「情報」を買ったり、受講したりが一番「意味と価値」が高い

  • 2022.12.11
  • 2022.12.11

受講して、取り組めば。確実に稼げるようになることが分かっている。けれども、躊躇してしまう自分がいる。どうしてそういう矛盾が発生してしまうのか?僕も元々は、社会に出たばかりの時銀行口座の預金が10万円程度しかなかった状態を経験しているので、分かるところがあります。それは、自分が学ぶことに対してお金を支払うことへの恐怖心のようなものから来るのだと思います。

自分が取り組めば、年収が確実に上がると分かっていても。その前に、費用がかかるという障壁がある場合。人生の中で、まともに稼げた経験が無かったり。過去に「自己投資」したにも関わらず、インチキな内容で、結果に結びつかなかったり。または、受講した内容そのものは、確かなものだったけれども。自分が日々の忙しさに身を委ねる形で、まともに向かい合うことができなかった。

さらには、そもそも論で、自分でイチから学んで新たに取り組むなんて、面倒くさい!そうした、「自己投資」に対する、リスクのようなモノが頭の中を占有してしまうと。壁を乗り越えたくても乗り越えられないまま、立ちすくんでしまうという状況に陥ってしまうのだと思います。

けれども、そういう状態の時に限って。安易に稼げるとインチキ投資案件にはお金を出してしまったり。上下左右、本部からの搾取に甘んじることしかできないフランチャイズに、数百万、数千万のお金をローンを組んでまで加盟店として参加してしまったり。収入や資産が増えることにはつながらない無駄なことばかりにお金を浪費してしまったり。結局は、違うところに、お金を無駄遣いしてしまう行為に走ってしまう。

残念ながら、その状態の延長には、「お金・時間・場所」からの自由。「不労所得」を謳歌できるミライは、絶対に待ち受けていません。お金は、お金が増えることにだけ使う。別の見方からすると、お金を、正しくお金が増えることに使えないと、永遠に自分が上に向かう階段を昇って行くことはできません。

「お金持ち」になるために、安易に「出資」や「加盟」するのが得策なのか?それとも、適切な情報や講義に「自己投資」するのが賢明なのか?改めて、よくよく深く考えるべき事案だと思うのですが、いかがでしょうか?

「等価交換の法則」

「何かを得るためには それと同等の対価を払う必要がある」漫画『鋼の錬金術師』に出てきた、「等価交換の法則」。これは、コミックやアニメの中だけでなく、僕たちが生きる現実世界も同じだと思います。『等価交換の法則』から考えた時、

  • 遊びまくったのに受験で成功した
  • 何も学ばなかったのに楽してビジネスで成功した

などということは、まず起こらないことだと分かります。学生でも、偏差値の高い人気大学の合格を勝ち取るためには。スマホや趣味を封印して遊ばずに勉強に取り組む必要がありますし。社会人でも、お金持ちになりたければ、休んでる時間を有効活用したり、限りある貯金を「自己投資」に回す形で、情報を手に入れたり、講義を受講したりしながら学びながら取り組めないと稼げるようになれません。

「価値あるモノ・コト」を手に入れたり、成し遂げたりするためには、必ず自分の持ち得る「何か」を差し出す必要がある。新しいことでも、脳に汗かき学びながら、ゼロイチの産みの苦しみを突破しなければならない。「いつかやろう・・・」ではなく。今日決意を固めて、今日から取り組みを開始できなければ。その延長上に、真剣に取り組めるミライの自分がいるわけでは無い。こと、「お金」の世界で勝ち上がろうとするのであれば。

  • 「お金」受講費用を支払い
  • 「時間」最優先で時間を捻出し
  • 「労力」必要とあれば地道な作業もする

「お金・時間・労力」の壁を突破できないことには。絶対に明るいミライなどは待ち受けてはいない。「人生を変えたい」「逆転したい」そう考えているのなら、自分の何を差し出せるのか?「投資」をすることでしか、何もリターンは得られないのです。この際、どこかに、「楽をしたい・・・」「手を抜きたい・・・」という弱い気持ちがあると。残念ながら、誰しもが羨むような、素晴らしい結果などはまず手に入りません。

「逃げた先」には、誰も欲しがらないようなゴミのようなモノしか手に入らないミライが待ち受けていることも。同時にこの『等価交換の法則』は僕たちに教えてくれます。お金を稼ぐために、「ビジネス・投資」を学ぶ。「自己投資」においても、この「要」が欠けたものは、結果として上手くいくわけがありません。

「インチキ投資案件」と「FC加盟店」

長い年月、「ビジネス・投資」を中心とした「お金」について語り合っている中で。様々な、ビジネスマン、投資家の方々と対話を繰り返して来ましたが。圧倒的大多数の「失敗」パターンに。「インチキ投資案件」に、出資して失敗した。というものが出てきます。かくいう僕も、お恥ずかしいお話、メンターから学ばせて頂く前には、事業投資案件など諸々、複数の案件で累計◯億円ものお金を、消滅させた過去があります。

だから、その時、どうしてそういう失敗に至ってしまったのか?気持が痛いほどによく分かるのです。次に多い「失敗」パターンが、「フランチャイズビジネス」の加盟店になったこと。加盟する際にも、数百万〜数千万単位のFC加盟金なり諸々を支払って、加盟店になるわけですが。実際に加盟店としての活動を始めた後で。加盟店舗の売上は全部本部に集約される。

毎月、多額の経費や加盟店手数料などを差っ引かれた後の。雀の涙程度の、収益しか入らない。経費部分は、本部で一括管理しているので、自分では削減できないし。加盟店手数料も、契約でガチガチになっているので、まず割り引いてくれない。

すると、自分ができることは、FC加盟店としての売上を上げることだけですが。そうこうしている内に、業界全体の時合が変わり、売上もドンドン落ちて行く。けれども、辞めようにも違約金が1,000万、2,000万単位でかかってしまうので、費用が捻出できずに辞めることさえできない。これなら、サラリーマンとして、お給料もらい続けていた方がましだった・・・。がんじがらめの状態から、抜け出せないままで、リビングデッド状態に陥ってしまう・・・。と言ったものです。

コンビニエンスストアから、飲食チェーンに始まり、マッサージ店やネット物販ビジネスまで、今では様々なビジネスモデルで「FC化」が進んでいるので。サラリーマンとしての起業・独立の第一歩としては、かなり高い確率で、興味を持つ案件なのですが。業種・業態違えど、皆さん同じ状態に陥ってしまうパターンが多いです。

「FC加盟店」としてめちゃくちゃ稼いでいる!などというのは、最近ではあまり聴いたことがありません。「多額のお金」だけでなく、自分の貴重な時間と労力も、その全てを「FC本部」に搾取されてしまうとしたら、最悪の一手とも言えます。実は・・・「インチキ投資案件」と「FC加盟店」には、共通項があります。それは、「自分が中途半端に 楽してショートカットしようとしたところをつけこまれてしまった・・・」ということです。

どちらも、イチから学びながら形にすることが、面倒くさいからと楽してショートカットしようと。お金だけ出して楽して利を得ようとした末路なのです。当然、「騙す方が悪い」という見方もありますが。こういう考え方を持ち続けている限り。Aという案件には手を出さなくても、Bという案件には手を出してしまう。結局は、「騙されて失敗」する結末は変わらない。その根本にある問題は、『等価交換の法則』を無視した。何も考えずに楽してショートカットして、利だけ得ようと思い安易に行動してしまったこと。それ自体なのです。

「情報」を買ったり、受講したりが一番「価値」がある

とは言え、完全にゼロイチで、自分で新しいビジネスモデルを産み出す必要があるのか?というと、それもそれで賢明ではありません。なぜなら、僕たちには、自分で全てをイチから研究して創造する猶予は無いから。

例えば、ミスタケイタが編み出した「ケイタ式」も、誰かに教わり続けたことで、今の形に到達できたわけではなく。「国内仕入・海外販売」という基本的な「やり方」を「情報」として手に入れた後で。何度も繰り返し、試しては、失敗して、改善して・・・。膨大なお金と時間と労力を費やし続けながら。根気よく地道に、繰り返し続けた結果今の「ケイタ式」があるわけです。

この部分だけ聴くと、「ミスタケイタ素晴らしい!」とはなるのですが。イチから試行錯誤の繰り返し・・・の方法は、他の方々には、オススメできません。ミスタケイタの場合は、取り組みを開始してたまたま数年間で、今の形にたどり着けましたが。その背後には、同じように自分で、色々試行錯誤して取り組んだのだけど、上手く行かずに失敗して「飛んでイスタンブール」になってしまった。

そういう骸が沢山床に転がっているのです。人間には寿命がある。僕たちの人生には、時間的な限りがあるので。期間内で、確実に結果を出そうとすると。全てをイチから自分で産む出すという、「創造の活動」をしている暇はありません。

大学や大企業の研究者のように、実験と検証による研究そのものが本職としてのお仕事であれば、それはそれですが。僕たち、ビジネス・投資を手掛ける人間にとっては。「時間」が最も価値の高いもの。結果が出るかどうか分からないことに。膨大なお金と時間と労力を浪費させ続けている余裕は一切ありません。

ということで、「インチキ投資案件」や「FC加盟店」に、何も考えずに、出資して利だけ得ようとするのは、失敗して必然ですが。かと言って、自分がイチから、研究を得て創造の活動をするのも違う。その間に、絶妙な妥協点として存在するのが。「取り組めば 必ず結果が出る情報」を、お金を出して買ってきたり受講して講師から教わったり。正しい「やり方」が存在する上で、自らが脳に汗をかきながら、学びながら、取り組むということが。最も「意味と価値」のある方法であると言えるのです。

「FC加盟店」のように、稼げるようになった後も、講師に加盟店手数料を支払い続ける必要もなく、学び続ける費用だけ支払い続ければ良いだけなので。売上・経費・利益も、100%全て自分でコントロールできます。自分の頭と身体で体得したノウハウは、永続的にお金や資産を生み出し続ける自分の「最高の財産」となるわけです。