成功者の名言から「成功とは何か?」を知る – モチベーションを高め、失敗を失敗でなくす名言9つ

  • 2020.06.20
  • 2020.06.20

大きな成功をおさめた人々は、聞いた人のモチベーションを高めたり進むべき方向性を示してくれるような名言を残していることが多くあります。それらの名言は成功者自身の価値観や、成功したからこそ見える世界を表現しており、これから成功したい・成功者になりたいと思っている人にとっては大変有益なものです。

この記事では、世界的に著名な成功者が残した名言の数々をご紹介します。

モチベーションを高めてくれる名言

成功者になりたいと思っていても、「本当に自分が成功者になれるのか」という思いは付きまといがちなものです。そんなときにモチベーションを高め、迷わず進むための指針になってくれる名言をご紹介します。

スティーブ・ジョブズ

「自分は世界を変えられると信じている人こそ、本当に世界を変える人です」

知らない人はいない、Apple社の共同設立者の1人であるスティーブ・ジョブズ。2011年に惜しくもこの世を去ったジョブズですが、数々の名言を遺しています。

革新的な製品で、この言葉の通り「世界を変えてきた」ジョブズの言葉には説得力があります。何かを成し遂げたい・成功したいと思うなら、「自分にはできる」と強く信じる力が大切です。

ウォルト・ディズニー

「夢を追いかける勇気があれば、すべては現実になる」

ディズニーランドの生みの親・ウォルト・ディズニーの言葉も、成功者になりたいと思っている人々に勇気を与えてくれます。

大きな夢を実現し、成功者となるために必要なのはそれを追いかける「勇気」。信じる力や勇気は、物事を成し遂げるための大きな推進力となってくれます。

ジョージ・ソロス

「自分の考えを世界に知らしめたいなら、成功することだ」

ジョージ・ソロスはアメリカの有名な投資家で、世界三大投資家のひとりにも数えられる人物です。投資家として世界情勢や未来について多くを語っているソロスの言葉もまた、私たちに重要な示唆を与えてくれます。

成功者になりたいと思っている人は、何らかのこだわりやオリジナリティのある考えを持っていることが多いもの。それを説得力のあるものにするためには、成功することが不可欠です。

柳井正

「どれだけ良いアイデアがあっても、実行しなければ成功もしないし失敗もしない。それは時間の無駄でしかないでしょう。」

「ユニクロ」で知られるファーストリテイリング社の代表取締役会長兼社長である柳井正は、一代で圧倒的な成功をおさめた人物として知られています。2019年度の個人資産額は2兆4200億円と日本一です。

この柳井正の言葉は、成功したいと考えていても実際に踏み出す勇気のない人を「時間の無駄」と切り捨てるやや辛辣なものです。しかし、ここまでみてきた名言の数々が指し示すように「信じてとにかく実行すること」こそが成功のためには必要不可欠なのです。

失敗したときに読みたい名言

成功者になるためには、試行錯誤とそれに伴う失敗は避けて通れません。頭では「失敗は必要なもの」とわかっていても、いざ失敗するとそう簡単に切り替えられないことも多いものです。ここでは、失敗を乗り越えるための名言をご紹介します。

本田宗一郎

「私の最大の光栄は一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きるところにある」

世界的に有名なホンダの初代社長で創業者でもある本田宗一郎は、大きな成功をおさめただけでなく名経営者としても知られています。

このような偉大な人物ですら、成功者と呼ばれるまでには何度も失敗を繰り返しています。失敗を悪や恥と考えず、諦めずに挑戦し続けることが成功への筋道です。

ジェフ・ベゾス

「失敗しても後悔しない。後悔するとしたら、挑戦しなかった時だろう」

Amazonの共同創設者で、世界一の大富豪でもあるジェフ・ベゾス。ガレージで始めた小さな事業は、今や世界で最も成功したといっても過言ではないほどの成長を遂げました。

失敗そのものは後悔するようなものではない、というベゾスのこの言葉は、失敗ひとつでくよくよしてしまいがちな私たちを励ましてくれます。

稲盛和夫

「世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない、諦めた時が失敗だ」

稲盛和夫は京セラやKDDIといった名だたる大企業の創始者で、日本を代表する名経営者のひとりです。

私たちが失敗と考えていることはそもそも失敗ですらないというこの考え方。失敗したときにはつい視野が狭くなってしまいがちですが、その視点を引き上げもう一度前を向くことが大切だと教えてくれます。

松下幸之助

「失敗したところでやめるから、失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になる」

日本を代表する電機メーカーであるパナソニックの創業者として知られる松下幸之助。その経営哲学は、今も多くの人に受け継がれています。

失敗を失敗にしてしまうのは諦めたり挫けたりする自分自身です。成功するまで諦めない、折れない心が成功者になるためには大切です。

成功とは何か?を教えてくれる名言

「成功者になりたい」「成功したい」と考えていても、どうすれば成功者になれるのか、何が成功と呼べるのかに明確な答えはありません。成功の定義は人それぞれ異なるものです。最後に、そんな「成功とは何か?」に迷う人向けの名言をひとつご紹介します。

アルバート・アインシュタイン

「成功者になろうとするな。価値のある人間になれ」

「天才」といわれて思い浮かぶ人も多いであろうアルバート・アインシュタイン。ここまでご紹介してきた人々のようにビジネスや経営の世界で成功をおさめたわけではありませんが、アインシュタインを「成功者ではない」と思う人はいないでしょう。

成功者になろうとするな、とは一見矛盾しているようにも見えます。アインシュタインが伝えたかったことは、成功者になること自体を目的とするのではなく、自分自身の価値をみがき続けることの結果が成功だということです。成功者になりたいと思うがあまり、目的と結果の違いを見失ってはいけないという重要なメッセージです。

おわりに

偉大な成功者の言葉は私たちに再びエネルギーを与えてくれます。モチベーションが上がらないとき、失敗してもう諦めようかと考えているとき、誰にでも訪れるこういった瞬間に読み返し「もう一度やってみよう」と自分自身を勇気づけてみてはいかがでしょうか。