「研究結果」いわゆる生まれながらの「天才」は一人もいませんでした

  • 2020.09.15
  • 2020.09.12

生まれつきの才能か?積み重ねた努力か?フロリダ州立大学心理学教授アンダース・エリクソンがこの謎を解き明かすべく挑んだ。

氏はバイオリン科の教授に協力を依頼して、卒業後に世界トップクラスのバイオリニストになることが確実なSランク生徒。優秀ではあるものの、世界で活躍する程の実力は持っていないAランク生徒。教員コースに進んだ普通ランクの生徒。それぞれを10人ずつ選出。

彼らがバイオリンを習い始めてから今まで、どれだけの時間を練習に費やしてきたのかを徹底調査。すると3つのグループの間で、18歳になるまでの練習時間の合計に、大きな差があることが分かった。「教員コース普通ランク学生」は、18歳になるまでに平均で3,420時間の練習を積んでいた。

これは、趣味でバイオリンを弾いている人とは比較にならない程の練習時間。けれども、Aランクの学生はそれをさらに上回る5,301時間。世界で活躍できるSランクの学生は7,410時間もの練習を積んでいた。

ここで注目すべきは、練習時間の差が、そのまま能力の高さに直結しているところ。彼らはみな、ドイツ最高の音楽大学に合格した才能ある音楽家たち。そうしたハイレベルな人たちでも、練習時間の差がそのまま能力の差につながっていた。

また、彼らの中には、比較的少ない練習時間で高い能力を獲得することができた、いわいる「天才」は一人もいなかった。

その後、ダンサー、テニスプレーヤー、数学者、チェスプレイヤーなど、対象を変えて同様の研究を行ったが、どの分野でも一貫していて、「能力の差は生まれながらの才能の差ではなく練習時間の差」で説明できることが判明した。

超一流や天才と呼ばれる人を目にした時、僕たちはついつい「あの人は生まれつき才能に恵まれていたんだ」と思いがちだが、アンダース・エリクソンによると、生まれた後の育って来た過程に根拠ああるという結論に至っている。

天才キッズ「ギフテッド」の正体

日本でも子供ながらに、大人顔負けの「飛び抜けた能力を」持つ「ギフテッド」と呼ばれる天才キッズたちが、テレビや雑誌インターネットなどで時折クローズアップされている。

3歳の時には漢字を書き始めたり、小学生の時には、アインシュタインの相対性理論を理解していたり。ものすごく飛び抜けた知能を持っていると言われている。そういう話題を耳にする度に、子を持つ親としては、「ドキッ」としてしまうことになる。

彼らのような子供がなぜ存在するのか?「ギフテッド」という名前がついているように、人は皆「生まれながらの天才」として片付けてしまいそうになるが、意外とその背景には、「親御さんや周囲の大人たちの教育活動による影響」というものが存在していることを誰も見ようとはしない。

果たして本当に、赤ちゃんとして生まれたばかり状態で、何もしないのに、勝手にムクリと起きて、夜な夜な「アインシュタインの相対性理論」の本を読み漁っているとでも言うのだろうか?

先に挙げた、ドイツの心理学教授の研究結果も踏まえながら、こういう視点から改めて見ると、その理由・根拠というものが見えてくるのではないだろうか?

そして今、僕たちもマスターヒロさんが20年以上に渡り真剣に研究を積み重ねて来られた、『0歳〜18歳の子供の英才教育論』を学ばせて頂く中で、これらの問いに対する、明確な根拠のある「答え」というモノが明らかになって来た。

ただし、必ずしも第三者から『ギフテッド』と呼ばれる天才や超人へと我が子を育成できれば良いというわけでは無い。

子供が自らの力で「欲しいモノ」を手に入れる

マスターヒロさんが『0歳〜18歳の子供の英才教育論』に取り組むにあたる目的基準は、子供を「ギフテッド」と呼ばれる天才や超人を育成することではない。

「ファーザー一族」に生まれ育った子どもたちが、自分の力で「欲しいモノ」を手に入れたり、「願い」を叶えたりできる、「力」そのものを手に入れてもらうこと。天才や超人ではなく、根拠のある「修羅」になってもらうこと。

なぜなら、世の中では必ずしも、天才や超人と呼ばれる方々が、「欲しいモノ」を手に入れたり、「願い」を叶えたり、できる状態になれていない。社会に出て「年収基準」になった時に、恵まれた環境に置かれているわけではない。年収は、能力順にはなっていない。

不遇な天才や超人はいくらでもいるのだから。だから、あくまでも「目的基準は年収」。「修羅」からの逆算。しかし、単に「お金」だけあれば良いというわけではないので、ここは勘違いしてはならない。

例えば、両親が「お金持ち」だからといって、物資並びに現金だけを子供に与えてしまうと大変なことになってしまう。

なぜ、マスターヒロさんが、『0歳〜18歳の子供の英才教育論』に長い歳月と膨大なお金を費やし真剣に取り組み続けたのか?周りを見渡して見ると、「お金持ちの家」の二代目、三代目と言われる方々の99.9%以上が、「お金が無かった方がシアワセだったんじゃないか?」と思うレベルに、ありえない位「ヤバい状態」の大人になっている。

『金持ちは三代で潰れ、貧乏は七代続く』これが単なる言い伝えではなく、逆にそれ以外のケースを探すことができない位の現状を目の当たりにしてしまった。

「我が子が彼らのようになってしまったら大変!そんなのは絶対に嫌だ!」マスターヒロさんが長い歳月を費やし億単位を投じて真剣に取り組み、『0歳〜18歳の子供の英才教育論』として実践の中で体系化された理由である。僕も僕なりに、子どもたちが可愛くて、「欲しいモノ」は何でも買い与える。

通学させる学校も特別に!マレーシアにある先生が100%アメリカ人の「アメリカンスクール」に通学させたりして来たのだが、いざ彼女たちが中学生の年代になった時、当初僕が思い描いていたのとは違う状態になってしまっていた。

そこで、マスターヒロさんに叡智を伝授頂くべく懇願したところ、僕は0歳〜教育過程においてとんでもない過ちを犯してきたことを知った。そして、改めて、『0歳〜18歳の子供の英才教育論』を直伝頂くことになった経緯がある。

その時長女は既に15歳。かなり遅れてのスタートになってしまったが、何歳なら遅いということは無い。その年齢からできることに集中特化して全力でやり直すだけ。『0歳〜18歳の子供の英才教育論』の「指導要綱」に沿って、足りないパーツを丁寧に集めながら、伝承を試みたところ・・・。

まずは四の五の言わずに目先の学力で計測。高1の一学期中間には、約400人中約150位からスタート。一学期期末には6位、その後、5位、3位・・・とランキングを上げて行き。最新のデータでは、とうとう「学年1位」。

当然、「学力が目的基準」ではなく、あくまでも、将来的に自らの力で、「欲しいモノ」を手に入れ、「願い」を叶えられる、状態になってもらうこと。その目標に向かって、着実に歩みを始めている。

『究極の教育論』に取り組むのは何歳でも遅くはない

マスターヒロさんが体系化された『0歳〜18歳の子供の英才教育論』の凄いところは、「A〜Z」全てに根拠があるところ。

根拠=再現性

両親が真剣に取り組む決意を固めることができるならば、必ず「好転」する力を持っていることを意味している。当然ながら、取り組みを開始するのが、早ければ早いほど有利になることは確かではあるが。「何歳だともう遅いから無駄!」ということは一切無い。

その証拠に、既に30歳を過ぎて、月収20万の酪農ブルーワーカーだった、孔明弟にも、『0歳〜18歳の子供の英才教育論』に基づき、僕たちの両親が彼にしてあげていなかった教育部分を穴埋めすべく、兄である僕が、一緒になって丁寧にパーツを揃えていってあげたところ。

「北のセオリー」と「ロイ式物販ビジネス」の組み合わせに取り組み、全てに根拠のある形で、狙って「修羅水準」に到達できたこと。

これが、孔明弟自身の力で実現できていること。この様子は、ミスタロイはじめ、「ロイ式」一期生のメンバーたちも、オンタイムで見てきたことだ。

『0歳〜18歳の子供の英才教育論』は、同じくマスターヒロさんが体系化された『成功シンドロームOS』の中の一つの取組みであるが、仮に大人になるまでの過程で足りないものがあったとすると。

「急がば廻れ」おとなでも一度は、『0歳〜18歳の子供の英才教育論』の部分に戻ってから、丁寧にやり直しをした方が、早いということが分かってしまった。その上で、改めて『成功シンドロームOS』全体を完全にインストールして行く形である。孔明弟の場合は、これが上手く行った。

そんな、30代スタートの孔明弟に比べれば、現在15歳であろうが、圧倒的に早期のスタートということになるので「有利」に決まってる。だから、何歳でも決して遅くはないのだ。人間はその気になれば、死の直前まで必要とあれば変わることができるのだから。

『成功シンドロームOS』
『0歳〜18歳の子供の英才教育論』

マスターヒロさんはとんでも無い叡智を体系化してしまったものだと、驚かされながらも、真剣に取り組めば必ず効果が過程の変化と結果となって現れるものだから。

今、僕も、夢中になってこの「究極の教育論」に取り組んでしまっている次第である。