「シアワセ」価値観に基づいたジョホールバル「ライフスタイル」

  • 2020.08.10
  • 2020.08.10

屋根付き「露天温泉型風呂」での目覚め

スマホのアラームが鳴り響くと共に夢の中から無理やり現実世界に引き戻される。半夢半実、眠気眼な状態の僕が、最初に向かう場所はどこだろう?身体が欲するのは本当の「目覚め」。

「朝シャンするとスッキリします!」なども聴いたことがあるが、僕の場合は朝風呂。しかも、「露天温泉型風呂」。自宅コンドミニアム敷地内建物の3階にあるのだけど。水温42度に徹底管理された熱々の温泉につかりながら、緑溢れる景色が見渡せる大胆な造りになっていて。カラッとした空気が心地よく頬を通り過ぎて行く。

  • 熱々のお風呂
  • 緑豊かな眺め
  • 爽快な風

この三角形が揃った時、ようやく「起きた〜!」という実感が頭の天辺から脚元まで全身を駆け巡る。

これと比較でき得る理想の「目覚め」というものがあるというのなら、どうか僕に自慢する形で張り合ってもらいたい。「フッ!その程度で(嘲笑)」という僕の顔を拝むことになることは間違いないと思う。

この時間帯は誰も使っていないので、完全独占状態。堪能した後は湯冷ましがてら。足湯的に、チャポンとつけたまま、スマホを通して今日のニュースを確認するところから一日がはじまる。

人口と天然、冷と暖が融和された理想の「職場」

140平方米の部屋をこうもゆったりと使ってしまうのはいかがなものか?しかし、無駄こそが贅沢。「僕の寛大な心は、広いお家から来ている!」・・・と、自分でつぶやいていることほど、本来チッポケな存在は無いなとも思うのだが。

自宅のパーソナルスペースの広さと心の広さが比例している、というのが僕の統計。生きていく中で、多少なりとも嫌なことがあっても、「まあイイっか、僕の家は広いし!」いろいろなことを、許せてしまうのだ。本来これだけの部屋の広さとクオリティが維持された居住空間だと、居住し続けるために膨大なコストがかかるというものだが。

国と地域と場所が変われば、空間の価値が変わる。日本なら「億ション」レベルのクオリティでも、ここマレーシアジョホールバルなら。ちょっと頑張れば、すぐに手に入れられるレベルのお話に落ち着く。

または、「所有欲」を妥協してしまうのなら、毎月10万円ちょっとの家賃を支払い続けるだけで、特別な日常が、夢や希望ではなく、現実のものになる。20代中盤からお仕事とプライベート両方を通して、世界各国を旅歩いた僕が、ようやくたどり着いた「桃源郷」とも言える。

広々とした部屋の窓を全開した状態で、ベランダにある椅子に座り、テーブルの上に設置した「MacBook」に向かうと。部屋の中からは人口的なクーラーで冷やされた空気を感じながら。眼下に緑広がる壮大な光景と共に天然の暖かな風を感じる。

人口と天然。冷と暖。その両方の中心に僕が位置することになる。これが僕が人生の中で、最も心地よいと感じる絶妙な温度感であり。これに勝るお仕事の環境を果たして他の誰か、演出することができるのだろうか?

「空中散歩気分」の下り階段

便利なエレベーターがあるからと、そのままボタンを押して一階に降りてしまうのはとても味気ないことだ。「あえての不便」をジックリと堪能することも大人の贅沢の一つ。一階に降りる時は、エレベーターを使うことなくユックリと階段を歩いて下りていく。

日本のマンションであれば、陰湿かつ薄暗い空間それが階段。けれども、僕の自宅コンドミニアムの階段は、そのまま外の景色がつながっていて、一歩一歩階段を下りながら、外の景色を眺めていると「空中散歩」している錯覚を覚えてしまう。

健康とは、肉体的な刺激だけではなく、心がどう愉しめるかによっても、変わるものがある。心身合わせての健康な状態は、こうした些細な日々の積み重ねで維持継続されて行く。両足にしっかりとGを感じながら、心地よい疲れを感じた頃には一階に到着だ。

365日独りプール遊び放題

「四季」というものが存在しない南国マレーシアでは、365日プール遊びを愉しむことが出来る。誰もいない日中、青い空が広がる独りプール遊びは、途端に大人の戯びへ変わる。太陽に照らされていると、水はどこまでも青く透き通って感じるのが、不思議である。

真面目に泳ぐも良し、潜るのも良し、プカプカ浮かぶのも良し、泳ぎ疲れたら、水が流れる床のところに寝そべることで。背部のヒンヤリを感じながら、汗をかくことなく、太陽の下でお昼寝することができてしまう。

この絶妙なスポットの存在を知っている人は、一体どれだけいるのだろうか?同じ時間を使い、同じプール遊びをしていても、得られる価値観は人によって大きく違う。僕が知っている、このスポットを知ればご理解いただけると思うのだが。

多くの人たちは、「成功=シアワセ」を夢や希望的に、まるで望遠鏡で眺めるかの如く、遠くに置いてしまう。結果的に永遠に辿り着くことは無い。けれども、少しだけ見方を変えて工夫をすれば、こういう些細な日常の中もあることに気づくことができる。

「車社会」でありながらアジア

マレーシアは米国のような車社会であるのだが、アジア特有の繊細さのような部分も持ち合わせている。基本どこへ行くにも、マイカーに乗って移動することになるのだが。そんな中であえて、徒歩で移動するのがランチタイム。

と言っても、はるか遠くまで歩いていくわけではなく、自宅コンドミニアムから、歩いて2、3分の範囲内には、

  • 韓国焼き肉レストラン
  • 日本焼肉レストラン
  • 日本料理レストラン
  • 中華レストラン
  • おしゃれカフェ
  • ローカルカフェ
  • ケンタッキーフライドチキン(笑)

様々なレストランが存在し、ランチメニューを200円とか300円、高くても500円とかいう値段で堪能できる。

この近辺で食べる料理はどれも、「いかにも東南アジア」的な癖というものは皆無。妙なアレンジを加えることなくそのままの味を残してくれているのが、僕たちにとってはありがたい。

最近はもっぱら、日本焼き肉レストラン「KEMURI」の焼肉丼やハンバーグ定食の日。韓国焼き肉レストラン「韓」の健康スープの王様「参鶏湯(サムゲタン)」。バランスを意識する形で一日おき交互に、日韓両方の焼肉レストランの味を良いところどりで、堪能させて頂いている。

「ロックダウン」中に大活躍の秘密マシーン

「コロナ渦」による「ロックダウン」以前であれば。ランチの後はそのまま、達人たちがズラリとスタンバイしてる、中華系マッサージへと足を運んだものであるが。(お昼寝も兼ねて・・・)このマッサージ店は、ファーザーの御用達でもあり、マスターヒロさんのお墨付きも頂戴している。

残念ながら、流石に今日時点ではオープンしていない。しかし僕にはまだ、「秘密兵器」がある。

再び自宅に戻ることになるのだが、複数ある部屋の一つには、「修羅のヒミツ道具」の一つ、占拠スペース、使用頻度共に、「無駄の塊」とも言える、至高の「マッサージチェア」が存在感を放っている。

「マッサージチェア」を180度フラット状態まで倒して、30分間をセットして、「リラックス」モードボタンを押すと。アララ不思議、気がつけばガーガーいびきをかいて爆睡してしまうのだ。ハッと目が開いた瞬間に、いびきをかきつづけていた状態に気づいてしまう程に。

約30分間の深い眠りから目覚めた後は、頭も目もスッキリ!再び「MacBook」に向かってパチパチモードに突入する。

「お仕事→ポチリ→配達→食べる」

午後になると流石に熱くなるので、ベランダではなく、部屋の中に籠もって、「MacBook」に向かってパチパチ。しかし、その間・・・最近とんでもない習慣が加わってしまった。

「うーん、何か飲みたいな〜」ポチリ!15分後に「スタバ」からカフェラテが自宅に届けられる。ゴクゴク「あ〜小腹が空いたな〜」ポチリ!25分後にテブラウ「AEON」の「銀だこ」からたこ焼きが自宅に届けられる。「GRABイート」のデリバリーサービスだ。

この便利さ、癖になりそう・・・というか、すでに癖になってしまっている。

「ロックダウン」以降は、人生はじめての自炊で、お蕎麦を調理するようになり、
「孔明特性スタミナ蕎麦」

  • かつお節
  • 黒味噌
  • 納豆
  • キムチ
  • わかめ
  • 海苔
  • ラーメン屋「田ぶし」のチャーシュー片
  • お蕎麦

マイ手作り料理を堪能することも多くなったのだが。最近は「GRABイート」に、

  • ばんからラーメン
  • 最近人気系のハンバーガー

などの、「G系メニュー」も加わってしまい。夜セミナー前の時間があまり無い時や、何かに集中している時は、ついつい「ポチリ!」。その約20分後には、ハンバーガーや、ラーメンが、自宅まで届けられてしまう。「これはヤバい!」・・・ということで、一週間の内に2回まで!という自己制限を設ける形で、抑制している次第である。

「ポチリ→配達→食べる」何かヤバい方向に進むのを感じてしまうから(笑)。

就寝前の「露天温泉型風呂」も忘れずに

一日の締めくくりは、再び「露天温泉型風呂」。ジョホールバルのコンドミニアム生活は、温泉にはじまり温泉に終わる。

「今日も頑張った!」一日の疲れ(本当にあるのか?笑)をしっかりと流すべく、ユックリと肩までつかる。朝とは違う夜の雰囲気の温泉もなんか一日が終わったな的な気持ちに浸れるのだ。

以上「ロックダウン」期間中の、孔明のライフスタイル@マレーシアジョホールバルを共有させて頂いた。