僕にとっての「成功=シアワセ」は南国で遊ぶように暮らす

  • 2022.09.29
  • 2022.09.29

米国「ハワイ」に到着。早速空港から乗り合いバスに乗り込み、青い空と、グラデーションが綺麗な海を眺めながらアラモアナセンター近くにあるコンドミニアムへ。飛行機の長旅も、この光景を見ながら、ハワイの風に触れた瞬間に吹き飛んでしまうというものだ。僕にとっては、海外を初めて知った地。頭の中に、アロハミュージックが流れ、何とも言えないワクワク感が沸き起こってしまう。

サラリーマン生活を約12年間続けた後。2011年に独立をした後、今日に至るまで、数え切れないほど、ハワイの大地を踏みしめ、晴天を仰いだのだが。いまだに、飽きることを知らないというのが正直なところだ。

キッカケは、スポーツ推薦で進学したアメフトを完遂し、既に決まっていた、メーカーへの就職を控えた直前。卒業旅行として選択したのがハワイ・オアフ島。チームメイトのM君と一緒に赴いたのだが。パチスロの歌舞伎町攻略法と、深夜のヤマト運輸の仕分けバイトの「2足のわらじ」で短期間で積上げた、現金50万ばかりを握りしめての渡米ハワイだった。

当時は、今のようにエクスペディアやAGODAと言ったものも無く。日常的にANAやJALを使う機会も無かったので。H.I.S.経由で、ツアーなど皆無の素泊まりプラン的な最低価格のプランを選択したのを、覚えている。とは言え、全く知識も無く、事前に対して調べずハワイ入りしてしまったので。一体ハワイがどんなところなのか?江ノ島や三浦海岸的な海をイメージしていたのだが。到着した瞬間、あまりの異世界な光景に、衝撃を受けてしまった。

毎日の苦しい走り込みも無く、相撲部屋のようなぶつかり稽古も無い。オーシャンブルーなビーチや、ダイヤモンドヘッドへのサイクリングなど、完全なる自由の無双モード的なノリで、はしゃぎまくった。さらに、エッグベネディクトやアサイーボウルなど、未知なるフードを目の前に、瞬時に胃袋に放り込む。ドラマティックに太陽が沈みゆく壮大なサンセットは、僕にとって忘れがたい美しさだった。

その後、社会人になった後は、馬車馬のように働き続けたが。「ああ、もう一度 ハワイに行ってみたいな・・・。」目をつぶり妄想にふけったものだ。あれから、24年も経過。エネルギーに満ち溢れた体躯は衰えてしまったが。こうしてハワイに訪れる度に、あの頃のワクワク感が戻ってくる。

南国リゾートで遊ぶように暮らす

「あなたにとっての 「成功=シアワセ」は何ですか?」そう訪ねられたとしたら、僕の「成功=シアワセ」の「全て」ではないけれども、高い位置づけに、「南国リゾートで遊ぶように暮らす」ことが挙げられる。既に、南国マレーシアのリタイアメントビザの一種、MM2Hを獲得。サラリーマンから独立してすぐに、妻と2人の娘たちと一緒に、ジョホールバルへ移住。

自分が合計3軒購入した、日本風の温泉付き高級コンドミニアムの内1つを拠点として構え。中心街オーチャード通りへの直線距離20km、隣町とも言えるアジア最大級の大都会、シンガポールとの往復を累計300往復以上。平日マレーシア、週末シンガポール、というダブルライフを堪能しながら。年に数回、米国ハワイにも赴く。という、南国づくしなライフスタイルをリアルに開始してから。既に、12年が経とうとしている。

「南国リゾートを遊ぶように住む」サラリーマン時代に、憧れていた目標は、30代前半で達成したことになり。そこから、46を迎えた今なお継続し続けている。とはいえ、マレーシアシンガポールハワイ・・・と、自分が好きな国と地域ばかりに身を置き続けてしまうと。「南国なまけ病」的なものにかかってしまい、働く気も、戦う気も、失せて行く感があり。それはそれで、まずい状況に陥ってしまう。

例えば、既に拠点は購入済みで所有物であり。食費も安価で、自宅近くに2つあるゴルフも1,000円〜2,000円と安い。年間通して同じ気候だし、日本の真夏と違って、蒸し暑くも無く、掛け布団要らずでぐっすりと眠れてしまう。

仮に、マレーシアだけに籠もり続けるだけだと、何も仕事をしなくても、これまで積上げたモノをチビチビと使い続けるだけであれば、もう人生あがってしまってる。そこで、スパイスを振りかける的に、刺激を得るために、日本や欧米などの、キリリとしまるような国と地域にも訪れ。心の陰陽バランスを保ち続けている。

ハワイは緊張感の走る南国リゾート

現在の米国上場企業の時価総額合計6,000兆超え、日本約660兆の約10倍。「円安・ドル高」米国の歴史的な物価高。この真っ只中にあり、さらには米国本土よりも、物価が++で高い、ハワイでは。緊張感が走る。今では、北米中から、ビジネス・投資の活動で財を成した富裕層が訪れる、米国人にとっての南国リゾートと化してしまったハワイ。コロナ禍の日本人だらけのハワイとは、様子は全く異なっている。

外食として、ラーメンや、お蕎麦を、サイドオーダー無しですすり食べるだけでも。チップ込みで、4,000円、5,000円は、軽く飛んでしまう。カネオヘ湾沖に浮かぶ白い砂浜「サンドバー」こと、「天使の海」や、ジュラシックパークの撮影場所にもなった「クアロア・ランチ」など。現地の人気観光地のツアーに参加しようものなら、軽く米ドル100ドル札が、何枚も飛ぶ。レクサスの洗車&ガソリン満タンするだけも、軽く1万円オーバー。

ついついマレーシアと比較してしまうので、それなりの重圧を感じてしまうのが正直なところ。まるで筋トレで、負荷をかけるように、このプレッシャーは、ビジネス・投資の活動へのモチベーションへとつながる。マレーシアに身を置き続けると段々と目がトロンとしてくるが。ハワイに身を置くと、目がギラついてくる。

同じ南国でも、似て非なるものである。マレーシア、シンガポール、ハワイ。共に南国であるが、それぞれの国と地域に、滞在する、メリット・デメリットが共にあり。この強弱の刺激そのものが、僕に人間として生きている、「成功=シアワセ」な人生を歩んでいるのだと、実感させてくれるものなのかもしれない。今は子どもたちも大きくなり独りぼっちでの、南国ライフスタイルになってしまったが。独りは独りなりに、トコトン南国ライフスタイルを貫き通す所存である。

それぞれの「欲望の輪郭」は?

「成功=シアワセ」の形は、人それぞれである。目を閉じて、花びんの形を両手で確かめるように、自分の欲望や願望の輪郭をなぞり、その正確な形をつきとめた人たちのことを。「成功者」と表現するのではないだろうか?お仕事、趣味、家族生活、各々が描く「成功=シアワセ」の輪郭は異なるものである。だから、みんながみんな、僕と同じように、「南国で遊ぶようにくらす」ことが、人生における「成功=シアワセ」と思わない方々も沢山いることも、僕は知っている。

大金を手に入れた瞬間、毎日スキー三昧なライフスタイルを送るために、カナダに飛んで行った方もいるのだから。さらには、同じ、南国と言っても、マレーシア、シンガポール、ハワイのように、住みやすい国と地域ではなく。まだまだ、発展していない、原生林そのまま的な地でサバイバーとして住みたいと考えている人もいるかも知れない。

しかし、重要なことは。それがどんな「成功=シアワセ」の形であれ。自分を成長させて高めることで、「成し遂げた」と達成感に浸れるような人生を送ることだと思う。住みたい場所ではなく、住める場所に住んでいるだけ。食べたいモノではなく、食べれるモノを食べているだけ。着たい服ではなく、着れる衣服を着ているだけ。乗りたい車ではなく、乗れる公共交通機関に乗っているだけ。手に入れたいものを手に入れるのではなく、手に入るものを、手に入れているだけ。そういう、「選択肢」の乏しい状態を「成功=シアワセ」な人生だと表現するのは。それは違うと思う。

高めて成長させないと手に入らないもの成し遂げられないコトを、実現するからこそ、自分が「成功=シアワセ」と時間できるのだ。今の僕の最大の目標は、次のステージへ。僕の子どもたちが、僕と同じように、自分が理想とするライフスタイルを。自らの意思と力で、実現できるようになってもらうこと。手に入るモノをただ手に入れているだけの人生ではなく。常に自分を高めて成長させることで、手に入れたり、成し遂げられるようになってもらうこと。

そのためにも、まずはパパである僕自身が、トコトン人生を謳歌している背中を、見せつけなければならない。ということで、子どもたちが頑張ってる中でも、孔明パパは、南国ライフスタイル・ハワイを、全力で愉しむことにする。