「絶対に動くものか!変わるものか!」足場を固めて生きる方々

  • 2020.08.21
  • 2020.08.19

「欲しいモノは一刻も早く、絶対に手に入れる!」「修羅」たちがギラギラしながら真剣に獲物をめがけて突き進む中。その真逆の言動をしている方々がいる。

「欲しいモノなんか、絶対に手に入れないぞ!」「オレは絶対にココから一歩も動いてなるものか!」大地を踏みしめ、意地でも一歩も動くまいと努力している方々だ。

実はこれが、「金融資本主義のピラミッド」の世の中の大多数を占めている台形部分の方々。つまり、「欲しいモノを絶対に手に入れないぞ!」という「考え方」の方が世の中の常識なようなのだ。

「お金持ち」になりたいと言いながら絶対動かない矛盾

多くの人たちは、漠然と「お金持ち」にはなりたいとは思っている。けれども、その「考え方」と言動は、「お金持ち」とは、真逆の方に向いている。「お金持ち」になりたいと漠然とは考えながらも。「オレは絶対にココから一歩たりとも動かんぞ!」決死の覚悟を固めている様子で、今の自分が置かれている状態を死守することだけに全力を尽くしている。

「お金持ちになりたい!けれども今の自分の考え方だけは、絶対に変わりたくない!今のオレの考え方を大切にした状態で、お金だけが欲しい!」・・・ということで、足元を穴掘って土で固めた強固な状態で、手をのばす先は「年末ジャンボ」などの『宝くじ』。

インターネットで検索するのは、10万円の元手で楽して稼げそうな、FX、仮想通貨、怪しい投資案件。手元の僅かなお金が掛け算的に増えてくれることを天に向かって祈り続ける日々を送る。

当然ながら、結果は全て運頼み。「イチかバチか!」超ラッキーで、宝くじやFX・仮想通貨が当たり続けてくれればよいが、全てが抽選なので、外れる確率の方が圧倒的に多い。結果、全く変わらない日々を送ることになる。

そんな中でも、ごく一部の方々は、「お金持ち」になるための方法論の類の書籍やインターネット上の情報から学ぼうとするのだが・・・。

オレは学んでも絶対に変わらんぞ!

「オレはココから一歩たりとも動くものか!」根底にこれがあることは、「学び」の時間の中でも変わらない。まず最初に、今いる場所に穴を掘って、両足を入れて、土を被せる状態からスタート。

「今の自分の「考え方」と「言動」を一ミリたりとも変えてなるものか!」その決意と言うか、執念というかは半端ない。「絶対に欲しいモノを手に入れてなるものか!」くらいの勢いで「学び」に臨んでいるのだから。すると、一応「お金持ち」になる方法を、学んでいるのであるが。

講師「こういう考え方が必要です!」
自分「それでは今の自分の考え方を変えてしまうことになる!無理です!」
講師「こういう言動が必要です!」
自分「それも、今の自分の言動を変えてしまうことになる!無理です!」
講師「何か質問はありますか?」
自分「今の自分の「考え方」と「言動」とは合わないので、質問などありません!」

イコール「無言」。

講師「感想を提出してくださいね!」
自分「絶対に提出してなるものか!」

という、情報時空上の目に見えないやり取りが発生してしまっているので。講師が一方的に、話し続ける状況が発生してしまう。

結局は、誰からどんなことを学ぼうとも、絶対に今の自分そのものを、大切にすることだけを死守しようとするので、どんなに沢山のお金、時間、労力をかけて「学び」に参加しようとも、絶対に変わることは無いのは、必然。その結果、「お金持ち」という目標は絶対に達成することも無いし。

自ずと、
自宅=住めるところで良いでしょう?
車=電車やバスがあるからね!
子供の学校=お金のかからない公立学校だけ行ってね!その代わり「自由」だけはあげるから勝手にやってね!」

もしくは、「そもそも家族とか子供とかって要らないよね!今の自分に合わないし、変えた無くないから!」という状況を突き進み続ける。

この「一歩たりとも動かないぞ!」という信念を維持し続けた状態が、何年経過しても続くことになるので。絶対に変わることはない。しかし実は、こういう状態にいる方が、おかしいとか、特別なのではなく、世の中の大多数を占めている。

つまり、「普通」であり、「常識」である。かくしてみんな、今自分がいる範囲の中で手だけ伸ばして届く範囲でできることだけを行い続けることになる。

今の自分のテリトリー内でありつけるお仕事に取組み、その水準通りのお給料をもらう。今のお給料の範囲内で、適当な家に住み、家族みんなに維持を強いる。数千円〜数万円で買えるものを買って、些細な達成感で一喜一憂することになる。

半端ない強固な我慢強さと忍耐強さ

正直、ほんとうにみんな、メチャクチャ我慢強いなと関心してしまう。今の自分を大切にし続けるということは。人生の中で、欲しいモノが出てきたとしても、その大多数を諦めることになるのだから。

この忍耐強さは半端ない。表彰モノだと個人的には思う。一方で、「修羅」と呼ばれる方々は、遠慮というものが無い。

豪華な自宅、高級な車、子供の教育、様々な贅沢行為。

その全てを、すぐにでも手中に収めようと、今いる場所から、猛スポードで、奪取しに前進してしまうのだから。しかも、「修羅」には、俗に言う「信念」と呼ばれるものがない。「欲しいモノ」があり、目の前に障壁がある。

その障壁を突破するには、自分が人生の中で培って来た「考え方」や「言動」を変える必要があると分かった瞬間。自分の「考え方」や「言動」を、いくらでも変えることができてしまう。相手が、目上だろうが、年下だろうが、上下左右誰からでも「欲しいモノ」を手に入れるために必要な「考え方」や「言動」、それに基づく「方法」があるのなら、いくらでも学び、いくらでも自分を変える。

全ての目的・基準は、自宅・車・子供の教育、他、「欲しいモノ」を手に入れること一択。「生きている間に!一刻も早く!」「欲しいモノ」を手に入れることを先延ばしにすることなどは絶対に出来ないのだ。さらには、これから先の人生で、新たに「欲しいモノ」が出てきたら大変、すぐに手に入れないと!「欲しいモノ」を全て手に入れた上でなお、多くの貯金まで、手元に残そうとするのだから。

どちらの人生を歩みたいのか?

勘違いしないで欲しいことは、僕はどちらの生き方が良くてどちらの生き方が悪いなど、良し悪しについて論じているのでは無いということ。

マジョリティを占める台形部分の考え方・言動が悪くて、三角形の頂点の修羅の考え方が良いということもない。現に、大多数が占めている考え方と言動の方が、普通であり常識。

「人間とは?」を言語化した場合、統計的にマイナーではなく、マジョリティの方の考え方や言動を定義して言語化する方が正しいと言える。

年収1,000万円以上就労人口の3.8%、「おとなの偏差値68」。
年収2,000万円以上就労人口の0.4%「おとなの偏差値77」。

これらの領域以上の方々の方が、「特別」であり、「異常」であるとも言える。

ただし、仮におとなになってからも、自宅、別荘、高級車、子供の教育私立・インター、ブランド品、、、他。「欲しいモノ」を何でも手に入れたいというなら、「修羅」の方々の「考え方」や「言動」を採用しないと、「実現できないよ!」ということ。

そうでない場合、「欲しいモノ」の大多数を、諦めたり、そもそも視界に入れない人生を歩み続けることになるよ!というだけのこと。

「成功=シアワセ」のあり方は人それぞれ。今の自分を大切にし続けることが「成功=シアワセ」と感じる人もいるし。今の自分を変えてでも「欲しいモノ」は何でも手に入れることを「成功=シアワセ」と感じる人もいる。どういう「成功=シアワセ」の基準で人生を歩むのか?それぞれが自分の中で選択できることなのだから。

仮に、僕たちがそうであるように、自分の「成功=シアワセ」が、今の自分の「考え方」と「言動」全てを変えてまで、「欲しいモノ」を手に入れる!ということであれば。それを45年以上かけて究極なまでに実現して来られた、大富豪ファーザー、マスターヒロさん直伝の訓え。

  • 成功シンドロームOS
  • 5ポケッツ
  • 北のセオリー
  • おとなの経営学

これらの知恵は最も有効的かつ効果的に、「欲しいモノ」を手に入れる人生を送り続けることに、最短で直結するよ!と言っているだけなのだ。

この部分は、予めご了承頂いた上で、今の自分の考え方・言動その全てを変えてまで、「欲しいモノ」を獲得したい!という場合は、僕たちが教わり、実践している一連のお話は、お役に立てますよ!という部分だけは、約束させて頂きたい!というだけなのだ。