「片手間・簡単・自動で稼ぐ方法」とは決別する再確認

  • 2021.12.20
  • 2021.12.20

「片手間でクリックド素人がたったの2ヶ月で月収◯百万!」的なビジネス・投資の情報。でも、よく考えてみれば、そんなもの本物であるわけが無いですね。完全に「インチキ」です。既に自営業者として活動されている方々なら流石にこの手の情報に、引っかかることは無いと思いますが。毎日の会社勤務の就労で一日10時間以上取られてしまう時間が中々取れないサラリーマンの場合。

  • 片手間でクリック
  • 2ヶ月間で
  • サラリーマン年収越えの月収ウン百万

などという心地の良い言葉に、惹かれてしまい、ついつい手を出してしまう方々もいらっしゃるようです。でも、ハッキリ言ってそんな情報を気にかけることに、お金と時間と労力を浪費してしまうことほどムダなことはありませんね。なぜなら、結果とミライにはつながりませんからね。

今のあなたはもう大丈夫だと思いますが。もしも、過去を振り返ってみた時、この手の情報に引っかかってしまったことがあるという場合。念の為・・・将来の「独立」から想定する形でサラリーマンとして、どんなビジネスから「起業」すれば良いのか?根拠と共に、一緒に再確認させて頂きたいと思います。

実際は、過去にはありましたが・・・

僕がインターネットビジネスの世界に入って来て、約17年以上が経過しました。その間、物販、サービス、情報販売、株式投資、不動産投資、他・・・様々なビジネス・投資のノウハウを見てきました。そして実際に、その中には。「片手間クリックド素人がたったの2ヶ月で月収◯百万!」という方法が、なかったわけではありません。

例えば・・・メルマガで、片手間・簡単・自動で稼ぐ方法。懸賞で安く集めた万単位のメルアドに、1日5回ほど、毎日、アフィリリンクを貼ったメールを送り付ける。
↓↓↓
簡単に月収ウン百万達成!
※注:今できませんし やっちゃダメ!

というのがありました。僕の周りにもこの方法で稼いでいた方々も沢山いました。でも、真似する人たちが五万と現れてしまったために。規制そのものも変わり、この手のことをやる人は「スパマー」認定されてメルマガ配信スタンド側からも完全排除。今では、実現不可能な方法になりました。

例えば・・・mixiが流行った時に出てきた片手間・簡単・自動で稼ぐ方法。それは、mixiで女性キャラを立ち上げて、プロフィール欄に、アフィリエイトが発生するリンクを気の利いた言葉と共に貼って。開発したツールでぐるぐると「訪問&足あと」を自動的に行う方法です。

はじめは、手動で連打して行く形だったのですが。そのうち現役サラリーマンのIT企業で課長職を務める天才プログラマーがWINDOWSパソコン上で動かせる自動巡回ツールを開発。一日で、数万人アカウントに訪れるだけで、アフィリエイト報酬が上がり続けると言ったものでした。

周りでは、パソコンを何台も購入して、10人の女性キャラを同時に巡回させる・・・会社に行っている間も、夜寝ている間もただひたすら。意外と効果が高かったのは、商品購入系のアフィリではなく、誰かが資料請求すると、無料で書籍などの類が住所に送られて行くのに、アフィリエイターが1成約当たり2,000円とかもらえてしまうようなもので。1時間の間だけでも2,000円の資料請求報酬が着実に入り続ける・・・これも、月にウン百万稼げる方法でした。

けれどもその後、一気にmixi自動巡回方法が知れ渡ったと同時に。mixiが対策を講じました。それでも、進んだり、立ち止まったり・・・「人間的なゆらぎ」もツールで自動化させることで、対策に対して、対策する・・・と言ったことを繰り返したりもしていたのですが。結局は、mixiが「足あと機能」そのものを削除してしまい、この方法は完全に幕を閉じました。

例えば・・・アフィリ&Google広告で片手間・簡単・自動で稼ぐ方法。情報販売プラットフォームなどで、売れている商品のアフィリエイトタグを発行。これをそのまま、Google広告に出稿。後は、クレジットカードの限度枠を確認しながらGoogle広告をぶん回すだけ。たったのこれだけで月商ウン百万。という方法もありました。

僕の周りでも、この方法で本当に月ウン百万どころか、月1,000万以上利益を稼いでいた方々もいましたが。この方法も、またたく間に広がって、Googleの広告規制が改正されたと同時に、完全に使えなくなりました。月収ウン百万とか、1,000万以上稼いでいた方々が、その次の月には収入ゼロにドボンです。以降、二度とこの方法がも復活することはありません。

以上3種類の本当に実在した、片手間・簡単・自動で稼ぐ方法。これらはどれも、その当時は、片手間でクリック簡単に、自動的に、サラリーマン年収越えの月収ウン百万・・・これらの条件をクリアしていたのですが。よくよく考えて見れば、ド素人が簡単に始められて簡単にウン百万稼げる・・・ということが、仮に本当だとしても、実行した自分以外の他の誰でも簡単に、真似することができてしまうことを意味します。

つまり、誰かが凄く稼げた・・・ノウハウとして拡散される・・・その後、イナゴの大群が押し寄せたように、ペンペン草も残らないような焦土化されてしまうのです。結局、こういう手法は、仮に「本物の方法」だとしても、絶対に長続きしないので。話を聴いて、やろうと決断した時には、ダメになってしまうのが決定しているのです。

成長どころか「改悪」する現実

また、問題は仮に稼げたとしても、何も「実力」が身につかないことです。

  • メルマガで毎日5通アフィリ
  • mixiで自動巡回アフィリ
  • Google広告アフィリ

・・・こういう情報が本物で、本当に稼ぐことができたとしても。「ビジネス力」そのものが身についているわけではありません。

簡単に始められて簡単に稼げる方法が存在している内は、確かに一時的には月収も急激に上がってしまうのですが。それがダメになった後、自分に残っているのは・・・・稼げたという実績・脇が開いて金遣いが荒くなる「オレは成功者になった・・・」と勘違いしてしまう改悪した自分だけ。これは最近で言うと、「仮想通貨で億り人」になって勘違いしちゃった方々と傾向が似てますよね。

その勝ち方では、再現性も無いし、繰り返せません。実力は何も変わってないのに、自分が「実力者」であると勘違いしてしまうことほどたちが悪いものはありません。一見すると、「即効性で稼げるようになる」というメリットだけが、際立つかもしれませんが。実は、それを経験してしまった場合の、デメリットの方が、圧倒的に大きくなります。

再現性の無い「ニセモノの情報」でも、お金と時間と労力がなくなるデメリットが大きいので。結局は、デメリットの方が、圧倒的に勝ってしまう。最初からやらない・・・興味すら持たない・・・判断をした方が、賢明というわけなのです。

「要」の理解に「脳に汗かく」方法

一方で、「ロイ式」や「ケイタ式」などの物販で稼ぐ「ビジネスモデル」があります。ロイ式:国内仕入・国内販売ケイタ式:国内仕入・海外販売どちらも共通して、真剣に取り組めば、学歴・職歴・性別・年齢・才能一切関係なく。再現性高く確実に稼げるようになり。なおかつ、年月の経過とともに着実に売上・利益が積み上がり続ける方法ではあります。

しかし、どんな方法にも、「デメリット」もあります。それは・・・ゼロイチになる時に、脳に汗をかく感覚で頭を使います。「ロイ式」には単なる国内転売には無い「要」が存在します。「ケイタ式」にも単なる海外転売ではない「要」が存在します。取り組む方それぞれのスタート段階の状態によっては、この部分を理解する時に、脳が疲れることもあるし。何度も繰り返し、同じことを講師であるミスタロイ、ミスケイタに確認しないとならないことも、出てくるわけです。

「何も考えずに右から左で楽してチャリンチャリン」的なノリで取り組みを始めたとしたら。「オレは考えるのは嫌だ!面倒くさい!」と逃げ出す人もいるかもしれません。

けれども、そんな「デメリット」を考慮しても、実はメチャクチャ大きな「メリット」があります。それは、ちゃんと真剣に取り組んだ方にとって、そういう「脳に汗かく」ことを乗り越えた後には、素晴らしい世界が待ち受けています。その様子を例えると、鉄壁な城壁に囲まれた中で安心’・安定的に長い年月かけてビジネスを継続的に取り組み続けることができるわけです。間違いなく「実力」と言える類のものが、備わることになります。

何も考えずに楽して稼ぎたい系の「ライトユーザー系の転売ヤー君」たちが、絶対に入ってこれない領域で戦い続けること。年月を費やし、継続すればするほど、ますます自分がその道で後発組の追随を許さないほど圧倒的に強くなれること。この重要性は、先に挙げた「3つの例」を聞けば、よく分かると思います。

「要」というのは、一見簡単そうに見えて、極めようとすると奥が深いし、真似されづらいからこそ「要」なのです。でも、自分は年月の経過とともに、始めは考えたり試行錯誤したり、頭から煙を立ち上らせながら取り組んでいたことだとしても。年月の経過と共に、実は何も考えずとも、手足が勝手に動く形でできるようになれる。

そこまで来たら、デメリットがなくなり、メリットだけが残ってしまうわけですね。どうやって、「ECサイト」開設するのか?どうやって、「商品」を仕入れるのか?どうやって、商品を出品して、売れたら発送するのか?最終的には、こんな部分はどうでも良いことで。まさに、「要」に特化する形で、脳に汗をかき続ける。そこが、今よりも何倍、何十倍も稼げるようになれるまさに人生にとっての「要」でもあるわけです。

だから、これから「独立」を前提にして、「起業」をするのだとしたら。もう、「楽して簡単に・・・」というビジネス・投資の方法を追い求めることとは、完全に決別して。本質的な意味での「実力」が習得できる、本物の「ビジネスモデル」だけに集中して取り組むことを、改めて、その根拠とともに再確認させて頂きました!