狙って成功するためには目標を持つことが大前提
- 2022.04.05
- 2022.04.05
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成功は目標を持つことが大前提
まず、何かしらの成功、つまり狙ったものを手に入れるためには、明確な目標が必要です。これは当たり前のことですし、難しいことではないと思われるかもしれません。しかし、この「明確な目標」がなければ、どこに向かっているかもわからないまま、ただ闇雲に頑張ることになるだけで、いつまで経ってもよくわからない努力でもがき苦しむだけになってしまいます。
目標は、自分が心の底から望んでいることであれば、お金や学歴、名声、名誉など、何でも構いません。ただ、目標を立てる際には、一点注意しておきたい点があります。それは、目標は、「明確な」と添えた通り、具体的ではっきりとしている必要があるということです。目標が曖昧だったり、抽象的だったりすると、「目標達成のための設計図作り」がうまくいかなくなってしまうからです。そう考えると、例えば漠然と「お金持ちになる」とか、「有名になる」、「子どもを幸せにする」というのも、まだ曖昧で、抽象的であると言わざるを得ません。
お金持ちになるのであれば、具体的に年収をいくら以上にしたいかを設定し、有名になるのであればどの分野で名前が売れるようになりたいかを考えなければなりません。また、「子どもを幸せにする」のであれば、子どもの幸せとは何かを具体的に突き詰めて考えていく必要があるのです。そうして具体的に目標を立てたとしても、それが現実離れした夢想であっては達成することができません。「お金持ちになる」と言ってもいきなり年収100億円を目指すのは無理がありますし、「有名になる」と言っても大人になって何の経験もないところからプロ野球選手になるのは不可能です。
目標は、自らが本当に望むことであり、かつ具体的で、達成可能な現実的なものである必要があります。そしてそうした目標は、案外一晩やそこらで出来上がるのではなく、ある程度の時間をかけてようやくはっきりとしてくる場合もあります。ただ、いずれにしても明確な目標を持つということは、常にどんな行動を起こすときでも欠かすことができないことなのです。しかし、そうは言ってもなかなかしっかりとした目標を持つことができないという方もいることでしょう。
そうした場合、目標を見つけるまでにはそれなりの時間がかかるかもしれません。それでも対策がないわけではありません。目標がなかなか見つからない人の場合、多くに共通しているのが、自分にとって何か新しい刺激に出会えていないということです。つまり、毎日毎日同じような生活を送っているために、現状のままであることが一番の満足となってしまっているのです。
しかし、その毎日変わらない生活の中で何かしら非日常的な体験をすると、自分の中に新たな考えが生まれてきます。そして、その体験があなたに響けば響くほど、あれがしたいといった願望や、これを達成したいといった目標も、胸の中に湧き起こってきます。それこそ小さなところで言えば例えばテレビを見ていてどこかしらの観光名所が映ればそこに行ってみたいとか、もしくは暮らしてみたいといったような考えが生まれるはずです。
非日常的な体験は、小さなことでも構いません。普段読まない本を読んだり、いつもとは違うジャンルの映画を見るのもいいでしょう。もしくは、少し足を伸ばして旅行をしてみるのもいいかもしれませんし、地域のイベントなどに参加して人と会うのもいい刺激になります。そうした小さな刺激を積み重ねて、まずは少しずつ自分の目標を明確にしていきましょう。
目標を達成するための強い意志
目標を立てたら、それを達成するための強い意志が次に必要になってきます。どんな目標でも、それを達成するためには時間がかかりますし、場合によっては他の人との競争にも勝たなければならないからです。その意味でも、目標は自分が心の底から望むものを設定しましょう。どんな目標も、達成するためには自分を高めて成長させるためにそれなりの努力が求められます。決して楽な道のりではないかもしれません。目標達成に向かって動き始めたら、予想外の困難に出会うこともあるでしょう。
そのときに、その困難に立ち向かえるのか、それとも逃げてしまうのかが、問われてきます。しかし、それ以前に目標を達成するのが大変か大変じゃないかで自らの行動を決めていくようでは、狙ったものを必ず手に入れるような人生を送ることはなかなか難しいでしょう。まして、あなたの目標である「子どもたちの幸せ」は、大変なことや困難なことからことごとく逃げてしまうようでは、実現がどんどん難しくなってしまいます。
目標達成までの道は、ゴールがなんであれ、常に険しいものですが、しかしそれを実現することを本当に放棄してしまっていいのか、常に自分に問い聞かせることがモチベーションを保つ上でも重要です。モチベーションを保つという意味では、目標を数値化してそこにあまり感情的なものを設けないということも大切です。仕事であれば、好きなことをすることをモチベーションの源にするのではなく、収入や仕事の成績など数値化できるものを目標に据えるのがいいでしょう。
例えば、洋服が好きだからといってファッション関係の業界に入ったとしても、経理や人事に配属されれば仕事で衣服を手にすることはほとんどなくなってしまいますし、ゲームが好きだからといってゲーム業界に入っても、営業などになれば仕事ではゲームばかりするわけにはいかなくなります。そうした好きな業界でも好きなことができないという場合になったとき、私たちはモチベーションを保つことが難しくなってしまうでしょう。
しかし、例えば家族みんなで豊かに生活していくためには月々いくらくらいの給料が必要かということを考え、それを目標にして仕事に取り組めば、そうしたモチベーションの低下はあまり起こりません。むしろ、動機の底に「これだけ稼がなきゃいけない」という気持ちがあるので、少しばかり仕事や環境に不満があったとしても、より大きな目標に向かって頑張ることができます。
目標設定の具体的な事例
実際、僕たちのメンターマスターヒロさんが相談に乗っているサラリーマンたちの中で、業績を上げるのに一番うまくいっているのは、そうした給料ベースで仕事を選び、働いている人たちだといいます。こういうふうに紹介していくと、目標を立てたり、それを達成したりするのは、なんだか数字ベースで、とても無機質かつ感情が入る余地がない行為なのではないかと思われるかもしれません。しかし、表向きにはそう見えても、そうした努力を経て目標を達成したときの喜びや満足感は、これを成し遂げた人にしかわかりません。
そのことがよくわかる例として、ここでまたヒロさんがコンサルティングをしたとあるスポーツの指導者の話を取り上げてみましょう。この指導者は、自身は都内の有名大学で一部リーグの日本一を目指してそのスポーツに取り組んでいました。結果として日本一にはなれなかったようなのですが、仲間と一緒に練習などに取り組んでいる中で、トレーニングが辛くて大変だからやめようという話には一度もならなかったようです。
ところが、その人が大学を卒業して、在籍していたところとは別の三部リーグで活動している大学に監督として入ったところ、同じスポーツをしているのに部員たちの様子は全く違っていました。まずその方は監督になったので、部全体の目標を設定しました。その部は大学リーグ内では低い方の三部リーグに入っていたので、当面は二部リーグを目指して活動することにします。ところが、二部リーグに上がるためのメニューややるべきことを部員と共有していくと、予想もしなかった声が上がってきたのです。
ある部員は「二部に上がるのにそんなに大変なら、やめましょう」と言い、別の部員は「そんなに走り込むのは無理です」と言い、また別の部員は「なぜそこまでして二部に上がらなきゃいけないんですか」と言うような始末だったといいます。その指導者にマスターヒロさんがよくよく話を聞いてみると、その部員たちがいる大学は、どうやら名前を書けば受かってしまうようなレベルのところでした。つまり、この部員たちは、それまでの人生で目標に向かって自分を高めて成長させるために努力をするという経験を、おそらくほとんど積んでこなかったのでしょう。
たとえどんなに小さいことでも、そうした経験がなければ、努力した先にやってくる達成感を想像することはできませんし、そうした想像ができなければ、そもそも目標を立てたり、それに向かって行動を起こしたりということもできなくなってしまうのです。目標に向かって努力をすることから逃げた先にあるのは、自分の欲しいものを周りから与えてもらわなければ何もできないという、生物としての生きていくための力がこれっぽっちもない人生です。
そしてこれが進んでしまうと、極端な話、自分の欲しいものは他人から奪い取るという、犯罪にも手を染めてしまうような道に進んでしまいかねません。目標を達成するというのは、このように、ただ単に仕事で成功するだとか、欲しいものを手に入れるための方法論ではありません。目標を立ててその達成を一つひとつ目指していくというのは、物質的にも感情的にも豊かな人生を送っていくために、大切なことなのです。
追伸1・・・
1日3分LINE@「ワンチーム」を通して、両親であるご自身が、「子どもの教育」について学んで頂くことを、推奨致します。『LINE@コミュニティ・ワンチーム』 https://p.kitasociety.com/line
追伸2・・・
マスターヒロさん直伝の「成功シンドロームOS」とは?社会での活躍から完全逆算された子どもの教育コミュニティ『ワンチーム』の説明会を兼ねたオンラインセミナーを開催します。次回開催日時を確認の上お申し込み下さい。 https://joinnow.live/s/VxNHWQ