大学生時代01:アメフト推薦入学後が辛かった大学生活!真田孔明の赤裸々な過去を暴露

  • 2020.03.12
  • 2020.03.12
部室

スポーツ推薦で入学した大学生活

大学に入学!これからエンジョイおきらく学生ライフがスタート!・・・とは残念ながらすんなりは行かない。

何せ大学には、受験勉強などは一切せずに、走る・跳ぶ・当たる・倒す・持ち上げる等の運動種目と、形だけの作文・面接という試験、「スポーツ推薦」で入学してしまったのだから。楽の後には苦が待っている。

「サークルだ!」「コンパだ!」「何だ!」と、毎日浮かれまくり、楽しみまくっているクラスメイトたちを横目に。辛く悲しい大学1年生、体育会下っ端人生のスタートだ。

昨年までは高校3年生。体育会の最上級生と言えば、まさしく神様。神様からゴキブリちゃんへと一気に再転落である。

当時、日常に使用されていた言葉を思い出しながら列挙した。なんという悲惨な大学生活を送ってしまったのだろうか?

孔明の大学体育会時代用語集

しばき:ぐーや、キック等で、ボコボコにされる事。たまに道具(椅子等)を使っても。

しめ:4年生の命令で、2年生に呼ばれ、「教育的指導」と称し、ありとあらゆる陰湿ないじめを受ける。結構長い時間続くのが特徴だ。

ボーズ:「坊主頭」の意味。頭をバリカンで、暇な先輩にかられてしまう。

やらかし:下っ端の仕事上でミスを起こす事。「やらかし」をすると、4年生の指示で、様々な判決が下される。

おつき:1年生は必ず4年生の誰かの専用のおつきになる。練習道具の整備や支度、タバコ・ジュースの買出し等、全て責任を持つ。

グランド:練習で気合が入っていなかったり、4年生の気分が悪かったりすると、「1年グランド」という声がかかり、「やめ」という声がかかるまで、永遠にグランドの周りを走っていなければならない。

えんげい:練習後や練習前先輩たちの気分が優れない時や、合宿中は「えんげい(=演芸)」という指示が突然かかる。何か芸を即座に考え、実行しなければならない。その時のトレンドをしっかりと把握してやらず、寒すぎる「えんげい」をやってしまうと、逆に「やらかし」とされてしまう事がある。

下克上:後輩が先輩をぶっ飛ばしたり。倒したりする事。人間同士の組織ですのでたまに起こる。「下克上」がおこる範囲としては2代以内。

例えば1年生だったら3年生まで。2年生だったら4年生までの範囲内というのが殆ど。1年生から4年生はまずない。いくら先輩でも、実力が無いのに「いばっているだけだ」という事が分かってしまうと、下っ端が何か精神的に追い詰められた時、たまにこの「下克上」が発生してしまうのだ。

ごっつあん:先輩が後輩に飯等をご馳走する事。たまにはこういう事もある。そして食べ終わった後は、「ごっつあんです!」と言うのがマナーだ。

・・・今考えると、よくそんな事に耐えられたな、と思ってしまうが、意外に人間慣れると出来てしまう。それが「当たり前」という感じになってしまうのが不思議だ。

孔明が過ごした体育会の面白法則

高校、大学、どの体育会の部活にも見られるであろう、絶対共通事項があるので、面白いので紹介させて頂く。

色々な体育会出身の友人達に聞いたのだが、聞いた人全員から「あったあった」「いたいた」と言う共感のコメントをもらっている。

いや、体育会だけでなく、サークルや、クラブ、などでも恐らく一緒だろう。はたまた会社も・・・。

【絶対共通事項】

★初め後輩にいきがっている先輩ほどプレーが下手。

初め入部したばかりの時、部内の仕事、練習と、必ず1年生を指導したがる先輩がいる。

そしてその人達は必ず、何も知らない1年生に対して、いきがって接してくる。

「お前ら、大学の体育会を甘く見てるとしばかれるぞ!」って感じで。

けれども、1年生達はしばらく経つと知る事になってしまう。あの先輩ってあんなにプレー下手だったんだ・・・。弱かったんだ・・・。

そして、その先輩は「下克上」の対象となってしまうのだ。

結局はどんな上下関係のルールの中にあっても、個々の人間性と実力って大切だ(笑)。

あんなこんなの、1年生という下積み生活も今となっては良い思い出だ。

時間が経つのは本当に早い。

体育会の生活自体、山あり谷ありと色々あったが、孔明は高校時代から「アメフト」を続けて、スポーツ推薦入学。

大学でも引き続き燃えてやっていたので、ある程度の結果を残せて当たり前。具体的には大学3年生の春の西宮ボールと、大学4年生の秋の東西オールスターには選抜された。

体育会での武勇伝をここで紹介しても、面白くもなんとも無いので特にお話はしない。

孔明が大学生活のほとんどの時間を費やしていた体育会生活“以外”の部分を、「氷山の一角」ではあるが、次に紹介させて頂く