目的・目標・方針の違い理解して使いこなす方法

  • 2020.04.06
  • 2020.04.05

◯目的・目標・方針の違い理解できてますか?

目的・目標・方針の違い理解できているだろうか?なんとなくではなく、目的・目標・方針それぞれの意味を。会社の後輩や自分の子供たちに、言語化して説明できる位に明確化されているだろうか?

もしもあなたが目的・目標・方針の違いがあやふやな状態だとしたら、ご自身の目的・目標・方針もあやふやになってる証拠だ。目的・目標・方針の違いが理解できていないということは、自分自身の目的・目標・方針も定まっていないことだ。

目的・目標・方針が無い状態で、船で大海原に出航してしまっても、間違いなく遭難したり、そもそも何で航海に出てしまったのだろういうことにもなる。

改めて言語化してみよう。はじめに、目的・目標・方針それぞれの違いを明確にしておく必要がある。目的=目標=方針ではないのだから。

「目標」とは、「目的」を遂行するための、課題を時間軸と難易度に分けて明確化したもの。「方針」とは目的を達成するためにチームで共有する方向性。目的・目標は自分独りでもつくれるが方針はチームプレーが前提となる。

社会人になっても自分独りで活動している方は目的と目標は持てるけど、チームプレーで発生する方針は持てないことになる。サラリーマンとして組織に属していたら、目的・目標・方針3つを持てるかとい意味でもなく、チームプレーを意識しない人がただ組織に就労しても3つのどれも持てない状態となる。

◯目標の失敗例と成功例の調査と研究

船で太平洋を渡り渡米することをイメージしてみよう。この場合の目的は、米国に到達すること。目標は米国に到達するための期間と難易度ということになる。米国にこの期間内に船を一日何時間漕いで到達したい。

願望・希望・想定の概念を導入。目的を果たすため目標を元に日々の積み重ねルーチンを遂行する。目的渡米を達成するために船を手こぎボートで横断したいが、そもそも手こぎボートで太平洋横断して渡米するのは物理的に可能なのかどうか?可能なら一体どのくらいで到着できるのか?

目標を設定する際ここで先人の知識が役に立つ。成功したお話だけでなく失敗したお話も含め両方のパターンがある。

まずは目標の失敗例。

目的渡米を3ヶ月半で手こぎボートで達成する目標を立て挑戦した、米国人女性ソーニャさん30歳が2015年6月13日に福島県沖約250kmの会場でパナマ船籍の貨物船に救助された。渡米の目的・目標共に未達出発6日目でリタイアとのことだが、どうして彼女が失敗したのか?入念に追跡調査と研究をする。

次に目標の成功例。

目的渡米日本から米アラスカ州までの総距離3万2,000キロ余りの太平洋横断を、2013年手こぎボートで約150日間かけて達成した英国人女性のサラさんがいる。彼女がどうやって達成できたのか?出航たったの6日で失敗したソーニャさんと何が違うのか?

成功と失敗のパターンを入念に追跡調査と研究する。失敗したソーニャさん成功したサラさん

目標の違いは何か?

すると手こぎボートは同じだが目標期間が

  • 失敗したソーニャさん=約110日
  • 成功したサラさん=約150日

目的達成に費やす期間が違うことはすぐに分かる。その背景にある根拠とは?自分の違いとは何か?さらに、深堀りして調べる。

◯先人から学び、自分の目標を設定

目的渡米の達成を失敗したソーニャさん成功したサラさんだけでなく、出来る限り多くの成功と失敗のパターンを追跡調査することになるだろう。その中で自分が遂行する際、手こぎボートという手段は変わらないとしたら、達成に費やす期間はどのくらいに設定するか?水と食料、睡眠・排泄は?詳細に渡り想定しながら具体化する。

自分に落とし込んでみたところ、自分が目的渡米を手こぎボートで達成する場合、200日かけてこういう仕様の手こぎボートで水・食料の準備はこのくらい必要で総予算=マネーはいくらでいつ遂行?こうして単なる夢レベルの願望・希望が達成可能な具体的に落とし込んで行くことで目標が完成する。

◯目的・目標・方針3つが揃うと一丸となる

目的渡米の目標が一人で200日かけて手こぎボートで達成したい!という形で、1人で達成できるものだったらそこに方針は発生しない。しかし、「私には1人で200日も手こぎボート漕ぎ続けるなんてムリ。寂しくて孤独死しそうだし何かあったら危ない!」

そこでスコッドランド3兄弟が35日で横断した例に目を留める。目的渡米を1人で200日かけて手こぎボートで果たすよりも、3人で一緒にやればもっと短い期間で渡米できるし。何かあった時に1人より3人の方が安全だし何よりも楽しそうだ。

そこで目標を、3人で45日かけて手漕ぎボードで太平洋横断して渡米したいに切り替える。この瞬間から、個人プレーからチームプレーになる。チームプレー 太平洋横断渡米する際、自分一人だけが勝手に目標を立ててもだめだし。3人共に別々の目標を立てていてもチームプレーは成り立たない。3人別々のことを考えていても連携どころか船の上で喧嘩をし続けることになる。3人一緒に遭難もあり得る。

そこで必要になるのが「方針」である。方針とは目的をチームで目標を持って果たすためにチームで定めた方向性のこと。今回の場合、目的を3人で目標を立て計画通り遂行する上での指針となる方向性。

目的渡米を目標3人で45日かけて手漕ぎボードで達成するため、スピード重視でスパルタで?楽しむことを最優先?判断する際の基準を設定して行く。目的があるだけではチームプレーが成立しない。目的・目標があるだけでもチームプレーが成立しない。

ガンガン行こうなのか?

楽しくやろうなのか?

命を大切になのか?

3人一緒に目的を目標通り達成するための基準となる指針である、方針が定まってはじめて3人が一丸となりチームプレーが成立する。「目的」渡米「目標」3人で45日かけて手漕ぎボードで達成。「方針」命を大切に楽しく達成。目的・目標・方針の3つが定まることで、それまで別々の人生を送って来た3人が、それぞれの力を発揮して一丸となって、目的達成に向けて力強く歩みを進める。夢や希望・願望が達成できる目標へと変わる。

◯修羅の領域を航海するための「ログポース」

これはお金の世界で、目的「億り人の修羅になる」でも同じである。1人で目指す場合目的・目標が夢や希望ではなく、達成できる目標になってないとダメだ。家族や仲間・社員たちと一緒に集団で目指す場合は目的・目標に加えて方針が定まってないとダメだ。大富豪ファーザー一族はココがとても明確なのだ。

ちなみに、僕がメンバーの一人として所属している「地下ソサエティ」では、メンバーそれぞれの「成功=シアワセ」も目的や目標もそれぞれ。1人で?家族と一緒に?社員と一緒に?仲間と一緒に?この部分もバラバラであるが、その枠組を超えた、ある種のチームプレーによる連携概念が存在している。

お金の修羅の世界では、常識外れな事象が頻繁に発生最も航海が困難な海。海流・気候に加え今まで良かれと思って採用したはずの目標・方針が全て崩される程の出来事が頻繁に発生し、

  • 年収1,000万以上
  • 年収2,000万以上
  • 年収1億以上

目的・目標のレベルが上がれば上がるほど完全予測不能。今回の「コロナ騒動」なんかも分かりやすい例である。一寸先は闇とも言えるお金の修羅の世界で生き残り続けるためには、45年以上無敗のまま生き残り続けた大富豪ファーザーの記録指針。

「ファーザーログポース」という特別な羅針盤のようなものが必要になる。

◯「ログポース」が手に入る「地下方針発表会」

普段は別々の目的を持つ仲間たちも、時にはチームプレーで横の連携を図ることもある。成功=シアワセの形は人それぞれだけど、生存確率が最も低い
修羅の領域の大航海で生き残り続けるため。「ファーザーログポース」を元に共に研究をしたり情報交換をしたり共闘をしたり、ある種のチームプレー的 概念が発生する。

チームプレーには目的・目標だけでなく方針の明確化が必要なのは、「共闘」の時も同じである。また、「ファーザーログポース」を参照に自分がリーダーを務めるチームの目標・方針に軌道修正を加える必要も出てくる。そのための、判断基準が凝縮されている。

「地下ソサエティ」では「ファーザーログポース」の共有のため、秘密裏に「地下方針発表会」というものが開催されている。最近は「C問題」、「5Gスタート」などにより修羅の領域の海は大荒れ状態。この期間を乗り切り、生き残り続けるために毎月一度のペースで、「地下方針発表会」が開催されているのだ。

メンバーそれぞれの成功=シアワセに基づく目的・目標・方針はそれぞれだけれども。偉大なる「ファーザーログポース」を手に、僕たちはなんとか生き残り続けようと考えている。今月も先月とは異なる波が発生していることもあり次回の(4月5日)ZOOMの「地下方針発表会」も楽しみだ。

僕もあなたも成功=シアワセの形がそれぞれであり、目的・目標・方針も同じにはならないし、同じになる必要も無いが。こういうご時世だからこそ改めて自分、家族、仲間、社員、パートナーそれぞれと話合う形で、夢や希望ではなく現実に達成できる目的・目標・方針として、言語化を深めて行こう!

追伸あなたがお金を稼ぐ目的は?目標年収は?いつまでにどうやって?お金に関する目的を夢や希望ではなく、達成できる目標にできる方法。家族・仲間との方針のつくりかたは、
5ポケッツ@LINEで300日以上かけてユックリ楽しみながら学べる