本質的なサラリーマンのメリット・デメリット「目的・基準」は何?
- 2023.10.21
- 2023.10.21
サラリーマンの今後、日本と日本円のミライを考えた場合。これから先も、本当にサラリーマンとしての就労に、自分の限られた時間と労力を、「全ぶっ放」する感じで、全力傾注し続けて良いのかどうか?今一度、クリティカルな視点から、考えてみる必要があります。
かつてのサラリーマンの最大メリットとも言える日本特有の仕組み。年功序列、右肩上がりの、昇進・昇給、退職金に企業年金。この部分が崩壊し、役職定年の早期化までが進み。どんな企業で働いていても、いつリストラされて職を失うのか、分からない環境。
本当に、サラリーマンとしての就労のことだけを考え、自分の限られたリソースを全力投入し続けて良いのかどうか?臭いものに蓋をする的に、無視し続けるのではなく。改めて考え、残りの人生に向けて、確かな根拠と共に決めていく頃合いだと思います。と言っても、サラリーマンとしての就労を頭ごなしに否定しているわけではありません。
誰がどんな「成功=シアワセ」の価値観で、目的を持っていたとしても、それは各々の自由ですので。その価値観を一方的に否定されるものでは無いとも思っています。
ただし、メリットとも言える部分だけに目を向けて、本当は実在しているデメリット部分を無かったことにした場合。そのデメリット部分が、後から大きなゴミとなって自分を苦しめたり。もっと早期の内から、気づいていれば、知っていれば、よく考えていれば、こんな生き方もあったのに・・・。後から絶望的に後悔してしまうことにもつながるかもしれません。
だから、メリットと表裏一体的に存在するデメリット部分も、予め言語化する形で理解した上で。そのデメリットがある上でも、サラリーマンとしてのメリット部分を謳歌したい、という結論に至るのなら。ご自身の人生にとって、素晴らしい選択であったと自信を持って言い切れるかもしれません。
目次
サラリーマンで「権力欲」を満たす
サラリーマンとして就労し続ける道を選ぶことでの、最大のメリットは、「権力欲」を満たしやすい環境が整っていることだと思います。特に誰しもが知る知名度の高い有名企業に勤務しているサラリーマンの場合。東証プライムに上場していて、テレビCFなどでも企業ロゴが頻繁に見かけて・・・などという企業には、数千億〜兆単位の巨大な資金があり、数千名〜数万名の沢山の従業員が正社員として働いている状況。
こうした企業に勤務している中で、出世・昇進によって職位を高めることができれば。社内では、沢山の難関大学を卒業した有能な社員を、部下として抱え。日本全国、全世界を相手に、社会に影響力を与える大きな事業を成せる力を手に入れられます。社外に対しても会社の名刺一枚で、誰しもが羨望の眼差しを向けてくださると思います。
こうした状況は、自分がゼロイチで起業した事業では、なかなか一代、10年、20年で構築できるようなものではありませんが。元々仕組みが整った中で、出世・昇進だけ追求していくだけで、手に入れることができるのです。
一方で、デメリットは「お金」の面です。時間と労力の大多数を、「拘束」され続けてしまう日本では大企業の上級社員と言っても、大したお給料をもらっているわけではありません。年収で数千万円程度、税引き後のお金は1,000万〜2,000万代。
しかも、今のように「1ドル150円」という円安・ドル高な状況になり、日本円の価値が、数年前と比べて3分の2に目減りしたとしても。お給料の金額が、1.5倍になってくれるわけではありません。給与所得は源泉徴収なので、逃げ場というものはありません。にも関わらず、ムダに貴重なリソースである時間と労力を浪費続けることになるのです。
つまり、サラリーマンとしての就労は、「権力欲を満たす」ことが目的基準の場合は、素晴らしい環境といえますが。「お金持ちになる」ことが目的基準の場合は、デメリットばかりが目立つということが分かります。
だから、元々両親が大富豪であり、生前贈与、遺産相続としても、既に巨億の資金を継ぐことが決まっている。漫画で言うところの御曹司的な方々の場合、なかなか「お金を得ること」を目的に、「灼熱のモチベーション」を抱くことが難しいでしょうが。
有名企業のに就職し出世・昇進によって、沢山の有能な正社員の上にリーダー的存在として君臨し。世界地図を広げたビジネスを動かして行く・・・という目的で、サラリーマンとしての就労に励むことは、素晴らしい状態とも言えます。
必要最低限の生活費を稼ぐための就労
僕も小学生の時には、漫画『おぼっちゃまくん』を読みながら、「あ〜御曹司ってうらやましかバイ!(茶魔語)」ため息ばかりついていました。現実はどこまで言っても残酷で、「生誕ガチャ」によって僕が生まれたのは、ごくごく普通の平凡な家庭だったからです。
このように、僕と同様に、両親が大富豪ではない、普通の家庭で生まれ育った凡人が。限られた人生の中で、「お金持ちになりたい!」「大富豪になりたい!」という野心・野望的な目標を秘め持っている場合。サラリーマンとして必要以上に無駄な時間と労力を費やし続けるヒマなどありません。
一刻も早期の内に、「お金持ちになる」ことを目的・基準とした、「戦略術」を習得し、やるべきでないことを排除し、やるべきことをやる。情報を精査することで、ムリ・ムダ・ムラ無く、自分の時間、労力、お金、限られたリソースを傾注して投資続けることが求められます。
しかし、自分と家族が生きるための一方では目先の生活費を稼ぎ続けることも、社会人として、一家の大黒柱としては、同時に求められてしまいます。だから、この場合は、「お金持ちになること」を目的・基準とした「戦略術」が軌道に乗るまでは。
いかに、自分の時間と労力の拘束を伴った浪費を最低限に抑えた状態で。目先の生活費を稼ぎ続けることができるか?クリティカルに時給を割り出した状態で、必要不可欠な収入を得られる拘束時間は、どの程度なのか?という、時給・時間効率から、完全に逆算された就労のスタイルに切り替えて行く必要があります。
「僕たちにとっての理想の就労とは?」これを追求する中で、ようやく巡りあえた、全てのムダを削ぎ落とした就労の形が「アマゾン式」。1日6時間・週5の労働で月収40万〜70万取れる新しい就労の形なのです。「アマゾン式」 https://m.kitasociety.com/230930-am
今のサラリーマンとしての就労におけるもらえている給料の額を、拘束時間を数え、時給を算出してみると。ごくごく一部の、有名大企業に勤務する、職位持ちのエリートサラリーマン以外の方々は。「アマゾン式」の時給効率には、勝てない状況だと思います。
世の中の全員を変えることはできないけれど・・・
「お金の本質」を考えた時に、世の中の全員が、「お金持ち」になってしまったとしたら。「お金持ち」の価値が下がり、労働力の価値が上がり、誰もまともに働いてくれない。世の中の構造が崩壊してしまう。
世の中の大多数が、膨大な量の、自分の時間と労力を。完全に拘束された状態で、安月給で働き続けてくれるからこそ。世の中が回ってくれている。・・・という、目を背けることができない真実の姿があります。
やりたくないお仕事、辛いお仕事、ムリ・ムダ・ムラだらけのお仕事。こうしたお仕事を、引き受けてくださる方々がいてこそ、「お金持ち」になる意味と価値がある。だから残念ながら、僕には世の中のみんながみんなを、「お金持ち」にすることはできません。
これは、どの政党が覇権を握ろうとも、どんな天才さんがトップリーダーとして君臨しようとも。誰も変えることができないことなのです。だから、僕のお話を聞いても、変わろうと思わない方々には、これまでのままの状態でいてくれても一向に構わない・・・というのが僕の本音とも言えます。
けれども、「お金持ちになりたい!」という強い願望を秘め持っているけれども、残念ながらそのやり方が分からない!という方にだけは、僕たちが「お金持ち」になるために、密かに行っている、「考え方」と「やり方」を知り、可能な限り、最短、最速で、取りこぼしが起きないように、確実に「お金持ち」になってもらいたい。
そして、普段は大人しく身を潜めながらも。僕が拠点として活動している、ハワイ、ジョホールバル、セブ、南国にコッソリ足を運んで頂き。遊びゴルフをしながら、海やプールにチャポチャポつかりながら、思う存分、大好きな「お金のお話」。「お金持ち」になれたことによって、増える選択肢。
「お金」を使って、どんなライフスタイルを送りたいのか?欲しいモノを手に入れたり、願いを叶えたり、そうした生きた物語を語り合いたいのです。こうした考え方に、共感、共鳴頂ける場合、やはりサラリーマンは、「お金持ちになる」ことを目的基準に。もっともっと、合理的かつ論理的に、考えることで。新しい一歩を踏み出してもらいたいと思います。