成功者の10の共通点 – 成功するための思考と行動を自分のものにする

  • 2020.06.17
  • 2020.06.20

いわゆる成功者と呼ばれる人達には、共通した傾向や考え方があります。どういった思考をする人が成功者になっているのかを知ることで、成功への糸口が掴めるかもしれません。

この記事では成功者の10の共通点に加え、その思考をどうやって自分のものにしていくかをご紹介します。

成功者の10の共通点

成功者にはある程度共通した傾向がありますが、最初からすべてを身につけている人ばかりではありません。10の共通点を順番に見つつ、今の自分に足りていないものは何かを考えてみましょう。

明確かつ大きな目標や夢があり、そのために努力することができる

ある意味当然ともいえますが、自分がどういう風に成功したいのかを考えずして成功者になることはできません。成功者の多くは、「10年後にこの分野で世界一をとる」など、具体的かつ大きな目標を設定しているものです。

もちろん目標を設定しただけではなく、それに向かって必要なことは何でも惜しまず努力できることも重要です。

新たな情報を自ら吸収し、学ぶことができる

目標を達成し成功者になるための道筋は、試行錯誤やひらめきの中で発見されます。試行錯誤したりひらめきを得るためには、常に学び続け新たな情報を得ることが欠かせません。

既に自分が持っている知識や経験だけに頼っていては、ブレイクスルーは生まれにくいものです。一見関係のなさそうな分野の情報にも広くアンテナを貼り、好奇心を高く持つことが大切です。

自分の意見や考えを持ち、周囲に流されない

大きな目標を掲げ努力していると、もしかすると周囲から「そんなことできるわけがない」「現実を見なさい」のような反応を受けるかもしれません。実際に成功者になっている人の多くは、こういった外野の意見で迷ったり、ブレたりしないものです。

なぜその目標なのか、どうしてそれを自分がやらなくてはならないのか、強い信念を持つことは成功するために不可欠といっても良いでしょう。

フィードバックや指摘を客観的に検討することができる

周囲に流されないことは重要ですが、それと他者からのフィードバックや指摘を受け入れないこととは別です。有能で尊敬される成功者ほど、自分の事業やひいては自分自身についての指摘に対し「聞く耳」を持っています。

時代や社会情勢によって求められるものは変わるもの。指摘のすべてに迎合する必要はありませんが、検討すらせず聞き入れない人が時代に取り残されるであろうことは想像にかたくないでしょう。

プラス思考で失敗を恐れない

新しいことや誰もやったことがないことをやるとき、失敗はつきものです。失敗を恐れていては「成功」と呼べるような大きなインパクトを生むことはできません。

「失敗は成功の母」とはかの有名な発明王エジソンの言葉ですが、その通り失敗から何を学び、次に活かすかが大切です。

孤独とうまく付き合える

目標に向かって失敗を繰り返しながらも努力を続けるという道のりは、ときに孤独を感じさせます。自分自身が孤独を感じ辛くなってしまう場合と、周囲から「あの人は孤独だ」と思われることに耐えられないという2通りのパターンがありますが、強い信念を持って成功するためにはこういった孤独とうまく付き合えることが重要といえるでしょう。

行動力・決断力に優れている

有名な成功者に特に共通していることに、優れた行動力や決断力を持っているということがあります。成功するためにはタイミングや時流に乗ることが重要な場面も多く、そんなときに決断できないのでは成功者になることは難しいでしょう。

先のことは誰にもわかりません。リスクごと引き受けることを恐れず、チャンスを逃さない姿勢が大切です。

周囲の人を大切にできる

成功者の中でも特に有能な経営者である人々は、従業員やその家族を自分自身の家族のように大切に考えている場合が多くあります。

どんな形であれ、成功したいということはつまり社会に貢献したいということであり、自分と周囲を幸せにしたいということ。周囲の人を大切にすることが、成功への第一歩かもしれません。

レベルの高い交友関係を築こうとする

成功者の多くが、切磋琢磨しあえる良き友人ともライバルとも呼べる相手を持っています。

取り留めのない会話や、目的なく時間を過ごすことを楽しむだけの友人も良いですが、やはり成功するためにはお互いに遠慮なく指摘しあい高めあえる友人を見つけることは重要です。

簡単なことではないかもしれませんが、そういったレベルの高い交友関係を築きたいと思っていなければ見つかるものも見つかりません。

自分に自信を持っている

ここまで挙げてきたことの根底ともいえますが、自分に自信を持っていることは成功者に共通する最大のポイントです。

成功しているから自分に自信が持てるのだ、と考える人もいるかもしれませんが実際には逆です。自分に自信があるからこそ、折れたり迷ったりせずに成功に向かって進み続けることができたのです。

成功する習慣を身につける

成功者の10の共通点を挙げてきましたが、もちろんすべてを既に持っている人はわずかですし、突然そういう風に生きようと思っても難しいものです。ここでは、将来成功したいと思っている人が今日から取り組むべきポイント5つをご紹介します。

自分なりの将来のビジョンを描く

将来成功したいと考えていても、明確なビジョンに落とし込めていないことは多いもの。5W(誰が、いつ、どこで、何を、なぜ)を意識し、どういう風に成功したいのかをまずは明らかにしましょう。

5Wとセットで語られることの多い1H(どうやって)は、この時点で決める必要はありません。どうやって実現するか、はこれからじっくり探し考えていくものです。

目標をブレイクダウンする

将来のビジョンが明確になったら、次にそのために必要なことは何かを洗い出します。

例えば、「20年後に今の会社で社長になる」という目標を立てたのであれば、そこからブレイクダウンし「3年後までには課長になりたい」という逆算ができます。さらに、「3年後に課長になるためには今年中に資格を取り、来年社内の昇進試験に受かる必要がある」という具体的な小目標が生まれます。

ここで大切なことは、常に最終的な目標を意識しそこからブレないようにすることです。

「なんとなく」を捨てる

「なんとなく飲み会に誘われたら毎回参加している」という人はいませんか。「なんとなく」「いつもそうしているから」を見直し、自分自身で必要なこととそうでないことを考え、見極めるようにしましょう。

誘われたから飲み会に参加してなんとなく時間を浪費するのと、「今日は勉強がしたいから断ろう」「今日は部長に聞いてみたいことがあるから参加しよう」と考えるのとでは大きな違いがあります。

好奇心を高める

新たな知識を吸収し続けるためには強い好奇心が必要です。

自分の目標に近い分野には興味を持ち続けやすいですが、重要なのは関係なさそうなものや興味がないと思っているものも「味見」をしてみること。興味や知識の幅が広がることで、好奇心は自然と高まっていきます。

「合わないかもと感じるタイプ」とも付き合ってみる

「気が合わないかも」「考え方が違う」と感じることは誰しもありますが、新たなひらめきや視点をくれるのはそういう人であることも珍しくありません。つい自分と似たタイプで気の合う人とだけ付き合いたくなりますが、適度に「合わないかもと感じるタイプ」の人とも交流してみることは良い刺激になるでしょう。

まとめ

どういった形で成功したいのかは人それぞれですが、明確な目標を持って努力している人は輝いて見えるものです。

この記事でご紹介した成功者に共通する10のポイントと、今日から取り組むべき5つのポイントを参考に、あなたも「輝いている人」になってみませんか。