目的地に到達できる「情報」を見極めるノウハウ
- 2022.10.19
- 2022.10.19
目次
「情報」を見極めるノウハウ
「情報の見極め方」そのものを、ノウハウとして持ち合わせているだろうか?職業、年齢、居住地・・・はそれぞれ。様々な方々と、個別面談して行く中で。ご自身が学んで実行しようとする、その「情報」そのものの見極め方が、「根本的に間違っている・・・」という様子を伺える。
現役サラリーマンにしても、起業・独立準備段階中の方にしても、既に自営業の社長として活動されている方にしても。「情報の見極め方」を間違ってしまうと。どれほど頑張って、一生懸命に取り組んだとしても。「失敗」につながるミライしか待ち受けていない。
さらには、その事実がどれだけヤバいことなのか?ご本人たちは、全く持って認識していない。そのままでは、残りの限りある人生の中で、「成功」の方に向かうどころか、「失敗」の方に、突き進んで行ってしまう。決して「人生遠回り」では話が終わることでは無いのである。
「Googleマップ」で検索して、多少遠回りになっても、約束の時間通りに、現地に到着できれば良いかと思うが。僕たちの人生をかけた、ビジネス、投資の世界では、「Googleマップ」のような都合の良い話にはならない。遠回りをするどころか、全く目的地が姿も形も見えない状態になることが大多数なのだ。
日本列島の地図で例えると、目的地「東京=成功」だとした場合。「東京」近辺にたどり着くどころか、なぜか北海道の真冬の海で溺れそうになっている位。目的地からは、大幅に乖離した方向に全力で突き進み。フト気がつけば、とんでもない状態に陥ってしまっているのである。
間違った「地図」を頼りに歩み続ける人たち
確かに世の中には、成し遂げるためには、毎日、毎週、毎月、毎年、継続的に頑張り続けて、山や谷を乗り越えることが求められることがある。けれども、そもそも論で、手にした目的地の経路、時間を記した「地図」にも例えられる「情報」そのものが、根本的に間違えていたとしたら。どれだけ一生懸命に頑張り続けたとしても。絶対に目的地にはたどり着けない。
とくに、抽象度や難易度が一気に高まる、「お金の世界」。その獲得手段としてのビジネス、投資の活動において、参照としたり、学んだりする際の「情報」が正しいかどうか?ここは、物凄く「要」になる部分。ところが、どんなことに取り組んでも、あまり望ましい結果を出せない方々や。上手くいくこともあれば、上手くいかないこともある、といった方々は。なにか新たに、ビジネス・投資にまつわることに取り組んだとしても。共通して、間違った「情報」だけを、掴み続けてしまうのだ。
これでは、人生どれだけ年月が経過しても、絶対に上手く行くわけがない。偶然のラッキーや神風がふくことによって、瞬間最大風速的に上手く行くことがあったとしても。その状態を、5年、10年と継続できることなく。2、3年もあれば、再び駄目な状態へと転落してしまう。
ただでさえ、僕たちの人生は、何かを成し遂げようとするには、あまりにも短すぎるのにも関わらず。こうした状態を根本から変えることに真剣に向かい合わなければ。限られた、残りの年月で、「成功」し続けることができる人、すなわち本質的な意味での「成功者」と呼ばれる人になれるわけなどが無い。
わずか20分前後の個別面談を通した対話の中でも。こうした方々は共通して、「成功」を目指すどころか、そのスタート地点にさえ立てていないことが分かってしまうのだ。「そのまま歩んでも、絶対に成功することはありませんよ!」と言いたくて仕方がないのだが、それほど深い関係性出ない限り、みなまでそうした厳しい現実を突きつけてしまうことはできない。
相手も「変わること」を望んでいないのだとしたら。この場合、オブラートに包みまくって、お話することしかできないのだが。恐らく、僕の気持ちは、伝わっていないであろうことも、分かってしまうわけだ。
「魔法使い」が必要な「情報」はダメ
けれども、特定個人に指摘をすることにはならない。この場では、どこまで厳しい現実のお話であったとしても、堂々と語ることができる。「根本的に間違ってますよ!」と正直にお話できるのだ。ただ、こうした指摘をしただけだと、何の問題解決にもならないので。目的地へと正しく導いてくれる「情報」を見極めるコツを、改めてお話させて頂きたい。
ビジネス・投資にまつわる本物の「情報」を見極めるノウハウと言える。それは・・・。「情報」に求められるのは、「再現性」だということ。どんな「情報」に、「再現性」があるのかと言うと。A〜Zすべての部分に関して、成功できる「確かな根拠」が存在しているということだ。
「情報」を提供して下さる本人が、一見「成功」していたとしても。お話をお伺いしている中で、それって偶然のラッキー要素あるよね?A地点からB地点に到達できまでは分かったけど、B地点からB地点に行く部分には、「魔法使い」や「神風」が必要だよね・・・というものは。どれほどお金持ちだったりの成功者が提供して下さる「情報」だったとしても。
その「情報」を頼りに取り組んだ時に、A地点〜B地点には到達できるかもしれないけど。B地点〜C地点に到達するには、「神頼み要素」が出てしまうので。その「情報」を頼りに、真剣に取り組みを開始したり、頑張って取り組み続けたりしたところで。その人は、話が嘘でなければ、目的地に到達して「成功」できたのかもしれないが。「情報」を頼りに取り組んだ自分は、目的地に到達できるかどうか分からない。
こうした「情報」は、大きな欠陥のある「情報」ということになるので。そういうのが判明した時点で、お金、時間、労力の無駄に直結するので。その「情報」を、参考にしない方が良い。「取り敢えず実行してみよう・・・」これは最悪の一手である。「お金の世界」の失敗は、下手すると、二度と戻ってこれない位の、大失敗へとつながる恐れもある。「失敗」の量だけは、誰もコントロールできないのだから。たった一度の「失敗」で、人生詰んでしまった・・・ということにもなりかねない。
正しく「情報」を解釈できていたのか?
一方で、本当は、「再現性」確かで、「魔法使い」要素もない、正しい「情報」だったとしても。「結果が出ていない人」が存在しているケースもある。こうした時、「結果が出ていない人」が文句を言っていたとしても。
その本人が、本当に正しく「情報」を解釈できていたのか?「地図の読めないなんちゃら」に陥っていなかったのか?さらには、本当に実行に移すことができていたのか?積上げや、継続ができていたのか?どれだけ素晴らしい目的地までの経路が記されている「情報」だったとしても。
- 「情報」から学び、正しく解釈できない人
- 「情報」を元に実行する前や実行中に自爆的に挫折してしまう人
これらの方々は、どんな「情報」を手に入れたところで、無駄である。だから、そんな彼らが「オレはこの情報を学んだけど 結果がでなかった・・・」と愚痴をもらしていた人がいたとしても。その場合は、「情報」が悪いのではなく、その人がダメなだけ。
- 「情報」の問題なのか?
- 「取り組もうとした人」の問題なのか?
根本的に学ぶ気が無い人、学んでも実行したり、行動したり、継続したりができない人に、「成功」というミライは待ち受けていないのだから。本物の目的地までの確かな経路が描かれた、「情報」には。「再現性」は高いけれど、「魔法使い」や「夢・希望」要素は皆無。つまり、「現実」に向かい合う必要がでてくるものばかりなので。ショートカットすることなく、山を昇ったり、谷を下ったり、困難を乗り越えないと先に進めないということも出てくることになる。
当然そうした時には、「頑張る」必要があるわけなのだが。これは、我武者羅に、闇雲に、ただ頑張り続けているなのとはわけが違う。「再現性」確かな、正しい「情報」を見極めることで。限られた年月の中で、着実に「成功」と呼べる、目的地に到達できるようになっていただきたいと思う。