僕たちの短く限られた年月で、成し遂げたいことを成すために

  • 2023.11.09
  • 2023.11.09

僕たちの人生が何百年もあるのであれば、マイペースでゆっくりと・・・という考え方も、成り立つのかもしれません。22歳を迎えて社会人になって。何百年間も就労し続ける・・・という人生であれば。

「5年後にやろう!」
「いや10年語で良いじゃん!」
「100年後でも良いじゃない?」
「まだまだ先は長いのだから・・・」

妥協・怠惰の気持ちにやりたいこと、やるべきことがあったとしても、先延ばしを繰り返す。自分探しの旅を続けながらも、数十年に1つずつ、ゆっくりと自分の欲しいモノを手に入れたり、願いを叶えたり。そんな生き方でも、アリなのかもしれません。けれども現実の僕たちの人生は、違います。

本当に短いです。22歳を迎えて社会人になった後。社会人とは何たるか?先輩方から社会人のイロハを教わりながら、なんとなく、自分も社会人として一人前で稼げるようになった時には、既に5年程が経過して、27歳。そこから60歳で還暦を迎えるまでに、残りたったの33年程度しかありません。

20代:8年間
30代:10年間
40代:10年間
50代:10年間

20代の準備期間として10年ひとクグリにすると、たったの3クールしか存在しないことになります。良い状態を10年間継続できてようやく「成功」と言えます。すると、僕たちの人生の中で、「人生を変える」と言えるほどの大きな挑戦をする場合。たったの4回しかチャンスが無いことになります。

その中で、自分のマイホームを手に入れたり。子どもの教育費用を捻出したり。車を購入し続けたり。家族と自分の選択肢のある生活をしたり。趣味や嗜好の活動を楽しんだり。さらには、自分が老衰によって働けなくなった後の、老後の資金まで積み上げていく必要があります。「全然時間が足りない・・・」というのが、現実を理解できていれば、実感できるはずなのです。

両肩に重くのしかかる「住宅ローン」

僕が20代前半という早期の内に副業として起業したビジネスを営むことができた理由は。それは、「僕には時間がない!」と真剣に思えたからです。大学を卒業して、上場企業に就職。「これで安心・安定を手に入れられた!」と安堵したことによって。入社2年目に妻と結婚して、35年ローンを組んで、東京都の某駅から徒歩一分のところにある新築のマンションの部屋を購入。

4,000万円ほどの借金を背負うことになりました。それでも最初の内は、サラリーマンとして、倒産の恐れは無いと思われる、企業に就職できているので。このままマイペースで就労し続けていれば、住宅ローンを返済していけるだろうと漠然と考えていたのです。

けれども、その後目の当たりにした、社内での大量のリストラ。30代後半より上の中堅社員たちが続々と肩を叩かれ、会社から去ることになりました。ひどい年には、全社員の内3分の1が、中途採用や、派遣社員に入れ替わりました。

その瞬間、のんびり就労を続ければ住宅ローンを返済していける・・・というなんとなくのプランが頭の中で崩壊しました。冷静になって計算すると、毎月もらえるお給料から、住宅ローンの返済を引いて生活費を差し引くと、まともに貯金が残りません。

妻は最初から専業主婦でしたので、共働き夫婦のようなダブルインカムにはなりません。全ては僕が稼いだお給料のみで、「4,000万の借金」を返済しなくてはならない。60歳までの残りの人生、がんじがらめな状態になることが分かってしまった。

「計算が合わない・・・」「リストラのリスクも高い・・・」この現実を実感できたことで、「ヤバい・・・時間が足りない」その焦りから僕は副業としてビジネスを起ち上げて収入を高める。いつリストラされて会社から追い出されることになったとしても、自力でやっていけるような準備をする。真剣に取り組む決意と覚悟を固めることができたのです。

「二足のわらじ」で前倒し

「住宅ローン」を順当に返済して行くと。24歳スタートで、35年間なので、返済が完遂するのが、59歳になってしまいます。けれども、僕がリストラされる可能性が高まる年齢を、37歳と想定した時に、22年もオーバーしているのです。・・・当時は「北の物販大富豪の戦略術」などは知るよしもなかったので。単純に所得を高めることで、返済する方法しか頭に無かったわけなのです。

サラリーマンとしての出世・昇進に対して真剣に取り組みながらも。空いた時間をフルに活用することで、副業ビジネスでもトコトン稼ぎ続ける。「ヤバい、ヤバい、僕には残された時間が無い!(涙)」かなり切羽詰まった状態で、「二足のわらじ」に取り組み続けたのです。

そんな中で、長女を授かり、次女を授かり。4人家族になりました。家族が増える事に、当然ながら支出が増えます。けれども、「前倒し」をして行くことで、フト我に返って見ると、「4,000万の住宅ローン」どころか、億単位の資金が積み重なっている状態になっていました。

限られた年月の中で、なんとしてでもより早期の内に、欲しいモノを手に入れたり願いを叶えたりするためには、「お金」が必要。決して「お金」で全てが手に入るというわけでは無いですが。およそ95%のことは、「お金」で手に入ってしまう現実があります。

結果的に、30代後半のリストラを待つこと無く。副業バレによって、勤務している会社から追い出されることになってしまいましたが。その前後でも、海外で複数の不動産を購入。マレーシアでリタイアメントビザを取得して家族と共に移住。2人の娘たちを、現地のアメリカンスクールに通わせる。

そして、平日は学校の通学を中心にジョホールバルに住み、週末は家族で隣町のシンガポールに移動して、高級ホテル、高級レストラン、ブランド品のショッピングと贅沢三昧をする。サラリーマンからのお給料に頼ること無く、自力で稼げるうになった。必要最低限の生活に必要な資金だけではなく。プラスアルファのライフスタイルを謳歌できるようになれたのです。

何事かをなそうとするには余りにも短い

20代、30代の頃は、我武者羅に働き続けることで、収入を上げていけると考えていました。けれども、40代に突入すると、心身の堅牢性が損なわれて行くのを実感してしまいました。若かりし頃と同じことをやるにしても、それを自分の手足を動かす形でやろうとすると、時間がかかってしまう。1日24時間、1年365日、体感時間はドンドン速くなっていきます。

もはや、自分で労働をするだけでは、なかなか思うような結果を出せなくなってしまったのです。既に47歳を超えて、60歳の還暦までに残りたったの13年間しか残されていません。けれども今日時点においては、ビジネスだけに躍起になる必要は無く。資金を「株式投資」で増大させて行く。

「株式投資家」としての活動が資産増の中心になっているので。ビジネスをしなくても良いし、ビジネスをすれば純粋にプラスになる。かつてとは、もう一つ上のレベルでの選択肢のある状態になりました。これも、できる限り早期の内に!できる限り前倒しをして行く形で!先延ばしをする事無く、真剣に取り組み続けたお陰だと思っています。

個別面談やセミナーなどを通して、様々な方々とお話している中で。「よくそんな悠長なことを言ってられるな・・・」まるで人生が数百年間もあるかの如く時間軸を無視した考え方と行動をしているのです。かつて僕が我武者羅にお仕事を頑張り続けていた時代と異なり、今日時点であれば「北の物販大富豪の戦略術」があります。

・サラリーマンのお給料でお金をもらう
・物販ビジネスでお金を稼ぐ
・銀行融資でお金を創る
・会社法人でお金を回す
・無敗の株式投資でお金を増やす

もっとも効率的な方法で、「お金」を増大させて行く方法があります。けれども、そんな方法があったとしても、「いつか始めよう!」先送りを繰り返しているだけでは、あっという間に、時間が無くなってしまいます。限られた年月の中で、ドンドン前倒しして行くことに尽力をすることが求められるのです。

僕たちの人生は、何事をもなさぬには余りに長いけれども、何事かをなそうとするには余りにも短い。限られた年月の中で、できる限り早期の内に、やるべきことをやって。選択肢のある人生を送ってもらいたいと思います。