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「神奈川県カースト制度」安易に自宅・車・学校決めると大変
- 2020.08.28
- 2020.08.26
Aさん:「ご出身はどちらですか?」
Bさん:「横浜です!」
解説しよう。横浜市民は、「自分の出身地を絶対に「神奈川県」とは言わない。回答するのは「横浜(YOKOHAMA)」一択だ。
Aさん:「おお!Bさんも横浜市民ですか?」
Bさん:「生まれも育ちも横浜です。Aさんは何区出身ですか?」
Aさん:「私は「東横線」沿線です。」
Bさん:「うう、し、失礼致しました。m(__)m」
解説しよう。「横浜」と言っても、実際はピンキリであり、都会から田舎まで。そんな中、横浜から渋谷エリアをつなぎ、人気の駅を沢山保有する「東横線沿線」の方は比較的に特別で、「東横線沿線」と言えば、確率論的には大抵の「横浜市民」を名乗る方々に対して「マウント」を取れる形になる。
Aさん:「※心の声(Bさん、そのエリア出身で、よくぞ横浜を名乗れましたね!)」
・・・と口に出さなくとも、AさんとBさんとの間には、ヒエラルキーが発生している状態。しかし、そんな「東横線沿線」出身者も、絶対に敵わない相手がいる。それが、「横浜市中区」。
横浜におけるヒエラルキーのトップに神々しく君臨している。中区の中でもさらに「別格」が、高級住宅地「山手」。異文化と歴史が残る雰囲気ただよう雰囲気。「キング・オブ・ザ・ヨコハマ」もしも本当に、「横浜市民」を堂々と名乗りたくば、横浜市中区の山手の一軒家を手中に収める必要がある。
そうでなければ、「神奈川県外」の方々に対してなら「横浜」は通じるが、同じ「横浜市民」同士の闘いであれば、負けてしまうリスクが高まってしまう。
目次
「神奈川県カースト制度」に「武蔵小杉」は加わるか?
ちなみに、そんな横浜市民から見れば、今人気の駅「武蔵小杉」をエースとして抱える川崎市民というのは、微妙な存在だ。
神奈川県内の「カースト制度」には、横浜、湘南、逗子、葉山、鎌倉、箱根、などがあり、それぞれ主張する地元の世界観があるのだが。「川崎市中原区=武蔵小杉」これは、古くから脈々と続く神奈川県内の「カースト制度」的にどうなのだろうか?
元々「川崎」というのは、「横浜に住めない人が住むところ」。すぐ隣には「横浜」。多摩川を隔てた先には「東京世田谷」。
たった一つの川を越えただけで賃貸の家賃が数万円程値上がり、戸建ての値段なら同サイズでも数千万以上差が出る。その高い壁を越えることもできないのは当然のこと、川崎よりも割高な横浜方面にも立ち入ることができない。
「妥協して利便性だけを追求する人たちが住むエリア」というイメージが、何十年も続いていたはずだった・・・。けれども、日本全国には、約1万の駅が存在する中、「武蔵小杉」というのは、都市再開発以降、今では日本でも「6番目」の人気の駅になってしまった。
「武蔵小杉」には、東急東横線、目黒線、JR南武線、横須賀線、湘南新宿ラインが発着。横浜方面は10分台、東京の主要都市にも、20分県内。利便性の高さから、既に多くの高級高層マンションが立ち並び、都心のベッドタウンとして、約10年前から人口急上昇中。今後も数棟のタワマンの建設が予定されている。
さらには、2020年には商業施設や住宅を含む180mのツインタワーを建設する計画も進行中だとか。。
高校時代、「武蔵小杉」にある私立高校に通っていた僕としては、かつては僕の父が勤務していた会社含む、工場などが立ち並ぶ、どちらかといえば、工業地帯的なイメージだったものが。20年以上の時を経ていつの間にか洒落た街になってしまっていて、対外的には日本の1万の駅の中の「トップ6」として「武蔵小杉」に住むことがステータスになりつつあるとも言うのだから。
「神奈川県カースト審議会」の「守旧派」たちからすれば、「成り上がりモノ」にもほどがありすぎる。昔ながらの「神奈川カースト制度審議会」としては、横浜、湘南、逗子、葉山、鎌倉、箱根、・・・に果たして「武蔵小杉」を加えて良いのかどうか?という部分では、それぞれのエリアが出身地の方々が、それを許すのかどうか?
守旧派: 横浜、湘南、逗子、葉山、鎌倉、箱根
VS
革新派: 武蔵小杉
ここ10年ほど、目に見えない大人の闘いが水面下で繰り広げられている。
「武蔵小杉」から世田谷や横浜山手の学校に送迎するには?
この「神奈川県カースト」は、車を所有するときにも、呪いのように刻印されてしまう。
例えば、神奈川県民のご子息が、横浜山手や東京世田谷の「有名お私立」の幼稚園や小学校に合格して、通学することになったとしよう。これからは、「コロナご時世」なので、当然両親どちらからのお車で送迎。その際、車に刻印されてしまうナンバープレートは、神奈川県の各エリアによって、次のように振り分けられてしまう。
- 「横浜」ナンバー
(神奈川運輸支局)横浜市、横須賀市、鎌倉市、三浦市、逗子市、三浦郡葉山町 - 「相模」ナンバー
(相模自動車検査登録事務所)相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛甲郡愛川町、清川村 - 「湘南」ナンバー
(湘南自動車検査登録事務所)平塚市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、南足柄市、高座郡寒川町、中郡大磯町、二宮町、足柄上郡中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、足柄下郡箱根町、真鶴町、湯河原町 - 「川崎」ナンバー
(川崎自動車検査登録事務所)川崎市
「横浜」ナンバーであれば、当然ながら問題ないだろう。しかし、「相模」ナンバーや、「湘南」ナンバーはどうだろうか?
横浜山手にしても、東京世田谷にしても、周りのママさんたちの視線が気になるのであれば、すなおに「横浜」に引っ越すことを考えた方が良いかもしれない。そうしなければ、通学している期間ずっと、「世田谷ナンバー」や「横浜ナンバー」をつけたベンツやBMWで乗り付けてくる、ママさんたちに、マウント取られてしまったままになってしまう。
大切なお子様も、どんなに素直で良い子でも、粗末に扱われたり、素行の悪い部分だけをあら捜しされて、陰口叩かれる恐れも出てくる。問題は「武蔵小杉」だ。
駅自体は日本全国で「人気6位」だとしても、「武蔵小杉」のタワマンを購入して、車も購入すれば、そのナンバープレートには「川崎」ナンバーがついてしまう。「川崎」が「東京世田谷ママ」や「横浜山手ママ」から、どのような目で見られてしまうのか?既に説明した「神奈川カースト制度」を知れば、もはや説明の必要も無い。
神奈川県外から、人気の武蔵小杉のタワマンを購入し、ついでに車も入手して、「東京世田谷」や「横浜山手」の幼稚園・小学校に子供を送迎しようと考えた場合、かなりな不利益を被ってしまう可能性が高まることは、必須である。
「わ、私は川崎ナンバーですけど、む、武蔵小杉のタワマンなんですからね!」残念ながら「川崎ナンバー」に、言い訳を記載する場所が無いのだから。
「他のママたちが全然仲間に入れてくれません!」「うちの子供と遊ばないように!と言われてるようなのです!」この理由が実は車の「ナンバープレート」にあるというのは、おそらく外から「武蔵小杉」のタワマンに引っ越した大多数の方々は気づかないかもしれない。
自ずと、「武蔵小杉」タワマンの方々は、「川崎ナンバー」による、車での送迎を諦め、「コロナリスク」があっても、電車で「世田谷」や「横浜山手」エリアに向けて送迎するか。
学校の一駅前で車を止めて・・・という工夫が必要になるかもしれない。
適当に自宅・車・学校を決めると不利益を被る恐れがある
「神奈川県カースト制度」にしても、別に僕が創ったわけではない。昔から、神奈川県に住む人達なら誰でも共通的に知っている、人間の集積地が認知した、謎のヒエラルキーであるのだから。
「孔明さんは酷いことを言う!」僕に文句言ってもしょうがない。単にありのままの事実を言語化しただけなのだから。今日言いたいことは、ビジネス・投資で成功する「目標」を定める際に、
- 自宅:一軒家orタワーマンション
- 車:ベンツ・BMW・アルファードetc
- お子様の教育:有名私立学校
・・・などを決めて、それらを「欲しいモノ」として、「◯◯年後までに、必ず手に入れたい!」「目標」に向けて、邁進するのは非常に良いことであるが。
安易に土地付き一軒家やタワマンを買ったり、高級車を買ったり、子供が通学する私立やインターの学校を探したりではなく。こういう、本にはあまり書かれていない「謎のヒエラルキー」の部分も、シッカリと年月をかけて調査をする必要も出てくる。
こういう「ヒエラルキー」は、「神奈川県」だけでなくても、「東京」でも、他の都道府県でも、どこでも存在しているはずだから。
「成功=シアワセ」を掴むために頑張って来たはずなのに、油断をして肝心なところで、安易に決めてしまうと、予想外の不利益を被る恐れもでてきてしまう。「沢山のお金を手に入れてから考えよう!」ではなく、今のうちからシッカリと、緻密な調査をはじめておく必要が出てくる。
それにしても、人間社会って本当に不思議だ。。苦笑
ちなみにマスターヒロさんの、高級車たちは、「横浜ナンバー」と、「世田谷ナンバー」がズラリ。流石です!