自分の労力に自己投資できてますか?

  • 2023.05.23
  • 2023.05.23

僕たちが励んでいる「お仕事」は「お金」と「時間」と「労力」を投資して、お金を稼ぐ方法です。僕たちが持つ「お金」「時間」「労力」を、どんなことに、どう配分して投資をすれば、効率的に、効果的に大きなリターンを得られるのか?俯瞰レベルを一つ上げて考えてみると、「お仕事」も、「株式投資」などの活動も、あまり変わらないことが分かります。

例えば、自分の「時間」を投資してお金を稼ぐ稼ぐ方法の中でも、一番ベーシックなものに、アルバイト・パートタイムなどの、非正規雇用と呼ばれる、「短時間労働者」の就労があります。自分の時間を切り売りして働く方法ですが。日本全体の全年齢平均の時給は、

・男性:時給1,624円
・女性:時給1,270円

とのことです。この「短時間労働者」の就労の場合は、大多数のお仕事において、学歴・職歴はそれほど求められません。「やる気」さえあれば未経験者歓迎!というものが多々あります。当然ながら、人気のアルバイト・パートタイムのお仕事には、面接による選考はありますが。仕事を選ばなければ、ほぼほぼお仕事が見つかるのでは無いでしょうか?誰しもが、自分の「時間」を投資することで、お金を稼げる方法の一つと言えるかもしれません。

例えば、女性が22歳を迎えて社会に出た後。アルバイト・パートタイムなどの「短時間労働者」として、1日8時間、週5日間、1年52週22歳スタートで、60歳までの38年間週2日の休息日を除いて1日足りとも休むこと無くずっと働き通したとします。女性の各年齢の平均値から、皮算用してみると。生涯収入は「1億495万6,800円」。税引き後の手取り累計は、「8,306万5,440円」となりました。38年間の平均可処分所得は、年間あたり220万と言ったところです。

※1億495万6,800円内訳
・20代累計:約1,824万
・30代累計:約2,982万
・40代累計:約2,771万
・50代累計:約2,916万

これが日本における「時間」を投資して「お金」を稼ぐベーシックな方法と言えるでしょう。

「時間」あたりのパフォーマンス力

38年間の税引き後の平均年収220万。これでも、今の日本の社会構造では、贅沢さえしなければ、「最低水準で生きる」ということは問題なくできると思いますが。「足りない! もっと年収を上げたい!」となった場合は、どうすれば良いのでしょうか?考えられる方法としては、単純に投資する「時間」を増やすという方法です。

1日8時間、働いていたところを、1日9時間、10時間、11時間、12時間・・・と労働時間を増やすことで、年収も、生涯収入も高めることが可能です。けれども、実際計算してみると、これではたいして収入が増えないことが分かります。

それ以上に、週に2日の休息日以外、ただの一度も休むこと無く、1日10時間以上も労働し続けるなんて・・・。22歳スタートで、60歳までの38年間も継続するなんて・・・。「生地獄」と呼べる状況に陥るかもしれません。精神論だけでなんとくなるわけでもなく。心身の堅牢性が崩壊して、病気や怪我で強制的に継続不可能な状態に陥ってしまう可能性も高くなります。

単純に投資する「時間」を増やす・・・という方法は、得策では無いと、判断できると思います。それでは、投資する「時間」を増やす事無く、年収・生涯収入を高めるためには、どうしたら良いのでしょうか?その答えに、「労力」というものが挙げられます。「労力」とは?「時間」あたりの仕事のパフォーマンス力と言語化させて頂きたいと思います。

才能、スキル、知識、知恵、肩書、資格経歴、考え方、設計図・・・。様々な種類のものが、「労力」として挙げられますが。「時間」を投資する際、「労力」も上手に組み合わせることができると。時間当たりの収入、時給、月給、年収が高まっていくのです。

例えば、同じ「就労」という投資の活動においても。高い「労力」が履歴書と面接などを通して評価されると、年収水準の高い東証一部上場企業などの優良企業に就職できますし。就職後の、出世・昇進・転職と言った形で、さらに年収を高めることが可能なのです。

6倍以上のパフォーマンス力

例えば、僕の周りで、就労というお仕事のスタイルの中でも、「労力」を高めたことによって、時間当たりの収入を極めて高い状態に上昇させることに成功させた方の一人に。「地下ソサエティ」の特別講師の一人、ミスタヤマキがいらっしゃいます。

ミスタヤマキは、東京にある某国立大学卒、大学院を経て社会で働くことになりましたので。他の人達よりも遅い社会人としての就労活動スタートでしたが。なんと、サラリーマンとしての30年間の活動によって「生涯収入6億円」になりました。ミスタヤマキの年収グラフ https://kitasociety.com//doc/salary.jpg

優良企業のサラリーマンの場合、年間約120日間のお休みがあるので、大体240日++しか出勤していないことになります。また、1日7.5時間労働と言っても、職位が上がれば上がるほど、労働をしていない時間が増えます。結果として、時間の投資を見た時には、上記させて頂いた、1日8時間、週5日間、1年52週22歳スタートで、60歳までの38年間「短時間労働者」のケースよりも圧倒的に短い「時間」の投資によって、6倍以上の「生涯収入」を獲得したことになります。

ミスタヤマキの場合は、「お金」「時間」「労力」を自分の「労力」を高めることに投資をしことで。時間あたりのパフォーマンス力の向上につながり。「人的資本」の投資リターンを極めて高い状態に引き上げることができたのだと、言語化できますね。

そして、「起業・独立」後も、自営のコンサルタントビジネスでも成功されてますし。長男さんも、「地下ソサエティ」で学んだ、会社法人、銀行融資、物販ビジネスを組み合わせることで。「ロイ式」でゼロイチになり、今では最高月商1,700万以上を稼げるようになっています。定年退職を迎えた後の今なお、「お金・時間・労力」を効率的に投資して「お金」のリターンを得られる状態が続いています。

「人的資本」への「自己投資」

サラリーマンとして?自営業者として?複数のビジネスを営む経営者として?株式投資家として?どのような手段で、お金を稼ぐのか?それは人によって異なりますが。どちらにしても、「お金」「時間」「労力」を投資してリターンを得る活動である部分は同じです。

その際、投資するための「お金」が足りなければ、自分の「時間」と「労力」を投資することで、お金を稼ぐしかありませんが。単純に「時間」だけを「投資」し続けようとしても、「時間」あたりの収入効率が最低限しかないアルバイト・パートタイムなど「短時間労働者」としてお金を稼ぐ方法が中心になります。

その状態から脱して、時間あたりの収入効率を高めたければ。・才能・スキル・知識・知恵・肩書き・経歴・考え方・設計図など、「労力」を高めることに対して、「お金」「時間」「労力」を投資をすることで。「労力」を高めた上で、より高い時給・日給・月給・年収のお仕事で稼げるようになることが求められます。このための行為を、「自己投資」と呼ぶわけです。

自分自身の、「労力」を中心とした、「人的資本」を高めるための、投資活動です。ただ単に、従来の延長上で、「人的資本」を投資してお金を稼ごうとしても。今までとあまり変わらない収入しか得ることができませんので。「自己投資」をするための活動に「お金」「時間」「労力」を割り振って。「人的資本」を高めることが、時間あたりの収入効率を高めることにつながる。「お金持ち」になるための「登竜門」をくぐれるわけなのです。