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高校生時代01:高校3年間合コンとアメフトだけの日々。真田孔明の赤裸々な過去を暴露
- 2020.03.12
- 2020.03.12
「道は自分で切り開く!」何かを悟り始めた孔明が、男子校時代に命をかけてアレンジした107回に及ぶ女性たちとのお食事会。
柄にも無くスポーツに打ち込んでしまっていた孔明
高校生になった孔明が、ついついときめき、入部してしまったのは「アメリカンフットボール部」。
防具を着てぶつかり合いながら、戦いながら得点を取りあう野蛮きわまり無いスポーツだ。
小学校の時にサッカー。中学校の時に剣道。それなりに部活としてやっていたスポーツはあったものの、どれも何となくやっていただけ。
ところが、このスポーツに何故か心惹かれてしまい、事もあろうに高校生活をスポーツ漬けにしてしまったのだ。
3年間、このスポーツ「アメフト」を中心とした生活を送ってしまった。
ちなみに毎日の生活はこんな感じ。
6:00 起床すぐに朝飯
7:00 学校にて朝のランニングと自主筋力トレーニング
8:30 朝2回目の食事+プロティン(たんぱく質を摂取する怪しい食品)
9:00 授業中 熱い漫画を読みメンタルトレーニング
たまには恋愛漫画を読み心温まる『BOYS BEE...(by「少年マガジン」』
読みながらもこっそり机の下ではふくらはぎトレーニング
もしくは握力を鍛える機会を使って手のトレーニング
12:00 昼飯
昼飯後 校内ジムで筋力トレーニング
13:00 授業中 アメフトの他チームの調査結果のまとめと統計出し
アメフトの作戦考案
ギャグ漫画を読み心リフレッシュ
練習時間にそなえて授業中睡眠
15:30頃(高校の終わる時間って何時だったか?忘れた・・・。)
パンを食べる
着替え
全体でのアメフト練習
20:00 全体練習後 その日できなかったことの自主確認
秘密物質「グリコーゲン」を牛乳に溶かして飲む
筋力トレーニング
筋力トレーニング後 秘密物質「アミノ酸」をそのまま飲む
ビデオで本日の自分の動きを確認。相手チームの確認。
21:00 みんなで近くの定食屋さんで食事。おかず:ライス=1:4 モリモリ
22:00 帰宅
風呂
ストレッチ
夜食+プロティン
睡眠
★ちなみに土日は朝から練習だったため、その分早く帰れた。
これを部活が休みの日の「月曜日」以外、毎日続けてしまっていた。
理由は今となってはよく分からない。強いていえば「思春期」だったからなのか?
高校時代バイトも、一度もしなかった。やっぱり大人になっていく過程の中には、他人が理解できない行動をとる時期がある。
クラスの3バカの一人となる
中学校時代の孔明の経歴を読んでもらった後なら分かると思うが、孔明は勉強の実力も全く無いくせに、筆記試験、面接も受けず、当時偏差値が高かった高校に「書類選考」にて入学してしまった。
更にはスポーツに打ち込んでしまうという、今となっては理解不能なことをし続けていた。
高校の評価基準は中学校のような、「相対評価」という曖昧な基準ではなく、テストの点が絶対である「絶対評価」。
おかげで、めでたく3年間クラスのワースト3には常に入る、「3バカ」の称号を手に入れることができた。
音楽・美術・体育などの、技能強化の成績は抜群に良かったのだが、国語・政治経済・地理・数学・英語等、勉強科目は常にワースト3当たりをさまようことになる。
中でも特に悪かったのが英語。英語に関しての成績はひどい。本当にひどい。
ある年には、1学期の成績は5段階で「1」。2学期の成績は5段階で「2」。
このままでは留年してしまうということで、3学期だけがんばって奇跡的に「4」。
留年スレスレの高校生活を送っていた。
英語の授業は、文法の説明を聞いているだけでも、ぐっすりと安らかなる睡眠をとることができた。
日本人が何で外国の言葉を覚えなくてはならないのだと、戦時中の日本兵のようなこだわりも持っていた。(なのに今海外で仕事をしてるのはなんとも不思議な話・・・。)
これは、みんなが大学の受験勉強を本格的に始める、3年生になっても変わらない。
「勉強をしなさい」とうるさかった両親を、絶望のどん底に突き落してしまうレベルの、残酷な程悲惨な成績表をもらうことができた。
実力が無い人間は努力しないと、その世界で生き残ることはできないんだと、とことん痛感させられてしまった3年間だった。
といっても何故か悩んでなかったのは、アメフトで頭当たりすぎて、おかしくなっていたのだろう(苦笑)。
お食事会
高校生の時の孔明が、スポーツと同じ位打ち込んでいたのが、お食事会の設定と実行だ。
お食事会といっても、食事をすることだけが目的ではなく、「女性の方々と合同」でお食事をするのが目的のお食事会・・・すなわち「合コン(以下「合コン」」。
何せ孔明が通っていた高校は、男だらけの男子校。
高校の中で女性と話す機会は皆無。
思春期といえば、異性とお話をしたいと考えるのは当然。
お話をするために「合コン」を自分でアレンジし、実行することに、命をかけていたのだ。
さらに、孔明と同じ不幸な境遇にある周りの男子校生・・・、すなわち高校の友人たちに、「至福」を、お裾分けし続けていた。
自己目標設定「年間50回のお食事会開催」
一年間は通常約52週間ある。
孔明は高校一年生の頃、一年間に50回この「合コン」をアレンジしようという目標を立てた。
つまり毎週一回は、女性陣との「合コン」を開催しようと心に決めたのだ。
その目標を達成させるため、多忙な部活動の間をぬって、目標達成のための営業活動をしていたのだ。
さて、その方法を明かす前に、「合コン」回数目標に対しての、最終的な結果だけ先に報告させていただく。
「合コン」報告書
1年生 32回 達成率64% 目標未達成
2年生 55回 達成率110% 目標達成
3年生 20回 達成率40% 目標未達成
———————————————-
高校生活合計 107回 達成率 71.3% 目標未達成
結果から言うと、残念ながら高校時代の目標50/年間は、達成することは出来なかった。
けれども、男子校の中ではとても貴重な、女性との「合コン」主催者として、崇められるには十分な回数。
何せ、女性となかなか会話することさえできない同級生たちに、女子高校生や大学生、たまにはOLさんたちとの「合コン」の機会を提供し続けているのだ。
この「合コン」が、男子校の中ではどれだけの価値があることなのか、容易に想像できるであろう。
「合コン」をアレンジできるやつが、男子校の中では偉いのである(笑)。
部活も何もやっていない生徒ならまだしも、年間たった数回のオフをのぞいて、火曜日から日曜日まで毎日スポーツばかりしなければならない境遇。
同級生からも、よくそんな仕込みをする時間があるなと不思議がられていた。
確かに、孔明の自由になる時間は、他の部活動をやっていない生徒に比べて極端に少なかったのは事実。
けれども孔明から言わせれば、忙しいから「合コン」をアレンジできないというのは、単なる言い訳である。
やり方次第ではどんな環境にいようが、ある程度の回数のアレンジはできるはずなのだから。
営業活動のような「合コン」アレンジ
高校に入学してすぐ、男子校のむさ苦しさを、恐ろしいほど痛感した。このままだと死んでしまうとも思った。
朝から晩まで男としか会話ができないのだから。「孔明の青春は真っ黒だ」と心の底から思った。
同じ考えを抱いてしまっていた同級生たちも沢山いた。
そんな中、中学の元同級生で女子高に進学した友達から、「合コン」のお誘いがあった。
女子高生との「合コン」。
彼女も孔明たちと同じく、女子高の環境が入学して、絶えられなくなってしまっていたのだろう。
場所は横浜関内にあるとあるレストラン。
男性5人 対 女性6人。
まさに、「水を得た魚」。お互い夜遅くまで楽しく会話と食事を楽しむことができた。
これが孔明にとってはじめての「合コン」主催だった。
その次の日、孔明は一緒に参加してもらった同級生達から、「本当にありがとう。」と何度も言われた。
孔明もそこまで「本当にありがとう。」などと、他人から感謝されたことは、それまでの人生無かった。
孔明自身、みんなが楽しんでくれて、心の底から嬉しかった。
加えて、その時連れて行った同級生のうち一人が、相手の女子高生の内の一人と、意気投合して付合うことができたのだから。
こんなに喜ばしいことは無い。そして、孔明は気くことになる。
男子高校生活において、みんなが心から喜び楽しめるのは、この女性との「合コン」しかない・・・と。
それに気づいた時から、孔明の営業活動ともいえる、鬼の「合コン」アレンジが始まったのだ。
身近なところから徹底的に攻める
孔明は当時から無理をするのが苦手だった。本当の孔明は臆病者で慎重派。
少しずつしか前にすすんでいくことはできない人間だ。
ましては異性が相手となると、様々な感情が障害となって立ちはだかる。
加えて孔明はジャニーズ系の顔をしているわけでもなく、小学・中学生活共に女性からもてたことは無い。
バレンタインデーでも、義理の「チロルチョコ」位しかもらった記憶はない。
どちらかというと、女性に対しては奥手な方だったのだから。
こんな孔明が、どうやって3年間で合計107回も、「合コン」を主催することができたのだろうか?
その秘密は、自分自身でいくつかルールと方法をあらかじめ設定。
自分の感情で動かないようにマシーンの様に、機械的にやる方法を続けていたからだ。
ひたすら地道に。
孔明は最初、「合コン」アレンジしようと心に決意を決めてからも、どうやって「合コン」アレンジすればいいのか本当に悩んでいた。
街には沢山、女子高生や女子大生は歩いているが、ナンパ氏のように気軽に声をかけて、「合コン」のセッティングを決めてこられるような、肝の据わった人間では無い。
考えた結果、知っている人からだったら声をかけやすいということで、元同級生たちに目を向けた。
つい数ヶ月前にもらったばかりの、中学校の卒業アルバムを手にし、まずは今まで一度でも話したことがある同級生に、電話をかけることを始めた。
続く・・・
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