子どもたちが「競争力」を目的基準に短期間で急成長する喜び
- 2021.12.15
- 2021.12.15
子どもが成長して行く姿は、両親であれば誰でも嬉しいことだと思います。けれども、どういう方向性に向かって成長して欲しいのか?まず両親である僕たちが、明確な方針を持っていない状態であると。子どもたちが、全く検討違いの方向に成長してしまう可能性が高くなります。子どもがただ成長してくれていると手放しに喜べるのは。子どもたち同士の競争が見えづらい、子どもたちが幼い頃だけです。
幼稚園
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小学校
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中学校
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高校
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大学
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就職
↓
大人になってからのお仕事・・・
子どもたちが、社会の中での競争に晒されてしまう年を迎えるごとに。「あれ?うちの子はひょっとして、全く「競争力」が無いのでは?」というリアルに、気付かされることになってしまう。。年齢が積み上がり後になればなるほどに、軌道修正が難しくなります。
両親「今さらどうして良いかわからない・・・」すると、その事実から目を背けて誤魔化すために、「子どもたちの人生は子どもたちが決めるキッとなんとかなる・・・」という形で、都合良く「子どもたちの自由」という概念を、後付論的に「教育方針」であるかの如く導入してしまうのです。
こうして世の中の大多数の子どもたちは、全く「競争力」を持てないままの状態で、社会に放り出され。そして、必然的に負け続けの人生を送る羽目になるわけです。本当に、「子育ての結果」が、こういう顛末でも良いのでしょうか?よく考えて頂きたいと思います。
目次
目的基準を「競争力」にする理由
今、我が家における「子どもの教育」の目的基準は、社会における「競争力」。「成功=シアワセ」の形は、人それぞれであり、その価値観は「自由」ではあり、親子であっても、価値観の押しつけはできませんが。それでも人生の中で、良い大学を卒業したり、良い恋人や配偶者に恵まれたり、条件の良いお仕事に就けたり、高い世帯年収を獲得できたり。人間であれば、誰しもが共通的に欲しいものだったり、叶えたい願いだったり。
そういうモノを、自らの意思で能動的に獲得しようとする際には。必ず自分以外の第三者との「競争」が発生してしまう。取りこぼすことなく、必然的に狙って勝ち取るためには。「競争力」を持つことが求められるのです。子どもたちが「成長」できているかどうか?「競争力」という抽象度の高い力をつける部分に、目的基準が置かれているわけです。と言っても、始めからこのような明確な「目的基準」を持てていたわけではありません。
現に、マスターヒロさんに教わり始めた時点では。子どもたちに最も欠けていたのは、「競争力」だったのですから。長女15歳、次女13歳で取り組みスタートでしたが。当時はそれぞれに、
- それなりに自分で得意と言えることがあった
- 身体的にも成長して来ていた
けれども、根本的に「競争力」と呼ばれるものが欠落。その結果として、YouTube視ながら寝っ転がっている。そんな状態でした。その状態が、どれだけヤバいことなのか?気づかせて下さったのが、マスターヒロさんです。
ヤバい状態から脱却して、「競争力」を持つには、どうすれば良いのか?解決策を授けて下さったのもマスターヒロさんでした。お陰様で、取り組み開始から、3年が経とうとしている今。子どもたちが最も成長してくれたのは。子どもたちの社会における「競争力」そのものになったわけです。
まだまだ、早期スタートの方々と比べれば、至らない部分も多々ありますが。それでも、世の中の90%の方々には、勝てる「競争力」がついて来た。しかし、上位10%の領域で戦うためには、これからまだまだ「成長」が必要だ・・・と言った状態であると、クリティカルな視点から分析をさせて頂いています。
子どもたちの「競争力」を分析してみませんか?
一度、クリティカルな視点から、子どもたちの今の「競争力」を分析してみることは重要です。一見すると、この「競争力」を図ることは難しいことに思えるかもしれませんが。実は、マスターヒロさん直伝の確認方法を用いれば、簡単に現状の「競争力」のレベルを計測することが可能です。
この際、年齢は関係ありません。早い子だと、なんと、8歳くらいでも既に上位3.8%以上とか、0.4%以上とかに入れる水準の「競争力」を持っていることが分かります。この場合、大人と勝負しても、3.8%=96.2%の大人にも勝てる0.4%=99.9%の大人にも勝てることを意味するものです。
こういう子どもたちが、22歳を迎えて社会人になる。新卒と修行時代を経て30歳を迎える。その頃には、3.8%=年収1,000万0.4%=年収2,000万になれてしまうことを意味しています。これだけ、「社会で活躍」と「競争力」というものは、老若男女共通して重要なものであり。もしも両親として子どもたちの「成長」を真剣に願うのであれば。
単に食事を食べて「身体だけ大きくなりました!」という部分ではなく。「競争力」という部分に目を向ける必要があることが分かります。「大人になったら遅い・・・」ということは無いですが。人間は誰しも、大きくなればなるほど、「成長」が遅くなってしまう。当然ながら30代よりも20代が有利だし。20代よりも10代が有利だし。10代よりも、10歳未満の方が圧倒的に有利になる。
できる限り早い段階で「競争力」を目的基準で教育をした方が。子どもたちなら誰しもが共通的に基本的に持ち合わせている。「爆発的」な「成長力」を味方に、僕たち大人では考えられないほど、ものすごい短期間で意味と価値のある「成長」を遂げることができるわけです。子どもたちが子どもたちでいてくれる期間は、最も効果的、効率的に「競争力」を育むことができる期間。
子どもたちの「成功」を本気で願うのであれば。この期間を、活かさないわけにはいきませんよね。しかし、かつての我が家もそうでしたが。そんな子どもたちの「成長」を、最も妨げているのは。実は子どもたちではなく、僕たち両親なのです。この事実を、一刻も早く認識し。子どもたちに「変わりなさい!」と叱ったりする前に。僕たち両親が変わらなければならないのです。
親子らしくいられる期間に限りがある
今なら断言できます。「競争力」を目的基準に、僕たち両親が変われば変わるほど。自ずと子どもたちは変わります。子どもたちならではの恐るべき「成長」を魅せてくれる。その過程そのものが、僕たち両親にとって、「シアワセ」に感じられるのです。
例えば、取り組みを開始する前は、学校の勉強基準でも、通学している学校の学年の平均よりも下だった・・・。けれども、取り組みを開始しただけで、子どもたちが激変を遂げはじめて。あっという間に、学年上位になってしまった。さらには、「学年トップ」にまで上り詰めてしまった。
当然、世の中上には上がいますので。世の中のトップになることはそう簡単にできませんし、目指しませんが。それでも、あっという間に、上位10%未満には昇り上がることは容易です。なぜなら、世の中の90%以上の方々は、「競争力」を目的基準とした教育を受けていない。むしろ、「競争」から逃げることを教わり続けるわけで、勝手に自爆してくれる。
そもそも、「競争力」を目的基準にして教育を行うだけで。そんな90%の方々とは「競争にすらならない」わけです。このようなことは、我が家だけでなく、真剣に取り組みを開始したどの家族チームでも、当たり前のように体感できてしまうことです。自分の子どもたちが、どのくらいの可能性を秘め持っていたのか?みなさん共通して、大いに喜ぶことになります。
しかし、世の中の上位10%未満に上がることはものすごく簡単にできてしまいますが。本当の勝負は、上位10%未満の世界。ここには、さらにディープに家族チームとしての時間と労力を費やす形で、取り組むことが求められます。その時には、「競争力」を武器に「競争」に勝つことの喜びを親子ともに既に味わっているので。「本当の競争の世界」で戦うことも、ものすごく楽しく感じる状態になれているはずです。
これを、親子が親子である内に体感できるということは。何よりも「シアワセ」を感じることができると、皆さん口々に仰っています。これは、どこかの特別な生まれながらの才覚や能力に満ち溢れた子どもたちだけができることではありません。誰しもが、でき得ることなのです。
今両親として何を優先すべきなのか?
改めて気をつけなければならないことがあります。それは・・・親子が、親子らしく振る舞える年月には、限りがあるということです。子どもたちが18歳を迎えて大学生になると、入学する大学の所在地次第では、親元を離れることになる場合もある。これを想定すると、0歳〜18歳までの、たったの18年間しかありません。
今日時点で、子どもが0歳〜、幼い頃なら、後十何年ある・・・かもしれませんが。我が家のように、13歳〜、15歳〜スタートだと、残りの年月はわずか3年〜5年しか無いことになります。今改めて思うことは、僕たち自身の「やりたいこと」などは後からでもいくらでもできる。今、子どもたちが子どもたちとしていてくれる間は。
- 自分たちのこと
- 子どもたちのこと
一体どちらの優先順位が高いのか?本当は、答えはもう出ていることなのです。子どもたちが、22歳を迎えて社会に出た時。「競争力」を持てていない状態なのか?持てている状態なのか?それは、両親である僕たちの、今の判断次第です。