サラリーマンこそ活用必須iDeCo(個人型確定捻出年金)

  • 2023.01.15
  • 2023.01.15

まずは余談から・・・昨日「日本の銀行株」全部売却しました。2年以上前に「コロナ0金利」になり、銀行株がドンドン下がって行ったタイミングで、約5%の配当金を取りながら、「金利上げ」タイミングでの株価上昇を狙おうという算段。

今だから言えますが2023年に「利上げになる」と予め聴いていましたので・・・。そして、待ち続けた結果ようやく昨日、グンと株価UPが来たので+11.5%で売却。約5%の配当金 x 2年間取りながら11.15%で売却で、合計21.15%を固く抜く。気持ちいですね(ふ〜)。もっと上がるかもしれないけど長期的には上がる要素が乏しいので「未練残すな金残せ!」と唱えながら目を静かに閉じて売却ボタンをポチり。

長期間継続的に「株式相場」に入っていると、このように終わりが決まっている「鉄板シナリオ」が、スマホアプリゲームのイベントのように発生したりします。これは主軸ではないですが、「遊び」としては激熱です。1億投資してればこれだけでも約2,115万利確!それにしても、僕たちがまとめて売却するタイミングで逆に購入する人たちが沢山いるとは・・・(だから株価が上がる。。)。

世の中の大多数の方々が、真逆の動きをしてくださるので勝つ人が勝ち続けられますね。手仕舞いした後は、当然「例の成長株」の個別銘柄にバトンタッチしますよ!こちらも今は株価が大きく下がってるので「仕込み(仕入れ)時」としては激アツタイミングです!長期でも持ち続けられる株ですが、1、2年だけみても「鉄板シナリオ性」も含蓄されているタイミング!

さて、今日の本題です。「iDeCo(個人型確定拠出年金)」は既に、活用しているでしょうか?企業勤めの正社員サラリーマンのメリットとして、毎月の安心・安定の「お給料」と年に1、2回もらえる「ボーナス」がありますね。ところが、デメリットとしては、お給料としてもらう金額に「逃げ場が無い」というところがあります。

お給料は、確実に源泉徴収されて、手取りとして振り込まれます。「所得」をいくらにするのか?自分で決められる自営業の社長と比べると。収入部分に微塵の好きもなく、全て課税対象の所得になる。全ての生活費や投資のための資金は、100%確実に「税引き後」のお金しか無いということになります。

「所得と手取り一覧」
年収・手取り(手取り率%)
・300万円:約239万円(79.6%)
・400万円:約315万円(78.7%)
・500万円:約389万円(77.8%)
・600万円:約462万円(77.0%)
・700万円:約529万円(75.5%)
・800万円:約591万円(73.8%)
・900万円:約652万円(71.2%)
・1,000万円:約712万円(71.2%)
・1,500万円:約1,000万円(66.6%)
・2,000万円:約1,268万円(63.4%)

お給料が高まれば高まるほどに、所得税・住民税・社会保険料も上がってくるので。年収2,000万をもらえる超高給取りであっても、

年収2,000万円
所得税:約363万円
住民税:約155万円
社会保険料:約214万円
手取り:1,268万円(手取率63.4%)

実際の手取りは約1,268万円になってしまいます。そんなサラリーマンにとって、上手に活用できると大きなメリットあるのが、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」という公的制度です。この制度を適切なタイミングで、上手に活用できることで、合法的に節税をしながら、「老後の2,000万問題」の解決にも近づけます。

「iDeCo」の「メリット」と「特典」

「iDeCo(個人型確定拠出年金)」とは?ひとことで言うと「じぶん年金」です。毎月一定の金額を積み立てして運用して、60歳以降に受給可能な公的制度です。「iDeCo(個人型確定拠出年金)」のメリット

◆その1:運用収益が非課税通常の証券商品の投資の収益には約20%の税金がかかるがiDeCoの運用収益は非課税

◆その2:投資金額は全額「所得控除」される所得税・住民税が軽減される。年末調整や確定申告で税金が戻ってくる

◆その3:受給の際の税負担が軽減される一時金形式で受給すると「退職所得控除」年金形式なら「公的年金控除」

◆その4:証券会社の運用コストが安い証券会社で一般販売される投資商品と比較して運用期間中のコストが低く、購入手数料のかからない商品も多数

◆その5:iDeCo資産の差し押さえ禁止銀行含む民間企業からの差し押さえ禁止。ただし「国税」は例外(笑)

ただし「国税」は例外(笑)投資が節税につながる。儲けた利益は非課税。熱いですね!さらに、「投資特典」としては・・・

◆特典1:障害給付金
病気やケガなどで障害を抱えたときに引き出せるお金
障害給付金受給のの条件
60歳前でも「高度障害」に該当すれば受給可能
・障害基礎年金(1~2級)を受給している
・身体障害者手帳(1~3級)を受ける
・療育手帳(重度)の交付を受ける
・精神障害者保健福祉手帳(1~2級)の交付を受ける

◆特典2:死亡一時金
加入者本人が死亡してしまった場合、遺族が受給可能
遺族とは?(妻・夫・子ども・両親・孫・祖父母・兄弟・姉妹)

◆特典3:老齢給付金
60歳〜75歳の好きなタイミングで受給可能
以前は70歳までだったが、
制度改正により75歳までに拡大
60歳時点で、積立・運用期限が10年未満の場合、
受給開始年齢が後ろ倒し

「投資」が節税につながりますし。「投資」で儲けた利益は非課税。給与所得が収入の中心のサラリーマンにとっては、貴重な「節税制度」ですし。「特典」によって、万が一の際にも「安心」にもつながります。サラリーマンの場合、自分がお仕事しないのに、お給料をもらえるなんてことはありえない。「身体が資本」という言葉の通りで。早期に働けなくなってしまったら詰んでしまいますからね。

「iDeCo」の「デメリット」と「参加の流れ」

ただし、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」にはデメリットもあります。

◆その1:受給の際に税金がかかる
受給の際の税負担の軽減はあるものの税金はかかる。金額は受給方法や退職金の有無等でも変わってくる

◆その2:元本割れのリスクがある
個人での資産運用になるので、通常の株や投資信託のように「元本割れリスク」がある。元本割れしても100%自己責任無知のまま適当な案件や証券会社から勧誘されるがまま投資商品を選択すると負ける可能性大

◆その3:原則的に60歳になるまで受給できない
途中解約も原則認められていない
死亡の際や高度障害を負った際が例外

◆その4:手数料がかかる
・iDeCo加入と口座開設・口座管理手数料:毎月66円
・投資金額の納付
・年金受給時・給付事務手数料・440円
例)
一時金受け取りのみの場合440円
年12回☓10年間の受け取りの場合120回
合計52,800円

『iDeCoの流れ』
◆ステップ1:
金融機関を選択

◆ステップ2:
毎月の投資額を決定
毎年1月〜12月の間に1度だけ変更可能
最低金額:毎月5,000円
上限金額:
・公務員:毎月1万2,000円
・会社員(企業年金あり):毎月1万2,000円・2万円
・会社員(企業年金なし):毎月2万3,000円
・専業主婦(夫):毎月2万3,000円
・自営業者:毎月6万8,000円

◆ステップ3:
投資・運用する商品を選択

◆ステップ4:
60歳まで毎月積み立て投資継続
積み立てはいつでも休止・再開可能
60歳以降には追加投資不可能

◆ステップ5:
10年以上継続と60歳以降でいつでも受給開始
60歳以降運用は可能(相場を見ながら利確タイミング模索等)
受給方法
・年金(分割受給)
・一時金(一括受給)
・年金(分割)・一時金(一括)併用型

◆ステップ6:
終わりは70歳。70歳までに受給手続きを実行しないと、70歳時に強制的に全額一時金で受給することになる

長期の「iDeCo」も「新NISA」と同じく

どうやって受け取るのが節税につながるのか?これは、現在予定されている、「老後の年金」やその他所得のある・無しによって変わる部分なので、ここでは割愛させていただきますが。『北の株式投資大学・プレミアゼミ』で詳しく講義予定。

やはり、一番重要なことは。60歳までの積立投資なので、証券会社の担当者に言われるがまま、他人から聴いた話や、ネットや書籍でチラミしたいい加減な根拠のオススメ商品などを、「脳4状態」でコツコツ投資をし続けて行ったとしても、長年かけて資金が増える保証は何もありません。増えなかったからと言って、証券会社の担当や、情報発信者たちのせいにしても、誰にも何も補填はしてくれません。

残るのは「増えなかった・・・」という事実だけ。すると、そもそも論で、「増えた分の免税」というものとも無縁になってしまうわけで。年金トータルに課税されるという部分だけが残ってしまいます。長期の積み立てであればあるほど、「適当にインデックスでも 買っておけば・・・」というような感じで行うのもリスクがあるのです。

「iDeCo(個人型確定拠出年金)」でも、「新NISA」の積み立て投資枠でも、共通して。長期の積み立て案件だったとしても。だからこそなおさら。しっかりとした「根拠」を持って、投資をし続ける銘柄選定を、「脳4状態」ではなく、能動的に行っていかなければ、単なる、勝つも負けるも「運ゲー」のギャンブル投棄行為へと化してしまいます。

特に、会社勤務のサラリーマンの場合、会社からのお給料は、なかなか高められるものではないし。お金の「失敗」にリカバリーが効きづらい状態ですからね。世の中で、何も考えずに適当にやって、必ず勝てる案件など存在しません。自分と家族のミライを間違いないモノにするためにも。しっかりと、証券会社の口座を通した「株式投資」を基礎から学ぶべきだと思うのです。

そのためのお手伝いとして、「北の物販大富豪一族直伝」長期視点の「株式投資」で資金を減らさずに増やす方法は?をテーマとした、セミナーを開催しますので。2024年からの「新NISA」が開始される準備期間となるこの機会に、しっかりと学んで頂きたいと思います。

これは、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」であっても全く同じことが言える部分ですので!1月18日(水)21時〜24時(約3時間)神改正「新NISA」爆誕記念「バトンタッチ大作戦」大富豪直伝の株式投資法(ZOOM生ライブ)→  https://ws.formzu.net/fgen/S24387863/