自らの意思と力で収入UPに挑戦しよう！

「収入が上がらない問題」が頻繁にインターネット上で議論されていると思います。でも、これは本当でしょうか？一体どちらの意味なのか？

・みんなの給料が上がらないからみんなの給料を平等に上げて欲しい
・自分の給料が上がらないから自分だけ上げて欲しい

どちらにしも、難しい問題ですね。「お金の本質」を理解すれば、「お金」は持つものと持たざるものの差が生じてこそ、「お金」が「お金」として機能していると分かってしまう。仮に全員同じ給料で、同じ生活水準だったとしたら、それこそ「自由」など存在しない、ブロイラーのような人生になる。

毎月、全員に同額のお金が支払われ、全員に同じ食事が配られ、全員が割り当てられた同じような家に住み。お仕事も全員がくじ引きで抽選会のローテーション。そんな人生を、「人間らしく生きた」と言えるか？「お金」を頭を使って稼ぐことができた人。全く頑張らずに、安い給料で甘んじ続ける人。常にこの差が生まれているからこそ、社会が成り立っているように見えます。

誰も解決できないのでは？だから、自分の収入が上がらないことを、自分以外の第三者のせいにするのではなく、自分の意思と力で、高収入なり、高い金融資産レベルを目指す。そこに集中した方が良いと思うのです。

労働によって、収入を上げていくことは、能力差だったり学歴差だったりと、過去の経歴を問われるので、後から高めるのは難しい場合が多いというのは現実としてありますが。僕たちには、「株式投資」という、学歴・職歴・性別・年齢・才能一切問われない。誰しもに平等に与えられた、お金持ちになれる機会とその方法が、与えられているのですから。

定収入な状態から這い上がりたければ、「株式投資」を勉強して、最大限に活用することを真剣に考えた方が、天に祈りを捧げ続けるよりも、着実に収入や金融資産を高めることができると思います。

プレイヤー全員に配布される「無償ダイヤ」に意味は無い

僕が趣味でプレーしているゲームの中に。対人オンライン戦争ゲームの『ビビッドアーミー』というのがあります。運営が粗相をしたり、何かのキャンペーンの時だったり、「無償ダイヤ」が全プレイヤー全員にばらまかれたりします。無課金勢や微課金勢は、そうした「無償ダイヤ」に大喜びするわけですが。僕としては「意味ないじゃん・・・」と素直に思います。

なぜなら、全員に一律に配られたものは、何も配られていないのと一緒。他のプレイヤーとの差は一切つかない。重課金をして強いプレイヤーは強いまま。無課金・微課金勢の弱小プレイヤーは弱いまま。「無償ダイヤ」では、その差は全く埋まらないのです。

これは、現実社会でも同様のことが言えてしまうと思います。「仮にお給料上げろ！」という主張が、「日本国民みんなの給料が上がらないからみんなの給料を平等に上げて欲しい」というものだったとしたら。オンラインゲームの「無償ダイヤ」のように、全員のベースが上がるだけ。第三者との差は何もつきません。

また、例えば、全員のお給料を強制的に上げることになったとします。すると、正社員、一般職、派遣社員、外注全員の人件費が一律にアップすることになります。すると、それがそのまま、商品として販売している、モノ・サービス・情報のコストに乗っかってきます。税率は%なので、それもそのまま掛け算で反映されます。

つまり、給料が上がっても、モノ・サービス・情報の価格もさらに上げざるを得なくなり、結局は収入を高めた意味がなくなります。僕が2022年の半分近くを過ごした米国ハワイでは。米国の好景気によって、従業員のお給料が一斉に上がりました。米国全体の平均年収はなんと約1,000万。日本の平均年収約420万の約2.5倍です。

けれども、同時期にハワイ中のフードコート含む、レストランの価格が、たったの数年間で、軒並み＋10ドル位で一斉に値上がり、それに伴って、税金もチップも、パーセンテージで上がったので。現地で働く従業員の方々は、ランチで気軽にフードコートで食事をすることもできなくなってしまい。ほぼほぼ全員、自宅からお弁当持参の方々ばかりになってしまいました。

これでは、給料水準が高まっても、全く意味がないどころか。貧乏な人たちはますます厳しくなる・・・という現実を、僕はハワイで目の当たりにしました。

全員に10億円配られたらどうなるのか？

1億2,000万人もいると良く分からなくなるので。例えば、10人だけで国を創り、独自通貨で10人平等に5億円ずつを配ったとします。

全員「よし「金融資産5億円」達成！超富裕層になれた！」さて、「超富裕層」として豪遊するぞ！

自分「さて、まずは誰か時給2,000円で、部屋の掃除をやってくれないかな？」他の9人に声をかけました。

すると・・・「嫌だよ！オレだって「超富裕層」なんだから、2,000円ポッキリのお金でそんな掃除とかのブルーな労働したくないよ！」他の9人全員、クビを横に振りました。

「それじゃあ、誰か1万円で、美味しい食事作ってよ！」「嫌だよ！何で「超富裕層」になってまで他人のために食事作らなきゃならないの？僕が君に1万円あげるから、キミが僕に食事つくってよ！」・・・せっかく「金融資産5億円」の「超富裕層」になれたのに、誰もお金で働いてくれません。

極論言うと、全員が平等に収入が上がり、資産が高まりお金持ちになるというのは、こういうことになる。つまり、「お金」というものは、持つ者たちがいて、持たざるものたちがいる。差が生じている中で、安い賃金で、労働してくださる沢山の方々が存在しているからこそ。お金がお金として機能してくれる。そういう一面があると思われます。

小さくも自営業者として、外注スタッフやアルバイトに対して、お給料を支払う立場になるとよく実感できる部分ですが。自分が他の誰かにお仕事をお願いしようとした時。「こんな僅かな仕事量でも、　沢山お給料や時給をあげたい！」という気持ちには、なかなかなれません。

なぜなら、自分の会社の利益が減ってしまいますから。だから、「できる限り安い賃金で沢山のお仕事をこなしてくれる人を探したい！」となるのが普通です。現に周りでは、サラリーマンの副業として、「ケイタ式」「ロイ式」などの「物販ビジネス」で起業。

外注スタッフにお仕事を任せようとした際。自分がサラリーマンとして働いている時には、「こんなに沢山働いているのに、給料が全然上がらないんです！」と文句をブーブー言ってるくせに。イザ自分が外注スタッフを雇用しようとした際、「ケイタ式」「ロイ式」の講師の方に対して、「いかに外注費を安く抑えて沢山働いてもらうか？」というのを真剣に血走った目で相談してるのです。自分がお給料を渡す側になった途端、立場が変われば意見が変わる。天地がひっくり返ったように、掌返しです（笑）。

収入を高めたければ自力で勝ち取るしかない

しかし・・・「自分の給料が上がらないから　自分だけ上げて欲しい」これはこれでおかしなお話です。おかしなところは、第三者依存の発言です。どんな業種・業態、どんなお仕事でも。確かに給料が上がらない人もいますが、着実に昇進・昇給を積み重ねている人もいます。

つまり、「給料が上がらない人」は、社会における、職場における「競争力」が乏しいだけ。年末・年始、「YouTuber」でも、「広告収入がピークの10分の1になった・・・」などの、ニュースが沢山流れていましたが。収入が下がった人もいれば、逆に収入を上げている「YouTuber」もいます。「YouTuber」100%全員の収入が下がっているわけではありません。

サラリーマンでもこれは同様のことが言えます。というか、日本では「職業選択の自由」があります。「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択 の自由を有する。」奴隷制のあった、封建時代ではありませんし。日本は、軍国主義でも、社会主義でもないので。他人から強制・強要されている形で、今の「職業に就いている」わけではなく。自分で就職でき得る企業を探し、就職活動を経て、今の就職先を選んでいる。

だから自由の国においては、本来収入が低いことを、自分以外の第三者のせいにすることはできないとも思います。また、仮に早期から想定・準備をして、頑張り続けて来た方と、何も考えずに風の吹くまま気の向くまま生きてきた方とが、全員全く同じ収入水準だったとしたら、それこそおかしな話になります。

つまり、みんな自分の収入は、自分で決めている。収入を高めたければ、自分で勝ち取るしか方法は思いつきません。確かに企業勤務の「就労」というお仕事の部分では、これまで積み上げてきた、学歴、職歴によって、そもそも入り口からゴールまでもが、大きく差別・区別されてしまう現実があり、社会に出た後から、ドラマチックに挽回するということは、なかなか起こり得ないかもしれませんが。

少なくとも、自営業者としての「起業」の世界では、学歴・職歴・性別・年齢一切関係無く、自由に年収を高めることが可能です。さらには、「株式投資」であれば、

・証券口座に入金する
・株を買う
・株を売る

物理的にはこの動作しかありませんので。「脳」さえ働いていれば、病院のベットの上でも、お金を稼ぎ続けることも可能になります。

また、「株式投資」の収益に対する税率は安い！法人税、所得税・・・など、ありとあらゆる税率の中でも、最も安い税率20%。2024年からはじまる「新NISA」では、1人1,800万の投資枠内であれば無期限に利益に対する税率0%。ビジネスの「起業」に。

「株式投資」。これだけ、誰しもが収入UPに挑戦でき得る手段が残されているのに。「収入上げろ！」と他人任せな発言をしていること自体、何も変わることはありませんので。厳しいことを言うようですが、無駄なことに時間と労力を費やし続けるよりも。「収入UPするためには、収入UPすることだけをする」ことに集中した方が賢明ですので。改めて言語化させて頂きました。