実があります。
学校、学習塾、習い事・・・というものは、あくまでも「枝葉」のことであり、そこに通わせたからと言って何かが変わるわけではありません。「根幹」にあたる部分が育まれないことには。無意味な状態に陥ってしまうのです。つまり、「子どもの育児・教育」にとって重要なことは、どこの学校、学習塾、習い事で何に取り組むのかが重要なのではなく。それらの活動を通して、どうやって「根幹」にあたる部分を育めるのか?実は、本来一番学ばなければならないことは、両親の「教育方針」そのものなのです。
「枝葉」を追い求めた末路
子どもの育児・教育にまつわるインターネット上の情報や、書籍に並んでいる雑誌から得た情報を元に、両親が、学校、学習塾、習い事を選択したとします。学費や月謝をお支払いして、子どもたちを通わせることになりますが。しかしその際、大多数の家族チームは、次のような問題にぶち当たります。
- 子どもたちにやる気がありません。
- 集中力が続きません。
- 真剣に取り組んでくれません。
- 競争に勝てません。
その結果、年月の経過と共に、各分野で活躍している子どもたちとは、圧倒的な差がついてしまいます。そうした差は、幼稚園児、小学生、中学生、高校生、大学生・・・。子どもたちが22歳に近づけば近づくほどに、圧倒的な差となって、表面化して来てしまいます。そして、大学生になって一人暮らしをしたり。22歳を迎えて社会人になったり。親元を離れた瞬間に、もう二度と変わる機会は無し。圧倒的に不利な状態のまま、子どもたちは社会人としての活動に励むことになるのです。
そうなってしまったら両親としては、「子どもたちには子どもたちの人生があるのだから・・・」いかにも子どもたちの自主性を重んじています的な謎の発言をするしか、なくなってしまう。つまり、「子どもの教育」としては完全に「手遅れ」「失敗」ということが確定してしまう。
「根幹」が備わり万全の体制で社会人になった子どもたち。「根幹」がすっぽり抜けて、空っぽの状態で社会人になった子どもたち。サラリーマンとしての就労、起業・独立後の自営業者としての活動、経営者・投資家としての活動。どんなことに取り組んでも、その差が縮まることは無く。両者間の差は、圧倒的な「年収格差」として、生涯の勝敗を分ける。
このように、両親が正しい「子どもの育児・教育方法」を知っているか?知らないか?が、子どもたちの「成功=シアワセ」度合いを左右してしまうという現実から目を背けることはできません。本来、最も最優先するべきことは、子どもたちの学校、学習塾、習い事をどこで何をするかで悩むことではなく。両親が、正しい「子どもの育児・教育方法」を学ぶことなのです。
「令和のビリギャル」
実際我が家の場合も、長女15歳、次女13歳に至るまでずっと。学校、学習塾、習い事、どこで何を・・・という「枝葉」のことばかりしか見ていませんでした。「枝葉」しか見てないので、何をやってもバラバラな状態。その結果、どこで何に取り組もうとも、
- 子どもたちにやる気がありません。
- 集中力が続きません。
- 真剣に取り組んでくれません。
- 競争に勝てません。
・・・しまいには、不登校になったり、寝転んでYou Tubeばかりを見ていたり。という最悪の状態に陥ってしまいました。けれども、我が家の場合は幸運なことに。メンターである、マスターヒロさんより、「子どもの教育方法」にまつわる、「根幹」とも言える部分を、伝授頂いたことで。まずは、両親である僕たち夫婦の「考え方」に問題があることを知り。慌ててではありますが、なんとか軌道修正できました。
そのお陰で、子どもたちにやる気が宿りました。集中力が続くようになりました。真剣に取り組んでくれるようになりました。そして、長女も、次女も共に高校進学後、1年生から学年1位になるなど、様々な分野において、競争に勝てるようにもなりました。そして2022年、まずは長女が、「令和のビリギャル」とも言える伸び率を見せて。東京にある偏差値70の某国立大学の現役合格を勝ち取るにも至り。通学している高校の先生方を驚かせました。
何が変わったのか?子どもたちの学校、学習塾、習い事が変わったのではなく。両親である僕たち夫婦が、「子どもの育児・教育方法」とも言える、マスターヒロさん直伝の「根幹」部分の育み方を理解して。訓えの通りに、子どもの教育に取り組んだだけです。つまり、両親の教育方法が変わっただけなのです。
「なるほど・・・子どもの育児・教育に重要なのは「枝葉」ではなく、「根幹」ですね!」今では断言出来るに至っています。以上の経緯を経て、我が家同様に、子どもを持つ両親には、子どもたちの学校、学習塾、習い事にお金と時間と労力を費やすのではなく。両親である自分たち自身の「子どもの育児・教育方法」を学ぶことにお金と時間と労力を費やすことが先決だと。力強く言えるわけなのです。