孔明弟の会社に有能そうな人財が来たと聴いたので・・・

  • 2023.02.24
  • 2023.02.24

「ロイ式」物販ビジネスを本業として営む孔明弟の会社に、有能そうな匂いのする「在宅ワーカー」さんが来たと耳にしたので。日本一時帰国のタイミングに合わせて孔明弟と一緒に焼肉食べに行ってきました。学歴が高い、30代前半、会社勤務のサラリーマンが合わなかった・・・ということで、今は自宅に籠もっている。

収入はほとんどない状態で。以前働いていた酪農系の後輩のつてで、孔明弟のことを聞きつけ。在宅ワーカーとして働かせてもらうことになったとのことですが。話を聴いていて、違和感を感じたので、僕が直接会って話してみることにしたのです。

そうしたところ、僕が感じた不安は見事に的中。孔明弟を遥かに上回る有能さ、すなわち「優秀な脳のOS」を持つ方でした。今日時点では「年の功」で、僕の方が相手を根拠と共に教えることができる状況でしたが、同年齢時点の対比では、僕を遥かに上回る「脳のOS」の持ち主。

つまり、ずっと引きこもり系の「在宅ワーカー」としてアルバイトをし続けるために来たわけではなく。正社員になりに来たわけでも無く。単に、最近脇を開けて調子良さそうな立ち振舞をしていた孔明弟から、「ネット物販の秘訣」を学び盗るためだけに来ていただけでした(笑)。

孔明「どうして、自分よりも有能な「脳のOS」を持つやつを見抜けないんだ?クリティカルに相手の 実力を見れないと、いくらでもめくられる!彼は10年後、キミを遥かに超えているよ!」・・・と、優しくシメておきました。昔、北の物販大富豪も、おっしゃっていました。「至らぬ人材が来るか?有能な人材にビジネスを持っていかれるか?その2択しかない」と。

学歴だけ高くて他が大きく欠けている人材であれば。将来的に、船の船長を任せられるような僕たち中小零細企業の経営者にとっての人財となり得るでしょうが。本当に有能な人財を雇用しビジネスの要を教えてしまったら、全て吸収されてビジネスを持っていかれるだけです。

「有能な人財」が来てくれる方がおかしい

そもそも、僕たち中小零細企業のところに、有能な人財とやらが、来てくれるワケがありません。普通に考えても、学歴も高く、有能な人財は、サラリーマンをやりたければ、たとえそれが中途採用であったとしても、上場企業のような大企業が雇用してくれるから。何をどう考えても、給料も中途半端で、福利厚生などの待遇面も乏しい、僕たちが凡人が経営するような中小零細企業に来て、働き続けるメリットなど、ただの一つも存在しないのです。

どこの企業の面接を受けてもたらい回しにされるような、大企業のサラリーマンとして働くにあたり、必要とされるパーツが、大きく欠けた人材しか来てくれないのです。だからよく、中小零細企業の社長さんたちが、「ああ、有能な人材がいない。どうしてうちには、ダメな人材しか来ないのか・・・」と嘆いていることがありますが。それは「当たり前でしょう」。

「有能な人材がお宅の会社に行くわけ無いじゃん!」というのが正解であり。そもそも論で、有能な人材が来ないと、成り立たないような、ビジネスを構築してしまった、社長である自分が悪いのです。凡才の自分が社長を勤める会社には、自分以上に何かが大きく欠けた人材しか来てくれないのが普通であり。仮に自分以上に有能な人材が来てくれたとしたら。

それは、ビジネスモデルを学びに来ているだけと判断するのが普通であり。仮にその状態から、ビジネスモデルや、顧客リストを奪って、独立されてしまったとしても。それは、そもそも相手が自分よりも有能であると最初から見抜けなかった社長の負けです。

自分以上に有能な人財が、自分のところでずっと社員として働き続けてくれるものと、夢や希望を抱いてしまった自分の負け。予め、必ず起こり得ることを想定できなかった社長が100%以上悪いのです。今回の孔明弟の場合も、まさにそうした典型的なパターンだったのです。「たかだか安定的に月商1,000万以上稼げるようになれた位で調子に乗るんじゃない!」

100%凡人だけで成り立つビジネスモデル

「ロイ式」「ケイタ式」などの、「物販ビジネス」の良いところは。設計図のA〜Zに至るまで、天才的な才能も要らないし、抽象度の高い課題解決能力も必要ない。凡人生まれ、凡人育ちの凡人でも、真剣に「設計図」を学んで、真面目にコツコツと取り組み続ければ。必ず成果につながると言う部分です。

メーカーとして、商品を企画・開発する必要も無い。単に、日本に無数あるメーカーの商品を、仕入れてから販売するか?販売してから仕入れるか?の2択で商品確保できる。優れたコピーライティング能力を習得して使いこなす必要も無い。単に、Amazon、楽天、Yahoo!、eBayなどの国内・海外で人気のプラットフォームに商品を出品登録するだけで安定して販売し続けられる。

どこの面を切り取っても、「誰しもができる」と断言できるビジネスモデル。逆に言えば、こんなに簡単なことが、自力で再現できなければ。そもそも、自営業の社長になるという事自体、諦めた方が良いのでは?と言っても過言ではない程。世の中に存在する、ありとあらゆる「ビジネスモデル」の中で。最も簡単、単純・明快であると、言い切ることができる類のものです。

だから、これまで何をやっても上手く行かなかった孔明弟でも。「ロイ式」で、ゼロイチになれて、その後も売上利益が積み上がり続ける。これは別に孔明弟が優秀だったわけではなく。プロバイヤー歴20年のミスタロイが構築した「ロイ式」の「設計図」の精度が高かっただけですし。孔明弟が、サボらないように、僕が週一のペースで監視し続けただけです。

そんな「ロイ式」のビジネスモデルですので。スタッフとして必要な人材には、有名大学卒などの優れた人材は必要なし。

・メーカーに追加発注するバイト
・在庫の管理のバイト
・商品登録のバイト

100%在宅ワーカーとの、チャットのやり取りだけでビジネスが成り立ってしまうのです。そんな「ロイ式」なのに、今回「ん?」と思うような、人材が来たと言うので、確認させて頂いたら。孔明弟よりも、遥かに有能な人財だったというわけです(笑)。

それでも自分の会社に投資し続けますか?

「ビジネス」に躍起になる。ビジネスを「重厚長大」的に膨らませていく経営スタイル。今の時代、そして日本国内においては、デメリットばかりが際立ってしまいます。まず、日本の法人税・所得税を考えれば。会社法人の利益が膨らみすぎても。個人所得が膨らみ過ぎても。一体何のためにビジネスを営んでいるのか?分からなくなります。

そもそも論で、社長からして凡人出し、さらに至らない人材しか集まってこない状況で。会社を、縦に横に大きく膨らませようとすればするほど。人が禍を読んでくる。人災しか発生しない状況になってしまい。会社経営的に、不安定になります。

「黒字になれば 怖いGメンに追いかけられて 赤字になれば 銀行マンに追いかけられる」また、既に時代の流れは、かつてのような「ものづくり」が中心だった、「Society3.0の工業社会」から。「Society4.0情報社会」へ。そして今では「Society5.0超スマート社会」に投入してしまっているのです。社会環境が短期間で大きく激変することで、今日は絶好調の大企業でさえ、明日は傾くことになるかもしれないのです。

そんな中、僕たち凡人の営む中小零細企業が。二匹のカエルがお腹を膨らましあう童向け物語のごとく。中途半端に人をかき集めて膨らませてみたところで。人災が発生したり、環境変化が発生したりで数年で「飛んでイスタンブール」になってしまうというのは。本来であれば、容易に想定できることです。その状態で、「上手く行くはず!」と自分にとって都合よく解釈できてしまう方が問題だと思います。

ちなみに、仮に月20万の経費で、人を一人雇用するとしたら。その資金に対するリターンという面から見ると。2024年から爆誕する「新NISA」の「成長投資枠」などで、年間利回り30%「成長株」に毎月20万コツコツ投資し続けることと対比して考えた方が良いです。

毎月20万のコツコツを年利30%で回すことができれば。10年後には、約1億4,680になります。夫婦2人の「新NISA枠」を使えば。100%無税で、この1億4,680万円の現金を獲得できてしまいます。毎月20万円の経費で、人を雇用することで、10年間で実利ベースでこの金額を遥かに上回れば、自分の会社に投資、人を雇用する意味と価値があると思いますが。

そうでないのだとしたら、ビジネスはあくまでも、「毎月の株式投資の資金を安定的に 捻出するための装置」として捉えて、自分の会社に人件費として投資し続けるよりも。成長株の「株式」に投資し続けた方が、確実に税引き後の資金は増えていきます。これが「令和」の時代を生きる僕たち凡才な中小零細企業の社長にとって、賢明な判断となるはずです。

凡才な自分とスタッフに投資し続けるのか?世界トップレベルの天才が経営する会社に投資し続けるのか?どちらの投資が勝てるのか?客観的かつクリティカルな視点から、比較してみれば、もう答えが出ていることなのですから。ということで今回、孔明弟とも、改めて「反省会」を開催した次第です。追伸会社を大きくしたい!優秀な人材が来ないかな?夢や希望を抱き続けることにサヨナラを告げて、現実だけを直視して、「株式投資」で「資金」を増やす方法を真剣に学んでみてはいかがでしょうか?

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