高い年収を取るには高い年収を取る目的で考え行動しましょう

  • 2021.11.30
  • 2021.11.30

年収が低い人が才覚や能力が低いのか?年収が高い人が才覚や能力が高いのか?決してそんなことは無いことが分かります。むしろ、年収の低い人の方が、年収の高い人よりも、個人的な才覚や能力が高いという場合もよくあることです。年収は、才覚や能力の高さ順にはなっていない。

それでは、ごく一部の高い年収を取っている人たちは、世の中の大多数の低い年収の方々よりも何が違うのでしょうか?年収1,000万、年収2,000万・・・「高い年収」を取りたい場合、この違いを理解することが求められます。

才覚や能力を活かしても年収が低い方々

スコップで穴を掘れる人は凄い才覚や能力を持っていると思います。スコップは、力で動かそうとしてもなかなか上手に穴を掘れません。仮に力だけで穴をほろうとしても、半日経たずに手足腰はボロボロになってしまいます。腕の力と腰の力と体重移動の反動、てこの原理を使いこなし、ベテランになると、無駄な力を一切使わずに、一日中でも穴を掘り続けられるようです。

しかし、こんなに素晴らしい才覚と能力を活かしてお仕事としている土木作業員の方々の平均年収は約370万。日本の平均年収と比較すると低い傾向にあります。派遣社員やパート的な位置づけでこれに従事すると時給たったの1,000円〜1,300円。人間一人が持てるスコップの数はたったの一つ。

どれだけ頑張ってお仕事をしても、2倍、3倍にはなりませんので、スコップで穴を掘る才覚や能力を高め続けても、まともにお給料は上がりません。僕がサラリーマン時代には、アニメーションなどの絵を描ける方々が沢山いました。彼らはものすごく絵が上手で、どんなキャラクターでも、原作者である漫画家以上に上手に絵を描くことができる方々ばかりです。

さらに、中には2Dの絵から、粘土でチャッチャッと立体3Dの造形フィギュアを造り上げてしまう方々までいます。しかし、そんなに才覚や能力に溢れた天才たちの平均年収も、土木作業員とあまり変わらない年収に落ち着いてしまっています。

この場合も、ただ絵を描いたり立体化したりの腕前が上がっても、ほとんど年収は上がりません。こうして世の中を見た時に、どれだけ自分の才覚や能力を駆使して手足を動かして、お仕事をしても。年収が上がらないことが分かります。これは、土木作業員やアニメーターだけのお話ではありません。

世の中には、それぞれの道で、才覚や能力を発揮してお仕事に従事している方々は沢山いらっしゃいますが。その大多数は、低い年収に甘んじ続けていることが分かります。

一方で、年収の高い方々の場合、彼らと比べて、身体能力も、運動能力も低く才能や能力が圧倒的に低くても、実際の労働時間も圧倒的に短くとも。日常的に、コーヒーカップ以上の重さのものを手にしたことがなかったとしても。それでも年収という部分では勝ってしまっているのです。お金と時間と場所の自由を持つ、年収の高い「自営業者」もその代表格ですね。

自営業者だから年収が高いというわけではない

自営業者の全員が年収が高いというわけではありません。自営業者の中でも、高い年収を取れるのはごくごく一部の方々のみです。そして、毎日10時間以上お仕事を頑張り続けている方々でも年収が低い自営業者が沢山います。自営業者の中でも、大多数の年収の低い方々とごくごく一部の年収の高い方。格差は激しいです。

この両者は何が違うのか?年収の低い自営業者の方々の共通点を見てみると、雇われの身の土木作業員やアニメーターと同じく、それぞれの道の、才覚や能力を活かして、手足を動かす労働を自営でされている方々が多いです。パソコンを使ってお仕事をしていたとしても、エンジニアの方々なども、これに該当してしまいます。

この手の自営業者は、仮に今のままのお仕事を続けている限り。まず年収が上がることはありません。毎月の多少の上下はあるでしょうけども。年収400万が、年収1,000万、年収2,000万へと上がることはありません。

では、ごく一部の年収の高い方は一体何をしているのか?それは、「年収を上げること」だけをしているのです。「年収を上げる以外のこと」は、自分ではまずやりません。雇用した社員やパートタイム、今の御時世なら外注さんたちに全て任せてしまい。自分自身は、「年収を上げること」だけを考えて、本当の要の部分だけを自分が行っていることが分かります。

労働部分は、他人に任せてしまいますので、お仕事の量を掛け算にすることも可能です。だから、年収が高いだけではなく、労働をしているサラリーマンや自営業者に比べて、圧倒的な時間と場所の自由も持ち合わせているのです。

こうして言語化してみると、ごくごく当たり前のことを言っているように、思われるかもしれませんが。大多数のサラリーマンは当然のこと、自営業者の方々であっても、この本当の意味を理解できていません。「高い年収を取ることが目的」ではなく、「お仕事に夢中になることが目的」になっている場合が多いのです。

「お仕事に夢中になることが目的」の場合、年月がどれだけ経過しても、高年収になることは、まずありえません。

誰がどんなお仕事に就いても自由

勘違いをしないでほしいことは、僕は何も、自分の才覚や能力でお仕事に勤しんでいる、土木作業員や、アニメーターの方々や。世の中の大多数のサラリーマンや公務員の方々。自分の才覚や能力を活かしたお仕事をしている自営業者の方々。彼らの生き方や価値観を否定しているわけではありません。

「成功=シアワセ」の基準は人それぞれなのですから。誰がどんな目的で、家族生活、趣味、お仕事に勤しんでいたとしても、それは自由なのです。けれども、もしも「高い年収になりたいです!」というものがあったとしたら。」「高い年収になること基準」で、物事を考えたり、行動しないと、永遠に高い年収にはなれませんよ!と言っているだけです。

今こうしている間にも、高い年収になるためだけに、高い年収になることだけを考え行動している方々がいるのに。それ以外の、目的基準で考えて行動していたら、どうやって勝てるのでしょうか?年収は、平均年収415万を取りたいのであれば、世の中の2人に1人の50%の割合で勝てるレベルになれば、平均年収になることは容易に達成可能でしょうが。

一般的に高年収と言われる領域。年収1,000万で、就労人口のたったの3.8%。27人に1人だけ。年収2,000万で就労人口のたったの0.4%250人に1人だけ。これほど沢山の、方々に勝ち続けないと、年収1,000万や、年収2,000万の領域の年収を勝ち取ることは絶対にできないことを意味します。

僕たちに与えられた時間、毎日24時間、1年365日、ここだけはみんな同じです。世の中のみんなが高くなることを漠然と望んでいる年収。自ずと競争が必ず発生するので入手難易度は最も高いとも言えます。

そういう中で、「高い年収を取れるように なりたいです!」と言っているのに。年収を高める以外のことを考え行動していたら、いつまで経っても目的を果たすことはできません。

けれども逆に言えば、世の中大多数の方々は、年収を高める以外のことばかりを考えて行動していますので。目的を「高い年収を取ること」だけに絞って。目標年収通りに「年収を高めること」だけを集中して考えて行動できるようになると。意外と、実質競争倍率は下がることが分かります。

年収1,000万で3.8%、年収2,000万で0.4%と言っても。本当に競争に参加しているごくごく一部。大多数の方々は、ライバルにさえなりえないのですから。ごくごく一部の本当に高い年収を取りたい明確な目的を持ちそのためだけに考え行動している少数の人たち同士の闘いになるのです。

高い年収を取ることを教えて下さるメンター

僕たちがメンバーとして所属している「地下ソサエティ」の、「プラチナ・メンターサロン」を通して、メンターである大富豪一族マスターヒロさんの「メンタリング」を受ける中で、僕たちが共通して理解できることは。

「高い年収を取る目的」だけに絞ってしまうと。やるべきことは、かなり絞られてしまうことが分かります。マスターヒロ「たったこれだけのことを 考えて行動すれば、 高い年収を取れますよ!」メンターがおっしゃることを、そのまま理解して。「必要パーツ」だけを丁寧に集めて行くだけで。高い年収を取る目的を果たす際に、無駄が一切なくなります。

マスターヒロさんの訓えに無駄は皆無。本当に必要なことだけをおっしゃっています。逆に必要でないことは必要ないとハッキリとおっしゃって頂けます。無駄があるとすれば、無駄を作ってしまっているのは、長い間で、無駄なことばかりを蓄積してきてしまった。受講しているメンティたちの方です。

これに気づけた方々は、恐ろしいほどの短期間で、急成長を遂げられています。才覚や能力をアップさせたり磨き上げたりするのには、膨大な年月がかかりますが。マスターヒロ「考え方を変えるだけ!」これを理解できれば、高い年収を取る目的に向けて一瞬で成長できるのです。

そして、無駄の一切なく、目的地だけに向かって、進むことができるようになるのです。もしもあなたの目的が「高い年収」を取ることが目的なら。才覚や能力に頼って同じことを繰り返したり。才覚や能力を磨き上げようとしても年収は上がりません。「高い年収を取ること」だけに集中して取り組みましょう。その目的が、定まっているのなら、明確な答えは既にあります。