年収700、800万「上位10%」高止まり層の抱えてる問題は根深い

  • 2022.02.27
  • 2022.02.27

40代で年収700万、800万位を獲得できているということは。就労人口の上位10%のあたりにいらっしゃることを意味します。けれども、40代でここから上に行けない方々は。意外と根深い問題を抱えている場合が多いです。

修羅に行けそうで、全く行けない「上位10%の層」・・・。人生、程々にうまく行ったことはあるけれども、上位の戦いでは、常に敗北を続ける方々。このまま50代、60代・・・と年齢が経つに連れ、心身の健康を失うと共に、確実にドロップアウトして行くそうでもあります。

それなりに「優秀」な人生「上位10%」

学生時代も、お勉強ではそれなりに成績優秀。部活も、何かしらで頑張って来て。それなりに名の通った大学を卒業して。それなりな優良企業に就職して。会社の職場や取引先などを通して出会った女性と結婚。子どももいらっしゃる場合も多い。これまでの人生、何をやっても、人並み以上に優秀な結果を出せるのです。

日本の平均年収が415万なので、上位10%の年収700、800万は確かに優秀と言えます。比較的に能力は高いので、人生の中で、活躍したシーンは何度もあるのですが。40代に入ってから、お仕事の活動でも、途端に伸び悩みます。30代後半から、本当に優秀な年下の後輩にも抜かれはじめてしまいます。けれども、自分は頑張っているのに、なぜ抜かれるのか?ご本人は全く理解していません。

夫婦円満とは言えず、どちらかと言うと家庭内には常に不協和音が漂い。子どもたちも今ひとつ活躍できていません。これも、自分はお仕事に頑張ってるのに、なぜ家庭内がうまく行かないのか?理解できません。年収は700、800万と、低くはないけれども高年収とは言えない。「典型的な上位10%」の人たちに共通している状況です。過去に活躍したことは何度もあるので。ある程度、自分の能力的なものには自信のようなものがあり。

「いつかは私も年収1,000万、年収2,000万の修羅になりたいな!」漠然とイメージはしているのですが、中々これ以上年収が上がる機会はありません。インターネットを通して、収集した情報などを頼りに、副業としてビジネスを営んでゼロイチになれたとしても。自分が手足を動かさないと、稼げない状況にしかならない。稼げるような機会があったとしても、中々それが続かない。

あまり忙しくなると、疲労がたまって本業のサラリーマンとしてのお仕事にも支障をきたすし。かといって、今の程々に高い年収を捨てて、独立する勇気も沸かない。家族との時間も、皆無になってしまうことから。結局は、本業のサラリーマンとしてのお仕事に集中することを余儀なくされます。けれども、これから50代、60代・・・と心身の健康の衰えと共に、露骨に右肩下がりの人生を味わうのもこの「上位10%の層」なのです。

40代「上位10%」層が共通して抱えてる問題

40代の「上位10%」の高止まり層。実は、抱えている問題はかなり根深いです。根本的に皆さん共通して、中途半端な自信のようなものだけはあるので、人の話を聞かない。聞いているようで聴いていない。一生懸命さや、頑張りはかなりの水準であるので、社内でも、家庭内でも、下を向いて一人で突っ走っている印象を周りに与えます。それが、部下・後輩、家族を巻き込んで、悪い方向に向かっていることを、ご本人は全く理解していません。

それどころか、「周りが自分を 理解してくれない」とさえ、本気で思い込んでいるのです。好きなこと、得意なことには、かなり没頭して、集中して取り組むことができる。 それが、成果が待ち受けているベクトルにたまたま合った時には、力が発揮できるし、かなり高い成果を出せるのだけど。ちょっとでもずれてしまった場合、ずれてることにすらご本人が気づけず、そのまま突っ走ってしまいます。

それを、会社の同僚たちも、家族たちもよく分かるから、指摘や助言をしているのだけど。ご本人は全く耳を貸さない。周りを見ない、素直さがない、謙虚さも無い。次第に周りは「言っても無駄」として認識するわけです。しかも、ある程度年収はあるのに、住宅ローンを組んで、自宅を手に入れていたり、家族の出費なども色々あって、貯金もそんなにあるわけでもない。

だから、ビジネス系の塾や講義を受講することにも、金銭面の問題として、極端に渋ります。すると・・・いよいよ誰も何もアドバイスをしてくれない状況が構築されますので。このまま暴走特急状態はどこまでも続く。改善や成長は、ここでピタリと止まるわけです。

20代、30代は、自分のある程度の脳力の高さを武器に、一生懸命がんばり続けることで、何とかなって来たのですが。心身の衰えが急速にはじまる40代からは、その馬力も無くなってきます。それでも、自分で何とかしようと、常に頑張り続けるのですが。その考え方とやり方では、通用しなくなって来るわけです。するといよいよ本格的に、心身の衰えと共に下降曲線に突入するわけです。

「修羅」のスタートラインにも立てていない

この手の「上位10%の方」とお話する中で。自分は何か、ビジネスや投資の「やり方」さえ分かれば、年収1,000万以上、年収2,000万以上の「修羅」になれるのでは・・・。と勘違いされている方々が多いですが。正直申し上げて。高止まりしている、「上位10%の方々」。年収1,000万(上位3.8%)年収2,000万(上位0.4%)を獲得し続けている「修羅」たちから見ると。「競争」のスタートラインにも立てていないことが全く分かっていません。

「やり方」の問題ではなく、「考え方」の問題でもあります。一体その自信はどこから来るのか?と思ってしまう位。全く明後日の方向に走り続けてしまっている場合が多いです。ハワイの「ダイヤモンドヘッド」登頂がゴールだとしたら。5ドルの登山チケット買う場所にも来ていないし。WIKIKIビーチを一生懸命ぐるぐる回っているようにしか見えないのです。

けれども、ご本人は全く耳を貸さない。周りを見ない、素直さがない、謙虚さも無い。状態なので、その状態から軌道修正することはできないのです。そもそも「競争」に参加していないのだから、何をどうやっても、3.8%の年収1,000万0.4%の年収2,000万などの水準に。届くわけが無い・・・。

すると、例え高卒だろうとも、人の話を聴き、素直に謙虚に、学びながら取り組んでいるような、自営業者たちには、年収ベースでアッサリと抜かれてしまうのです。なぜ自分は、ある程度の水準での優秀と呼ばれる人生を送ってきたのに。「上位10%」で高止まりしたまま、これ以上上がらないのか?老衰と共に堕ちるのを待つしか無いのか?よくよく考えた方が良いですね。

「敗北」を認め「考え方(脳OS)」を変える

仮に人生のMAXが今の「上位10%」で。「これから50代、60代と、 右肩下がり続きでも、 私の人生は良いのです!」・・・という場合は、それでも良いのかもしれません。自分の人生は、自分でしか決められません。みんな、自分で決めた通りの人生を送っています。それが自分の人生だと言うのなら、そこまでのお話なのです。

けれども、もしも、「上位10%の高止まりのまま終わるなんて嫌だ!年収1,000万(3.8%)年収2,000万(0.4%)の修羅になりたい!」・・・という場合は、これまでのように、「何をやるか?」アプリや設計図を探し求めるよりも先に。「考え方(脳OS)」そのものを、上位3.8%、上位0.4%のものに、書き換えないことには。永遠に、修羅の競争のスタートラインにさえ立つことはできません。

「修羅」を目的基準にした場合のお話になりますが。40代で年収700、800万(上位10%)は、「完全なる敗者」である自覚を持つこと。現実の自分をクリティカルに見て立ち位置を理解することが重要です。今まで、自分の「考え方(脳OS)」と「やり方(アプリ・設計図)」に基づき、頑張って来たにも関わらず、目的地に到達できなかった・・・。

40になっても、「上位10%」の位置にしか到達できなかったのですから、素直に「敗北」を認めること。根本的な「考え方(脳OS)」を書き換えるところから真剣に取り組まなければ。。永遠に「修羅」になることはできるわけがありません。「上位10%」と「修羅」とでは、根本的に「戦い方」が違うのです。「修羅」の「競争」のスタートラインにすら立ててない現実。「競争」に参加すらしていない現実。

これを受け止め、人の話を良く聴き、謙虚で素直な姿勢で、今一度正しい知識を学び直し、「考え方(脳OS)」を書き換える。今まで「高止まりの敗者」として生きてきた自分と完全にサヨナラを告げて。全く新しい自分に生まれ変わる覚悟を持って、取り組むことが求められます。

追伸・・・
「不労所得」になるための「必要パーツ」を細かくじっくりと学びましょう。毎日3分「LINE@5ポケッツ成功者の思考と習慣」・https://kitasociety.com/lp/5pockets_line2/